あひる町の住人~兼業画家ライフ~

兼業画家をしています。高知在住。にゃんず・釣りやギター・ハシビロコウネタ、など、悲喜こもごもの土佐日記です。

専業主夫ってどうなのかな話。

2016年11月09日 | 【エッセイ】
仕事を休んだある日。

いつもの時間に起床。家族は寝ている。

朝食をとり、夜タイマーで洗濯した洗濯物を干す。

みんなを起こす。朝食はそれぞれ食べたいものを自分で用意する。

そして昭和のオカンのように「車に気をつけてね」と言いながら息子を学校へ、妻を仕事場へ送り出す。

部屋中の掃除をして一息。コーヒーを淹れる。極上のひととき。

この日は午後に授業参観。それまで買い物や自由な時間。

夕方帰ってきて洗濯物をたたみ、夕食の支度。

支度の間は子供に宿題をさせたりピアノの練習させたり、学校やともだちの話を聞く…

夕食を食べさせ、片付け。子供をお風呂に入れる。

あっという間に9時。寝かす用意をしている頃、妻が残業から帰って来る。

子供を寝かしつけてやっとビールを飲む。今日一日の出来事を妻と語る。格別なひととき。

自分が仕事に行かなくてもこれだけの家事がある。一日があっという間だった。

とはいえ、家事は自分に向いている。

もし主夫だったら、家計簿をつけてやりくりしてるだろう。趣味のギターも、もう少し弾く時間も持てる。家事をしながら好きな音楽も聴ける。

評価は家族の笑顔だけでいい。気持ちよく家で過ごせればいい。

ああ、できることなら主夫になりたい(笑)



「パパ、がんばれー」(笑)



実際、主夫ってどれだけの人数がいるのだろうか?



アメリカでは専業主夫が2006年に15万9千人に達しているらしい。
1996年は4万9千人ということだから、10年で11万人増えているといことになる。
いろんな情勢があるのだろうが、ここでは書きません(笑)
Wikipediaによると「高学歴の男性が多い」ということで、僕には資格はありません、よろしく哀愁。

【日本ではどうだろうか?】
国勢調査によると、2005年の専業主夫は2万1千人、5年後の2010年にはなんと6万人に達しているという。
ちなみに専業主婦は2010年・約690万人とのこと。圧倒的だ。まだまだ主夫は少ない。

・・・ん、僕は何を調べてるんだろう(笑)
やはり世間一般的には「主夫」はかなり変わり者なのかもしれない。





残念ながら、会社の仕事はがんばっても評価はない。

仕事できる人に仕事は集まり、集まった仕事が出来なければ経営者から叱責。仕事出来ない(やらない)人は関わらないから会社からは何も言われない。関わらない方がマシという空気が漂う。給料は変わらないのが笑えます。

逆に仕事をだらだらやれば残業代を稼げる。実際は能力のない人間の方が年収が高いという矛盾を抱え、そんな会社は人間関係が上手くいかない。

たとえ会社から評価をもらったとしても、少しの賃金アップとそれに似つかわしくない責任の重圧と仕事量が増えるだけだろう。そしてうつ病になるか、体は病気になるに違いない。病気になれば会社からはお払い箱だ。どちらにせよ家族にも迷惑かける。

おっと、かなり脱線な愚痴。


好きな人とだけ会って、あとはひとりで家事をして、家族と気持ちよく健康に過ごしたい。

妄想は無料なので現実逃避してみました。お疲れのようです・・・。

「専業主夫」になりたい男たち という本をみつけました。読んでみようかな(笑)



ここからは現実・・・

共働きだから、家のローンも払えるし教育費も安心。子供には好きなように、やりたいことをやってもらいたいから、選択肢を広げてほしいから頑張れる。
やっぱり仕事を頑張ろう。

でも、主夫って魅力的(笑)

無限のループに入りこんだところで、2本目のビールを開けた。
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