桜陰堂書店2

ここは「超時空要塞マクロス」(初代)の二次小説コーナーです
左、カテゴリー内の「店舗ご案内」に掲載リストがあります

マクロス 序章

2009-05-04 22:33:29 | マクロス 序章
 はじめに

 今回のSSは「マクロス」BEFORE(相変わらず公式設定は無視しています)。
 なので、輝と未沙は一切絡みません、又、話は多少シリアス系です。
 予めご承知おき下さい。
 話は「進宙式」直前の、輝と未沙達の近況報告みたいなものです。
 飛行機が飛ぶシーンばかりなのですが、桜陰堂、飛行機の事は全く解りま
せん、そういうシーンは全部デタラメです、ごめんなさい。
 毎度の事ですが、長いので、お暇な時に読み継いでいって下れば幸いです。

※wik及び「ブービー・トラップ」で確認した所、「マクロス」前の輝は、エア・レ
ースの賞金で生活してる設定ですね、ならば、「アマチュアの~」は変だと思い
ます。そういう訳で、この「序章」の中では、プロの賞金稼ぎに設定しています。
(「ブービー・トラップ」での少佐の発言「アマチュアの大会で2・3度優勝したく
らいで」は、桜陰堂、聞かなかった事にしました)。


    オリジナル・キャラクター

 ジャン・マルタン フリーランスのエア・レーサー。愛機は、黒いボディにマリリ
            ン・モンローを描いた、ユーロ・ファイター。24歳。

 クルト・フォルツ フリーランスのエア・レーサー、実力、NO.1。機体はブルー
           のボディに鮫口、メッサーシュミット社のBf176。26歳。

 ロディ・フィッシャー  ロッキード社のエア・チーム、「フライング・コブラ&ロッキ
           ード」(略称 FC)に新しく加わったパイロット、機体は、シルバ
           ー・ボディにレッド・ストライプのスーパー・ロッキードP-61・カ
           スタム。22歳。

最新の画像もっと見る

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆば)
2009-05-17 12:34:42
わーい新作だ!

出会う前の輝、未沙、ミンメイがそれぞれの世界で生きている様がなかなかリアルで、
あぁきっとこんな感じだったんだろうなと興味深かったです。
この後いよいよ進宙式を迎えるのね!第一話に続くのね!このバラバラな世界にいた3人の運命が複雑に絡み合う事になるのね!となんだかワクワクしましたw

どうにも頭が悪いので思った事が気の利いたコメントとして出てこないので悔しいのですが(;´∀`)とてもおもしろかったです。長さを感じず一気に読みましたw楽しいお話どうもありがとうございました~!
返信する
ありがとうございます (桜陰堂)
2009-05-17 14:31:59
ゆばさん

お仕事期間中の忙しい時に、長いのを、お読み頂きありがとうございます。
それぞれ違う世界に居る3人、その3人にリアリティを少しでも感じて頂けたのなら、作者として、これ以上嬉しい事は有りません。
まるで違う世界で生きていた3人が、「進宙式での出会い」と云う運命に、手繰り寄せられていく様を書いてみたかったので、そこに面白さを感じて頂けたとしたら、本当に嬉しいです。
尤も、書き出した時は、輝一人の話で、未沙は、前夜、自室の窓から火星を眺めてるシーンだけ、ミンメイは登場予定なし、だったんですけど。(笑)
返信する
Unknown (rin)
2009-05-18 22:06:58
うわ~い、新作~^^

レースの場面なんて、全然思いつかないよぉ~
すごいなぁ・・・・
返信する
ありがとうございます (桜陰堂)
2009-05-18 23:05:37
rinさん

わ~!こんな長いの読んでくれたんだ、ありがとう。しかも、rinさん苦手のオリ・キャラが何人も居るのに。
 レースっぽく思えた?
 何せ、空想の産物なので・・・。
 今回の事で、アクション・シーンは苦手と自覚しました。
 書けども、書けども、レースと空戦ばかりで、いい加減メゲて、投げ出そうと思いました。
 長い時間、お付き合い下さって、本当にサンクスです。
返信する
未沙の部分がいいっす♡ (理沙)
2009-05-19 11:04:58
中々来れなくてごめんね~。( ^ω^ )
大作、本当にお疲れ様でした。

私は1度ざっと一気に読んでからよくよく吟味してコメントする様にしているのですが、、レースの部分は直ぐに絵に出来たものの、(レースコースもあったしね。これを表示したのはわかりやすくていいです♡)フォッカ―と未沙の「戦略」のディベート部分が、流石に頭の中で映像にしにくくて、言っている事を組み立てるまで時間がかかりました。
すみません。「絵」に出来ないと納得できない厄介な奴なので。(;´▽`A``
ただ、未沙が士官としては優秀過ぎて、結果を求めるがあまり、本当に大事な事には気づかないという当時の傾向を、表現した滅多にない場面でもあるので、それをよくフォッカ―に語らせたなぁ、作られたなぁ、と感心してしまっています。
こういう未沙の部分、私ももう少し何とか作りたいですわ。
やはり男性ならではと言うか、こういう「論理的」に組み立てる作風が違うな~、その観点が素晴らしいなぁと思いました。
…しかし、ちょっぴり辛口もあったりします~。シショーノヒトコト( ̄▽ ̄)フフフのフ♡
全体的なまとまりの話ですが。
3本の糸が、それぞれ1本の「運命のマクロス」へ手繰り寄せられる様子が、もう少し「簡潔」に書けていたら、より良かったかな~、と感じました。
例えば、3本の糸に共通する何か「言葉」とか「表現」を使ってみるとか…ね。
次回作作る時に、最終的にそこにもうちょっと時間かければ、より良くいいものになるかと思いますよ。
がんばってみてくださいね~!( ^ω^ )/

