不動産鑑定士 佐藤栄一が仕事や生活で感じたことをつづります
 



昨日は、レースの様子を記しました。

今日は、視点を変えて背景にあった心持ちを記します。

学生の時に一度20kmを走り、そのしんどさが頭に残っていた私は、ここ数年少しずつ走るようになってからも決して長い距離のレースに出ようとは思わず、自分には10km程度までがせいぜいだと思っていました。

特に今年は、大地震と原発事故で走るモチベーションも全然上がりませんでした。

このため、夏場までのレースについては、エントリーする気持ちすら起きませんした。

そのような状態の中で、近くの猪苗代町で大規模なハーフマラソンの大会が新しく開催されることを知りました。

様々なことが燃焼できないもどかしさを感じていた私は、ハーフマラソンに参加することで、新しい挑戦をしてみたいと思いました。

自分にとってのハーフマラソン(約21km)は、相当な「高み」で、距離に対する恐怖感もたくさんありました。

そのようなわけで、エントリーしてからの約2ヶ月半は、不安を少しでも解消すべく、長い距離の走り込みを練習に取り入れ真剣に取り組みました。

体も若い頃と違って無理をするとすぐに悲鳴を上げますし、仕事や様々なお付き合いなども勿論ないがしろにできないので、限られた範囲ではありましたが、できるだけの準備をしました。

走り終えてみると、距離に対する恐怖感はだいぶ少なくなったような気がします。

また、昨日も少し記しましたが、レース中に自分の体力の余力を常に自分の体に聞きながら、どれだけペースを上げて良いか、または落とすべきか、判断し、徐々に自分のペースを作っていくことによってゾーンに入ったような快適な時間が生まれます。これがランニングレースの醍醐味だと思います。

少し高めのハードルを設定することで、少しだけ今までよりも「高み」に上れるのかもしれませんね。

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何から書きましょうか。

今日、ゼビオ猪苗代湖ハーフマラソンを走ってきました。

20kmを超える距離を走るのは、学生の時に仙台から秋保温泉まで「秋保マラソン」として走って以来です。

ほぼ30年ぶりの長距離でした。

おまけに昨日は外せない夜の懇親会があり、飲んだ翌日の出走となりました。

でも、ぐっすり寝て体調は良く、ほぼ1年ぶりにレースのスタートラインに立てる幸せを感じていました。

磐梯山を直近から見ながら走る素晴らしいコースでした。

天候も曇りで気温も15度くらいだったでしょうか、コンディションもそろっていました。

練習では14kmまでしか走りこんでいないので、15km過ぎできつくなるのはわかっていました。

15kmまで気持ち良く走り、最後の6kmはどうにかカバーしてゴールにたどり着く戦略でした。

最初の5kmは抑えすぎるくらい抑えて入り、5km~10kmで気持ち良くペースを上げました。

10km~15kmも15km近くなってから体が動かなくなってきましたが、全体としては快調に走りました。

15kmからは予想通り、どうしようもなく厳しい状態になりましたが、ピッチを維持することを心掛けて急激な減速を抑えました。

19km付近からラストまでは、猪苗代湖湖岸のサイクリングコースを走ります。

そしてゴール

自分としてはイメージ通りのレースでした。

5km~15kmの間で、多くのランナーたちの息使いを感じながら、自分の体と対話し、自分のペースで飛ばしていけたことはとても気持ちの良いことでした。この辺がランニングの醍醐味だと思います(15km以降の苦しさはもうたくさんですが…)。

第1回目の大会であったにも関わらず、大会運営も大変優れていたと思います。

タイムは1時間56分23秒で、50歳~59歳までの男子の部(エントリーは約420名)で189位でした。目標としていた2時間を切りました。

ただ、市民ランナーなので相対的な順位はどうでもよく、自分なりの走りをできたことに大満足の一日でした。

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今週、作家の北杜夫氏が死去したとのニュースが流れました。

北杜夫は、私の青春時代とともにあったと言っても過言ではない作家です。

評伝によれば、同氏は、純文学とユーモア文学との両面を持った作家だったとのことですが、私に影響を与えたのはユーモア文学の方です。

中学生か高校生の頃だと思いますが、「どくとるマンボウ航海記」を一気に読んで同氏の世界に引き込まれてしまった私は、「どくとるマンボウ青春記」や「船乗りクプクプの冒険」などのユーモア小説をじゃんじゃん読破していきました。

その頃私は、マンボウがお腹を上にして海で昼寝している絵を好んで描きました。

また、同氏が影響を受けたというドイツの作家トーマス・マンの「魔の山」なども読みあさり、同氏の思考に少しでも迫りたいと思いました(後で考えれば、トーマス・マンは同氏の純文学に影響を与えた人らしく、「魔の山」は難解でどうにか読了しただけで終わってしまいましたが…)。

最近は、目先の仕事に追われて小説を読む機会も減りました。

北杜夫氏死去のニュースは、遠い時代の懐かしい思い出をよみがえらせてくれました。

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ゼビオ猪苗代ハーフマラソンが迫ってきました。いよいよ明後日です。

これまで、4km~7kmくらいしか走っていなかった練習の距離を10kmや14kmに延ばして準備してきました。

15km以降は厳しくなると思いますが、できるだけピッチを落とさずに、速度の減速を最小限に抑えて完走を目指したいと思います。

レースペースでの練習は7km40分、つまりハーフで120分(2時間)を目処に行ってきましたので、2時間前後でゴールできれば、今の私にとっては最高です。

よし!

