エッセイ 中性脂肪 【春・自由課題】 2017年3月31日
中性脂肪を減らそうと、真面目に薬を飲んでいる。
周りの人が、深刻な病気や認知症になったなどと聞くと、最近の物忘れも、そのひとつかなと心配になる。
コレステロールなどはいつも基準値内だが、中性脂肪が異常に高い。
数値の単位の読み方は分からないが、通常30から150ぐらいが基準値らしい。
私は多い時には800位あった。
そのことで何かの症状があるわけではないが、もしかしたら体の奥深く、少しずつ病気が進行しているのではないかと、不安が、時々頭をよぎる。
それ迄も薬は飲んでいたが、きちんと続かなかった。
担当の医者が都心に移って通うのが遠くなり、半年前から近くの病院に変えた。
病院には月に一度、血液検査に行く。
朝食抜きで早い時間に採血をすると、一時間ほど後に結果が分かる。
その数値をみて診察し服用する薬が決まる。
最初の薬は驚くくらい数値が下がった。
次の月もこの薬を飲んでいたが、時々体がむずむずし、気がつくとあちこち掻いている、副作用が出たのだ。
そのことを伝えたら違う薬に変えてくれた。
痒みは収まったが折角下がった数値が元の数字に戻ってしまった。
私は何かにはまるとずーとそれが食べたい。
以前は毎朝ピザトーストを食べていた。これが原因だとは分からないが、毎日チーズはいけないのではと思って止めた。
次は明太子、魚卵もよくないかも知れないとそれも止めた。
医者に「毎朝食べていた枝豆も止めていたんですよ」と言ったら「ほう努力されていますね」と褒められた。
でも効かない薬では仕方がない、前の薬に変えてもらった。
よく効く薬は夕食後に飲んでいた。
お風呂に入り暖かい布団に入ると途端に痒くなる。
だから昼ご飯の後に飲んだらと提案をして、今はそのようにしている。
でも私の体に二錠を飲むのは多いのかもしれない、時々ポリポリと首のあたりを掻いている。
先生の講評・・・微細は書かれているが、どこかで「まとめ」、突出しなければならない。
例えば 最後の行に 「静かなサインは逆に怖い」
つつじのつぶやき・・・「それ迄も薬は飲んでいたが・・・・・・」の2行はいらないのではと反省。
また、食べ物の部分をもう少し書いたほうがよかった。