ところで。
「輝のレース部分」は、何か参考にした映画などがあるのでしょうか。
よろしかったら教えて下さいませ。m(__)m
返信する
ありがとうございます (桜陰堂)
2009-05-19 23:04:47
理沙さん

いつも、読んで頂き、ありがとうございます。
GW時に2日間、集中する事が出来たので、半月早いUPになりました、お陰で、そちらの航空祭とぶつかってしまいました。
運命の渦に巻き込まれていく感じがでてない>
仰る通りで、恥ずかしながら、書いた本人が感じてるところです。
最初、頭に浮んだストーリーは、
「レース前夜、テントの中でフォッカーからの招待状を懐かしげに見てる輝→(漠然と)レース→マクロスへ向け飛び立つ」
ただ、それだけ。
書けない状態が続いてたので、とにかく、先は考えず「テントの中の輝」だけでも書いてみようと思い、いきなり書き出しました。
2章半ばでダレ場が欲しくなり、急遽ミンメイを登場させた時、やっと、3人それぞれ単独の話を絡ませて書いていこうと決めたくらい、泥縄式に話を拡げていったモノです。
結局、余りにあやふやな設計図と、口で言うほど、狙いが明確でなかったのが、一番の原因だったと思います。
ディペートの部分が解り難い>
ちょっと、悪い癖が出たみたいですね、自分の頭の中の世界を丁寧に描写しない、二作目でやった失敗を又、やってしまったようです。気を付けていたんですけど。
ただ、この章は一番気合が入ったし、書いてて楽しかった所です。
このシーンを途中、思いついた時、フォッカーと未沙を衝突させるなら、気合入れて、ガチンコでぶつけないと場が保たないと思ってました。
未沙の気の強さとプライドの高さ、優秀さと未熟さを出したかった所です。

レースのシーン>アクロバット・チームを舞台にした「華麗なるヒコーキ野郎」、カーレースの「栄光のル・マン」は見てますが、参考にはしてません、潜在意識の辺りで「ル・マン」のレーサー達の雰囲気は、少し入ってるかもしれません。
「エア・レース」って何だろう?狭い会場で何機もが一斉にレースをやるにはどうすればいいだろう?と思い、自分なりに想像して書いたものです。
レース・シーンを書き終わった日か、第一稿が終わった翌日、「読売新聞」に実際のエア・レースの記事が大きく出てて冷や汗をかきました。本物は、当り前の事ですが、「タイム・レース」でした。(本物が有るかどうかは半信半疑でした)

長くなり、すいません。
師匠、ご指摘、ありがとうございました。
これからも、宜しくお願い致します。
返信する
Unknown (ぺぱみん)
2009-05-24 01:03:49
遅くなりました~新作アップおめでとうございます!

最初は「字数ふんばったね桜陰堂さん!」と読むのが少しプレッシャーだったのですが・・・どうして、ゆばさん同様、その長さを感じませんでした!
三者三様のお話をまとめていくところは圧巻でした。
3人の行動を追っているところのお話の広がりが大きくなり、それがどんどん「マクロス」に近づいてきたというのが判ってきて、進宙式へ一本になっていくところなどは期待がぐっ~と高まってキャー!って感じでした。
(※擬音でスミマセン)

あとは、会話がイキイキとして面白かったです。本を読んだり映画を沢山観ているとそういう風に書けるんですか??
クローディアが高嶺の花ってケッサク!
フォッカーとの会話は燃えました。
立場の違う二人が言い争うのはよくあることですが、お互いに正論を言っているのがわかってるから、ちょっとハラハラしたり。
個人的には未沙は踏ん張り切ってもらいたかったです、同じ女子として。
だからあくまでも個人的にですよ(笑)
感情移入するくらいいい場面だったということです。
そんな中、狙いどおり「みんめ」がいい息抜きでした。

エア・レースというものを最近TVで初めて見ました。
なんと、ハイソで贅沢なスポーツなんだろう・・・と思いました。スポンサーも¥かかりそうだなとか。
この「マクロス」の世界では全体レベルがもっとハイテクなんでしょうから、輝みたいな子もいたんだろうな。

・・なんか的を得てないことをつらつら書いてしまったような気がします
もう少しまともなことが浮かんだらまたコメントさせていただきますね~(汗)