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平成24年の地価公示の評価作業も始まり、福島県内の不動産鑑定士の専らの課題は、「放射線と地価」の関係をどのように見極めるかということに集約されると思います。

放射線の値が、この地域は何マイクロシーベルト/hと固定されているのであれば、分析もある程度楽になると思われますが、現実には、放射線量は常に変動し、そのような中で実際に土地取引が行われています。

また、様々な機関から毎日のように新しいデータが発表され、新しいホットスポットが判明したりします。

更に、会津地方など、放射線量が平常時と変わらないほど低くても、「風評」によって地場産業が影響を受けているケースもあります。

常にデータが変動し、「風評」を含め様々な情報がランダムに飛び交う中で、「放射線と地価」の関係を読み解くのは大変難しいと感じています。

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裏磐梯の国民休暇村の遊歩道です。落ち葉を真上から撮りました。

一枚の絵画のようです。

今日は、ボーイスカウトの活動で裏磐梯に入りました。

国民休暇村から中瀬沼、レンゲ沼を歩きました。

途中、アケビがたわわに実っていたので、少し取りました。

皮が割れて食べ頃のものも結構ありました。

その毛虫のような姿に恐れおののいていたスカウトも多かったですが、口に入れて味わったスカウトもいました。


郡山ではまだ屋外で長時間遊ぶことが難しい状態ですが、子供たちにとっては、自然に触れ合うことが絶対に必要です。

幸い、会津地方は放射線量が平常時に近く、活動の場として出向くことが多くなっています。

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旧会津高田町、現在の会津美里町高田にあります。

今週、仕事で会津美里町に出向いたとき、高田の中心部でお昼時間になりました。

ちょうど古ぼけた店構えの食堂の前を通過したところ、お店の外に人が待っていました。

これはと思い、引き返して車を止め、待っている人に「おいしいのですか?」と聞いたところ、高田では一番うまいと思うとのこと。

ここで食べることにしました。

少し待っていると、席が空いたので店内に呼ばれました。アットホームな「普通」の食堂です。

ワンタン麺があったので、注文しました。

ほどなく、出てきました。

経験則からいうと、美味しいお店は注文してから出てくるまでが早いです。

実際に食べてみると、まず、魚介系のだしの効いたスープが格別です。麺は少し柔らかめですが、スープとの相性が抜群です。具が多く入ったワンタンも言うことなし!

全体のバランスも良く、大変おいしいラーメンでした。

家に帰って家内に話すと、「高田の生江食堂」といえば超有名店だとのことです。

だけど、見た目は全く普通の食堂です。お客さんに対するお店のおじさんの応対も、地場の食堂らしく自然で温かみがありました。

こんな風に、自分の足で見つけた”美味しいお店”は、評判がどうであれ、自分の宝物になっていきます。

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今日調査に出かけた郡山市方八町1丁目で計測した放射線量は以下の通りでした。

舗装駐車場 地上高1m 0.75μ㏜/h 午後2時50分 天候 曇り

計測機器 Sparing-Vist Center社製 TERRA MKS-05


計測したのは、郡山駅から見て南東方の住宅地です。現在は、中心市街地が0.8~0.9μ㏜/h前後で推移していますので、それより若干低い値です。

中心市街地の中でも放射線量の高い「池ノ台」地区では、郡山市が集中的に放射線量を調査するという記事が今日の朝刊に出ていました。 

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今日調査に出かけた会津美里町の新鶴庁舎前で計測した放射線量は以下の通りでした。

新鶴庁舎 舗装駐車場 地上高1m 0.24μ㏜/h 午後0時40分 天候 晴れ
新鶴庁舎 駐車場わきの芝生 地上高1m 0.30μ㏜/h 午後0時43分 天候 晴れ

計測機器 Sparing-Vist Center社製 TERRA MKS-05


夏に地価調査基準地の放射線量を計測したときは、会津美里町は全般に0.1~0.2μ㏜/hでしたので、思ったより高い値でした。

計測器の誤差かもしれません。


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今日、計測した放射線量は以下の通りでした。

郡山市鶴見坦2丁目 事務所屋外(舗装駐車場 地上高1m) 0.88μ㏜/h 午前8時10分 天候 晴れ

計測機器 Sparing-Vist Center社製 TERRA MKS-05

1ヶ月前と全く同じです。


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10月30日の猪苗代ゼビオハーフマラソンに向けて走っています。

