父ちゃんの小部屋

自称「仕事と子育てに忙しいオトーサン」のオフタイム充実ブログ

Super GT 2024 富士公式テスト

2024-03-28 21:56:44 | 旅行記


「プロのレーサーは、このコースをどう走るんだろうね?」とは、PS4のコントローラーを握りしめ、グランツーリスモで富士スピードウェイを激走中の長男。妻の話によると、最近彼は俄かに車の運転に興味を持ち始め、春休み中隙を見つけてはグランツーリスモ三昧らしい。これまで全く興味が無さそうだったのに、何かきっかけになる出来事でもあったのかしら? 彼が富士スピードウェイにこだわるのは、実際に訪れたことがあるサーキットゆえに馴染みがあるからだそう。「ダンロップコーナーから最終コーナーにかけての走り方が分からない」とのことで「久々に富士に見に行きたくなった」とか。



ならば、と言うことで、早速長男を連れて富士スピードウェイでのSuper GT公式テストへ(3/23)。午前中は時折止むこともあったものの生憎の雨模様で、路面はフルウェット。みぞれが混じるほどに気温も低くて、観ている側にも辛いコンディションだったけれども、久々に間近に見るレーシングカーはアツくて、親子共々テンションが上がった。



各マシンが全開で駆け抜けるメインストレートは、巻き上げられる水煙で真っ白。GT300とGT500のマシンとでは、エンジンの出力以上にエアロダイナミクスで大きな違いがある様だ。後者の方がフロア下からより大きなダウンフォースを得ていることが、巻き上がる水飛沫から視覚的に感じられた。



鼻にツンとくるエグゾーストにタイヤの焦げる匂いと、耳に刺さる爆音。これらが健康や環境にはあまり良くなさそうなのは確かながらも、モータースポーツの迫力を形作る大切な要素の一部であることは間違いない。自動車やモータースポーツの未来が、これまでの単純な延長線上に描けないことは確かな様だけれど、だからと言って、安直にただ動力を電動化すれば良いというものでもないはずだ。トヨタは水素を燃料とする内燃機関でルマンに勝利することを念頭に、ここ数年スーパー耐久で技術を磨き続けている。Super GTでも、使用するタイヤ数の削減やカーボンニュートラル燃料の使用など、環境への配慮を意識した取り組みが始まっている様だ。内燃機関をブン回す”アツい車”による迫力溢れるレースの持続に向けたそれらの挑戦を、一人のファンとして頼もしく思う。

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カローラ・ツーリングHEV(3ヶ月)

2024-02-10 18:26:13 | 
カローラツーリングに乗り換えてから3ヶ月とちょっと。この車の特徴を端的に言い表せば、「とても運転しやすい車」の一言に尽きる。もちろんこれは褒め言葉で、日本の道路事情に適した車体サイズ、視界の良さ(Aピラー周り斜め前方の死角が少なく、また、ドアミラー越しに左右リアフェンダーの稜線、後輪の位置が見切れる etc.)、座り心地とサポート性に優れ、長距離走行でも疲れにくいシート・・・など、いろいろあれども、一番は「癖のない素直な操縦性からもたらされる安心感」に依るところが大きいと感じている。これならば、あと何年か後には免許を取得するだろう息子らも文句は言うまいて。

この車、動的、静的質感のいずれも、価格相応にユーザーが抱く期待値の「ほんの少し上」を狙ってバランスされている事がつぶさに感じられる。乗り手に大きな不満を感じさせることのない性能や装備を担保しつつ、過剰なスペックも与えない、という絶妙なセンに落とし込まれており、トヨタの製品企画力、エンジニアリングの巧みさに脱帽する。良品廉価。このあたりのバランスはまさにカローラで、伝統の車名を引き継ぐに恥じない。

最近のトヨタ車は、静的質感よりもむしろ動的質感に重きをおいて仕上げられている様で、欧州車から乗り換えても違和感がないのが嬉しい。子供の塾通いの送迎など、妻も頻繁に乗る様になって、マイレージの伸び率は前車カングーよりも高いけれども、ハイオクを贅沢に燃やしていたカングーと比べてハイブリッド仕様のカローラは本当に少食で、燃料代が前車の半分にも満たないのは地味に助かっている。

