土の上にも三年

農への道

消費期限を2ヶ月以上過ぎたパンを食べてみました

2011-06-14 14:13:33 | おとおさん日記(私生活系)
はじめにお断りしますが、山崎製パンさんのネガティブキャンペーンではありません。

単純な疑問として3月29日消費期限のパンが、なぜ6月14日に食べられた(少なくとも普通に食べられた、という意味です。)のか、

大変興味深かったので、お客様相談窓口に電話して聞いてみたんです。

受付のお姉さん、変な質問ばかりですみませんでした@@;


まずは食べたパン


特に見た目は変わりません。



でもこの通り、思いっきり期限切れてます(笑)



内容物


まぁごく普通の山崎製パンです。

他のパン屋に比べたら若干いろいろ入ってますが(笑)



中身





表面上はなんら変化はありません。

やや硬くなってるかな?程度で匂いにもおかしな点は感じませんでした。




割ってみると



やっぱり普通。

匂いも普通。

カビも腐敗も見当たらず、やや風味が落ちている感がありますが匂いにも不審な点はありません。




美味しそうなので食べてみる




ちょっと水分飛んでるかな?ぐらいなもんです。

うん、美味しいですね。



真似はしちゃいけません!

体壊しても責任取れませんから@@;



ではお客様相談窓口に電話してみましょう。

再度書きますが、クレーマーになるつもりもネガティブキャンペーンするつもりもありませんので、そういった系の内容は期待しないでください。


大まかに聞きたかったのは、

・防腐・防カビ対策

・何か特別な製法があるのか

の二点です。

・まず防腐剤。

A.防腐剤は使用していません。工程で細心の注意は払ってますが、全くの無菌室で作られているわけでもないですし、それほどまでに期限が切れたものは見た目に変化がなくても品質・細菌数に変化が起きている可能性がありますので、食べることをおすすめは出来ません。

・パンやお菓子を作っているが、これほどの期間で特に変化がないのは保存用に素晴らしいのではないか?

A.申し訳ございません。当社のパンは保存用目的に製造しておりません。特別な製法も使用しておりません。強いて言えば先ほどお話したように、工程には細心の注意を払っています。
パンというものは大変傷みやすく、まず最初にカビが生えますが、保存状況、菌類の有無、温度湿度など、状況によって傷みやすさは一定ではございません。そうした観点から、消費期限には最大限安全を見込める設定をさせていただいております。


・お菓子作りなどに特別な製法があるならアドバイスはないか?

A.特別な製法を使用しているわけではないですし、防腐剤も使用しておりません。


ふむふむ…

内容に関してはやや改訂してます。

やはり山崎製パンさんにしてみればこんな内容には答えにくいでしょうし、最初は「…(え?)…」みたいな空気を感じました。

クレーマーか?とか思われたかも。

精一杯フレンドリーに会話しました。


多少の常識は持ち合わせていますので、まぁ想定通りの答えが返ってきたに過ぎません。

返答は額面通りに受け取るのがひとまずの礼儀です。


・防腐剤・防カビ剤を使っていない部分

おそらくこれは事実でしょう。

ただし「防腐剤・防カビ剤」という名目の添加物は使っていない、という内容ではないかと察します。

パン作りの過程でアルコールは使っているでしょう。

食品になった段階である一定数値以下であれば記載しなくて良いことになってます。

殺菌に殺菌を重ねていなければ、防腐剤・防カビ剤を使っていてもさすがに2ヶ月以上経過したパンに、カビ一つ付着しないわけがないです。

あとは梱包技術でしょうか。

何にしても「無菌」を徹底しなければ到達不可能な領域じゃないかと。




で実はここからが本題です。

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