今までよりも長い距離の走り込みが必要なので、週末には14kmほど走っています。

先週の土曜日はレースペースを意識して走ったのですが、ガンバリ過ぎたのだと思います。

今日になっても筋肉痛が取れないばかりか、歯ぐきが痛くなってしまいました。

疲れると痛くなることがある右の上の奥です。

50歳になり、無理はできない体なのかと少し落ち込んでいます。

あと3週間ほどでレースです。体とよく相談しながら準備したいと思います



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電気温水器が各戸に設置されているオール電化のマンションです。

昨日、調査に行ったのですが、東日本大震災で全室の温水器の配管が壊れ、マンション中が水浸しになってしまったとのことでした。

地震による被害よりも、この「水害」による被害が大きく、上部階からの浸水で天井板が落下している部屋もありました。

入居されている方は、大変不便な思いをされたようです。

実際に確認した温水器の配管は細く、あの震災ではひとたまりもなかったろうという印象を受けました。

別の同様のマンションに居住している方からも、今回の震災でマンション中の全ての部屋が水浸しになってしまったという話も聞いたことがあります。

このタイプのマンションは、大地震に対する対策が急務だと感じます。

建物自体に被害が少なくても、全館が水浸しになってしまうと資産価値に影響が及ぶと懸念されます。



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今日は「会津地方」の動きについて述べます。

会津地方は県内では最も原子力発電所から遠く、会津若松市で原子力発電所から約100kmの距離があります。会津若松市は会津の玄関口ともいえますので、奥会津は、もっと原子力発電所から距離があります。

例えば、毎日公表されている南会津町の放射線量は原発事故直後から0.07~0.08μSv/hで推移し、放射線量的には事故の影響は全くないのですが、いわゆる風評によって、会津地方の主力である農業や観光業に大きな影響を及ぼしています。

会津若松市の全用途対前年平均変動率は▲5.8%(昨年▲4.6%)、喜多方市は▲4.8%(昨年▲3.8%)で、「浜通り」や「中通り」と比較すると小さいものの、昨年を上回る下落率となりました。

また、同一需給圏が県外にも及ぶ工業地については、会津若松市で▲10.9%(昨年▲7.5%)、喜多方市で▲9.1%(昨年▲7.7%)と大きな下落率を示しました。


(9月20日付の「序」も併せてご覧ください。今回の地価調査の意味合いを掲載しております。今日で、今回の地価調査についての説明は終了です。)

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今日は「中通り」の動きについて述べます。

原子力発電所からは阿武隈山地を経て西側に位置するエリアです。中通り中央部の郡山市で原子力発電所からは約60kmの距離にあります。

主要都市は福島市と郡山市ですが、いずれも放射線量が比較的高く、小さな子供さんを持つ家庭を中心に母子が県外に避難する例も発生しています。

福島市の全用途対前年平均変動率は▲7.4%(昨年▲3.8%)、郡山市は▲7.1%(昨年▲2.6%)となりました。

福島県全体の全用途対前年平均変動率▲6.0%(昨年▲3.5%)と比較して、いずれも大きな下落率を示しました。

社団法人福島県不動産鑑定士協会が、原発事故後に、県内全域の不動産業者さんを対象に実施したアンケート調査でも、「中通り」は、「浜通り」や「会津地方」と比較して弱気の意見が目立ちました。


(9月20日付の「序」も併せてご覧ください。今回の地価調査の意味合いを掲載しております。)


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今日から、地域別の動きについて述べます。今日は「浜通り」です。

原子力発電所が存するエリアです。

原子力発電所のお膝元で「警戒区域」等に含まれる双葉郡は、全域で地価調査が休止されました。

「浜通り」で今回の地価調査が実施された主要都市は、原子力発電所南方のいわき市と北方の相馬市です。

いわき市の全用途対前年平均変動率は▲7.2%(昨年▲4.6%)、相馬市は▲4.8%(昨年▲3.8%)となりました。

福島県全体の全用途対前年平均変動率▲6.0%(昨年▲3.5%)と比較して、いわき市はやや大きい下落、相馬市はやや小さい下落を示したことになります。

いわき市は、原発事故直後は発電所と距離的に近いことから”まちから人が消えた”状態となり、経済が大きく落ち込みました。そのことが響いて下落率が拡大したものと思われます。

しかし、放射線量が低いことが判明するに従い人が戻り、また次第に原発事故対応の前線基地としての性格も有するようになってきました。最近では、市の中心部である平地区の繁華街は相当の賑わいをみせているようです。

一方、相馬市は、地震による津波被害が甚大でした。その反映として、被害の大きかった地域から被害がなかった地域への移転需要が発生し、一時は取引水準が上がっているエリアもあるという話も出ていました。そのような事情もあって、大きな下落率とはならなかったのではないかと推測されます。

両市とも浜通りの主要都市であり、迫り来る冬を控え、会津地方や中通りに避難している原発周辺地域(主に双葉郡)の企業や人が、両市に拠を定め直す動きが高まることも予想されます。

それらの動きは、これから調査が始まる平成24年地価公示(価格時点H24.1.1)で明らかになるものと思われます。


(9月20日付の「序」も併せてご覧ください。今回の地価調査の意味合いを掲載しております。)


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