CHAPPAQUA SUITE: Ornette Coleman
「チャパクア」と云う、金持ちの息子の自主制作映画が作られたらしいが、観てはいない。そのサウンド・トラックにはラビ・シャンカールの音楽が採用されたとのことであるが、このオーネット・コールマンの「チャパクア」は、不採用になったサウンド・トラックであるとのこと。二種類のサウンド・トラックを吹き込んでおくとは、金持ちは違うね。
なぜに採用しなかったかは、この音楽を聴けば判るのではないだろうか、完全に映像を超えてしまっている。この音楽をサウンド・トラックに採用したら映像の陳腐さが際立ってしまう。優秀な人材を忌避する、愚鈍な雇い主といったところだろうか。結果として「チャパクア」なる映画は、一般には無視されたのだろう。
"Chappaqua Suite" CBS(FRA)66203 A Film By Conrad Rooks Chappaqua Suite Part 1 Part 2 Part 3 Part 4 Ornette Coleman (as, tp) Pharoah Sanders (ts) David Izenzon (b) Charles Moffett (d) and strings Joseph Tekula (dir) 1965/06/17勿論と云うか、当然の如く、ピアノ・レスとなっています。
投稿済み・準備中を含め アルバム・ジャケット一覧 を用意しました。
2005/06/12 ものずき烏 記
裏のジャケットを載せたのは...警察車両に乗せられた犯罪者が、こんなポーズで顔を隠していたのをテレビで観たからなのである。...そういえば、この監禁男も金持ちの息子だ!