好天に恵まれた今日は、先日の雪道で汚れた車を洗車したけれども、車高が低い車は本当に楽。走りも良いし、背の高い車にはもう戻れない。スタッドレスからノーマルタイヤへ戻す日が待ち遠しい。
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謹賀新年

2024-01-01 10:48:42 | ブログ
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年こそ平和な一年となります様に。

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カローラ、冬支度

2023-12-17 17:23:09 | 
カングーではオールシーズン・タイヤを履かせていたのだけれども、カローラでは冬季シーズンとそれ以外とでタイヤを履き替える事にした。理由はシンプルで、オールシーズン・タイヤが普通に不満なくオールマイティに使えるタイヤであることは充分に理解できたものの、やはり二兎を同時に追うことの難しさも感じたから。我が家の車で氷雪路を走行する機会はあまりないけれど、降雪が心配される地域に行くこともあるため、天候を気にせず安全に走れることを重視して冬支度を整えた。

カローラの冬靴として選んだのは、ピレリのIce Zero Asymmetrico。国内メーカー製スタッドレス・タイヤは速度レンジがQ(~160 km/h)である一方、Ice Zeroは ~190 km/h のTレンジ。我が家の用途的に非積雪路面での走行が主であることから、剛性が高いものを選んだ。カングーに履かせていたCinturato All Season plusで、滑りやすい路面でのピレリのコントロール性の良さは理解しており、Ice Zeroもきっと頼りになるはず。サイズは、WxB以外のカローラが標準装着する195/65R15を選択した。WxBドア内側に貼られた指定空気圧を示すコーション・ラベルには、215/45R17と205/55R16の2サイズしか記載されていないけれど、15インチでも問題なく履ける。その場合のタイヤ空気圧は、車両取扱説明書に記載のとおり前250 kPa, 後240 kPaとなる。自分はホイールのセンタリングには気を遣う派なので、組み合わせたホイール(量販店のタイヤ+ホイールセット、WedsのVelva Charge, inset 43)に合うサイズのハブリング(73mm/ 54mm)を入れて装着している。



履き替えてから200 kmちょっとを走って、ドライの舗装路面走行時におけるIce Zeroの剛性感の高さには感心している。これで氷雪路へ食いつくのであれば、やはり最近のスタッドレスの技術進歩は素晴らしい。インチ・ダウン(17から15)とタイヤ幅狭化(215から195)の影響もあってか、冬タイヤ装着による転がり抵抗の著しい増加や重量感はなく、雨天の高速道路上でのフィーリングも悪くない。もちろん絶対的なグリップや剛性感は夏タイヤと比べるまでもないものの、スタッドレス・タイヤでこのレベルならば個人的には満足。そして、シャシー性能に優れた車は総じてタイヤ性能への依存度が低く、どの様なタイヤを履かせても、そのタイヤなりにそつなく走ってしまうものなのだけれど、カローラもまた、履いたタイヤなりにバランスの取れた走りをすることに気がついた。つくづく良い車になったものだと思う。
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久々の飛行機

2023-12-16 19:04:23 | 旅行記
羽田にて。何気なく窓の外を眺めていたら、めずらしい機体(政府専用機)がいた。


往路はあいにくの天気でずっと厚い雲の上を飛んでいたけれど、復路は好天に恵まれたので富士山も見えた。


羽田に降りようとしているところ。


iPhoneのカメラ(小生のは13 mini)。よく撮れるなぁと思うのだけれど、コントラスト高め、色合い濃いめで、代を重ねるごとにどんどん表現がキツくなってきている? ありのままを写しとるというよりはむしろ、印象に残る画創りを目指しているのかも知れない。Computed photographyという言葉を目にしたことがあるけれども、例えば普通のカメラだと撮影に困る、暗い客席と明るいステージをフレームに収める様な明暗差が激しい場面でもなんとかなるし、CPUのパワーに任せた画像処理力は確かにすごいと思う。
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