あひる町の住人~兼業画家ライフ~

兼業画家をしています。高知在住。にゃんず・釣りやギター・ハシビロコウネタ、など、悲喜こもごもの土佐日記です。

グラデーションが美しい洋画をはじめました~大野洋平さんの絵画教室@Clef

2017年04月02日 | 【絵を描くこと】


いの町天王・Clefで2017年4月から始まった絵画教室
大野洋平×洋画サークルに参加してきました。



昨年2016年に大野洋平さんの個展がClefで開催されていました。

高知新聞の記事はコチラ。大野先生の素晴らしき経歴も記載されております(*^^*)




※ClefのFacebookページより抜粋

個展には行けなかったのですが、このSNSで絵を拝見したとき、繊細なタッチと鮮やかな色、画風に感銘を受けました。


【基礎から学びたかった絵画】

僕は幼少の頃、絵が好きでした。でも描く絵はいつも下手でした。

小学校3年生の夏のある日、絵を習っている友人に連れられて絵画教室を体験しました。

髭で黒渕眼鏡・少し長髪の先生が、庭のあるアトリエで5人くらいの生徒に優しく教えていました。僕もその時に体験ということで描いてみました。誉めていただいて嬉しくなり、さっそく親に「習いたい」と相談したところ、残念ながら許してくれませんでした。

その頃の僕は病弱で、病院通い。経済的に余裕はなかったのでしょう。

今思うと月3000円だったのですが、当時の金額としては高額だったのでしょうね 笑

その後は独学で漫画や絵を描いていましたが、才能もなく、何を描いていいかも解らず中学生の頃ギターをはじめ、情熱は途切れました。

〈いつか基礎から絵はやりたいな〉

そんな想いを経て42年後…

先日のClefで勝手にスーパー3daysのとき、オーナーの葉っぱさんから絵画教室を開くということ聞きました。

カウンターで黙々と絵を描いている氏が先生だと御紹介いただきました。まさにあの小学生の時に出会ったやさしい絵画教室の先生のイメージでした。

そして大野先生の繊細で美しい絵…

という訳で参加を即決したわけです。

さすが、出会いのカフェ・Clefです(°∀°)


【準備】



さっそく指定された道具を2500円程で購入。内田文昌堂の2Fで揃えてきました。

STAEDTLERの消しゴム
コミックケント
擦筆(さっぴつ)
2H H HBの鉛筆
定規

「2H」の固さの鉛筆、「コミックケント」「さっぴつ」使ったことがありません。

鉛筆は、絵を描くには固いものを使うなぁと思っていたのですが、あえて習うまで前情報を入れず、素直に先生の言うことをしっかり聞くことを心構えにしました。



【一日目・グラデーションを学ぶ】



土曜日の午後1時開始。和やかに教室が始まりました。



まずは鉛筆一本でグラデーションを出す練習。

最初は戸惑いましたが、解ってくると、これがめちゃくちゃ楽しい!

僕の使っているSTAEDTLERの鉛筆は芯が硬く、UniのHくらいのとこと。これから参加する方はUniをオススメします。

「リラックスしながら集中していると、店内の音楽が聴こえてきますよ♪」と、先生。
この時点ではまだ僕の耳には音楽が入ってきませんでした 笑


そして「さっぴつ」を使ったボカシのグラデーション。
あっという間に一時間が経ちました。


そして、画力を確認するということで、瓶を描きました。



僕は真正面だったので、比較的書きやすいとのことでしたが、なかなか難しい。何かを見ながら描くのは高校の授業以来。「どこから描けばいいのか…影の付け方、どうやるんだろ…」



「…」

迷っていた僕。すると先生は「思うように描いてください。画力を確認するだけですから、自由に描いてください」

それを聞いた僕は…
「そうですよね、初めてなんだから、上手いはずないですからね 笑 まずは画力を見ていただかないと…」と開き直りました。そこから集中。



時おり、聞こえてくるのは連れてきた息子(小2)の声。クレフマスター・北斗さんと勉強している「九九」だったり、店内の音楽を聴こえてきたりして…なんともリラックスした時間。

※北斗さん、ほんっとにいつもありがとうございます。


我が家の作家さん(妻)は談笑しながらアクセサリを作っていました。


(またまたClefで置いていただいておりますよ♪)

ということで!それらの音が聴こえてくるということは、逆に集中しているということ!楽しんでる自分発見!(°∀°)

そしてあっという間に瓶を描き始めて一時間。


なんだか漫画っぽいボテボテっとした瓶に…笑

葉っぱさんと、他に参加されていた女性はシュッとした正確な大きさに描かれておりました。流石です。

それが大野先生のおっしゃる「画力」であり、個性だそうです。

しかし、僕が鉛筆一本でここまで描けたのは、最初に習ったグラデーションのおかげです。

先生曰く、「洋画に仕上げていくには、この個性を無くして性格な絵を描く」のだそうです。だから定規がいるのですね。

性格な寸法とグラデーション。やがてさっぴつを使ってぼかしたり、色をつけて仕上げていく。もうワクワクさんな僕ですよ(*^^*)

これから月に4~5回、土曜日午後一時からの二時間が楽しみです。

ぜひ、一緒にやりませんか♪


↓お問い合わせ(´ω`)

【Clef】
〒781-2123
高知県吾川郡いの町天王南4−1−1
天王ニュータウン内・サンプラザ新鮮館敷地内。美容院Blanc hair横)
TEL:088-850-1870
FAX:088-850-1870



【おまけ】



絵画教室終わりは、美味しいキャロットケーキとコーヒー、そしてプーレで楽しみました♪


ミュージシャンであり、オリジナルふんどしを作っているやまゆうさん製作のプーレで遊ぶ葉っぱさんと息子。ことことと釘とビー玉の音にほっこり(´ω`)


すっかり釘師になっている北斗さん 笑



「はい、パパの負け~」



「ウマ!」

このケーキとゲームがあれば、また息子も付き合ってくれそうです 笑

実は裏テーマが。

親が何かに挑戦して頑張っていたり、楽しんでるところを見せたかったんですよね。

オレの背中を見て感じろ!的な
…苦笑。
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