返信する
ありがとうございます (桜陰堂)
2009-05-24 14:59:41
peppermintさん

いや、ほんと、「字数ふんばって」しまいました。最初はこの半分位のつもりだったんですけど。
立場が逆だったら、僕も「え~、こんな長いの~」とめげてしまうと思います。
そんな長いのを読んで頂き、本当にありがとうございます。
フォッカーと未沙の衝突>第4章辺りで思いついたシーンなんですが、ずっと(9章を書き始めた頃まで)、未沙vsフォッカーは引き分けの積りだったんです。
二人が言う事言い合った辺りで、スピーカーから「早瀬中尉、艦長がお呼びです、至急、艦長室へ」(予定では、艦長はあの場に居なかった)ってアナウンスが有って、未沙が部屋を出て行く。その、出て行く時に、
未沙「少佐、少佐のご意見は確かに承りました、ですが、私は私のやり方を変える積りは有りませんので、そのお積りで、今日はご忠告ありがとうございました」
未沙、部屋を出て行く、
フォッカー、ため息をつきながら、
「聞きしに勝る女だな、あいつは」
で、その後、艦長室で2度目のバトル、そして、ようやく未沙が折れる。
そんな、段取りだったんです。
でも、これだと、同じ事を2度やらなきゃいけない、艦長の前でやらせれば1回で済む。と直前になって気付き、こうなりました。

僕のSS、シナリオをSSに直したような書き方をするもんだから、いつも会話の部分が多すぎるんです(だから、長くなる)。気にはしてるんですけど、治らないですね、これは。

エア・レースは架空の事だと思うようにしてました、もしかしたら、実際に有るんじゃないかとも思ってましたけど、ぐぐれば直ぐ解る事なのに。
それが、選りによって書き終えた日に、日本人レーサーの話題が新聞に出るなんて・・・。
実際と想像が、180度違ってもいなかったので、「まあ、いいか」とそのままにしました。
各地を転戦して、ガソリンより高い航空燃料使ってですから\は、目の玉飛び出るほどでしょうね。

いつも読んで頂き、ありがとうございます。
返信する
Unknown (アルトのト)
2009-05-28 01:46:58
御無沙汰してます。

ジックリ読ませて貰いました(^_^)/
話数も結構多く、長そうだったけど、一気読みでしたよ。
感想は、「おもろい♪」です。
エアレースって、タイムアタック形式じゃなかったっけ?(厳密にはそれも違う)とか細かい所は有るけど、些細な事。
それ以上に面白かったから、俺的にはオッケです(笑)
つか、自動車レース風だったらこんな感じに成るのかなぁと、思いながら読みました。

ちなみに、レシプロ飛行機の燃料は、「ブルーガソリン」と言われていて、本当に青色らしい。(自動車用との識別色)
値段は、「揮発油税」「ガソリン税」「暫定税」が無いので、日本国内では、自動車用ガソリンよりもかなり安い。(飛行場でしか買えない)
が、飛行場から持ち出す為には、「各種税金」を払う為に自動車用ガソリンよりも高価くなる。80円/L位。
もうひとつ言うなら、自動車用のハイオクよりも、高性能なガソリンですよ。
オクタン価(ガソリンの性能を表す数値)が自動車用100に対して120以上。ちなみにレギュラーは92オクタン。
ちなみに(多いな)船用のガソリンも漁協で買うと、自動車用の半値で買えるが、自動車に使うと、脱税です。
如何に自動車は税金まみれか...orz(話が違う方向へ...)
話を元に戻して...。如何にガソリンが安くとも、馬力も有って排気量も半端なくでかい戦闘機@レーサーは燃費がよろしくないので、結果的に大飯(お金?)喰らいです(笑)
返信する
ありがとうございます (桜陰堂)
2009-05-28 22:18:16
アルトのトさん

こんな長いの読んで頂き、ありがとうございます。
メカ音痴極まってる桜陰堂、何度アルトのトさんに「飛行機って、どうやって飛ばすの?」と聞こうと思った事か。
そんなアルトのトさんに、「面白かった」と言って貰い、大変、嬉しいです。
リアルのエア・レースがタイム・アタック>そうなんですよ、書き終わった日に、それを知りました。まあ、自分の頭の中でも、複数の飛行機を同時に飛ばせば、接触の危険が有るから、リアルではありえんと思いましたが、このスタイルの方が、話として書き易かったので、こうしてしまいました。

漁船てガソリンで動くんですか、重油だとばかり思ってました。
でも、漁港まで買いに行くガソリン代考えたら、足が出そうです。

全然、違う話ですが。
今日、軽い腸閉塞か何かと思い、掛かり付けの都立病院に行った所、救急担当の先生が凄い美人の女医さんでした、年は25,6。
九年も通ってるけど、こんなベッピン、見た事がなかった(しかも、診察科は僕の持病の担当科だった)。
その美人の前で、下半身スッポンポンにされ触診された(優しい感触でしたけど)、最高に恥かしかった。
やっぱり、こういうのはオッサン先生か色気卒業したオバサン先生が最適だと、つくづく思いました。ホントに恥かしかった。

長時間、読んで頂き本当に感謝してます。
返信する

コメントを投稿