不動産鑑定士 佐藤栄一が仕事や生活で感じたことをつづります
 



街路樹のハナミズキやヤマボウシが綺麗な季節になりました。

気のせいかもしれませんが、新緑の「葉っぱ」が少し大きいような気がするのです。

「葉っぱ」の茂り方も元気があり、歩くのに少し邪魔になるほどです。

放射線の刺激で元気になった?

多分関係ないと思いますが、色々なことを放射線に関連付けて考えてしまう今日この頃です。

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写真は5月23日の福島県新地町のボランティアセンターの様子です。

ボーイスカウトの指導者・保護者たち8名でボランティアに出かけたのですが、ボラセンに到着と同時に活動中止(降雨が予想されるため)が発表され、残念ながら活動はできませんした。

もし活動が行われていれば、個人宅のがれきの処理を担当することになったと思います。

ボランティアを受け入れる被災者からすれば、自力では大変な時間と労力のかかる作業を他人に少し「補って」もらうことを意味します。

話が少し飛びますが、ボーイスカウトの活動でも「上手に補い合う」ことが求められます。ボーイスカウト指導者は、本来の職業の傍ら、ボランティアでスカウト活動を行っています。

本業がありますから、当然スカウト活動に回せる時間は限られますし、行き届かないところも出てきます。

でも、十分な時間を確保できる人しか活動する資格がないとすると出来る人はいなくなってしまいます。また、何でもかんでも自分でやろうとすれば、必ずどこかに無理が出ます。

そこで、お互いに不十分なところを「補い合う」ことが必要になります。

最近、そのことを先輩指導者から学ぶ機会がありました。「行き届かないところを”責め合う”のではなく、お互いに”補う”ようにすればいいんだよ」との言葉に、目から鱗が落ちた気がしました。

「補う」という言葉は、とても優しい言葉です。

もしかしたら、今の日本にも必要な言葉かもしれません。

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今回の震災で地割れ・地盤の移動等によって建物の沈下が発生したケースを見ると、過去の土地利用と明確な関連があることがわかります。

地質調査会社の方の話を聞くと、例えばかつて沼があったところは、その形のまま沈下していたりするそうです。

私の自宅の酒蓋公園(池があります)の周辺でも、地盤の被害を受けた土地が見受けられますが、かつて池に向かって沢が流れていた跡地などは被害が大きいようです。

また、須賀川市の中心市街地も大きな被害を受けましたが、被害が大きいところは、かつてお城の空堀があったところだという話も聞きました。

宅地化されて相当の年数が経っていて、これまでの震度5程度の地震には耐えてきた土地も、今回の未曾有の揺れ(震度6以上)によって過去の土地利用の歴史が顕在化してしまったわけです。

土地を購入する際は十分な調査が必要ですが、例えば100年前の土地利用は土地の古老でもわからないことも多く、調査の限界があるのも事実です。

一方、登記情報を閉鎖登記簿まで遡って過去の地目を確認したり、図書館で古い住宅地図や古地図を閲覧したり、購入予定物件の近くにお住まいの方に過去の土地利用をお聞きしたりすることは大切だと改めて感じています。

事前の地盤調査が困難な中古住宅を購入する際にはなおさらだと思います。





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大震災と原発事故の混乱によって調査開始が遅れていた福島県の地価調査作業(「都道府県地価調査…価格時点はH23.7.1)が始まりました。

今日は、割り当てられた評価地点の点検作業のため外出してきました。良く晴れた日で、新緑が眩しいくらいです。

今回の福島県の地価調査は、原発事故後の地価に関する初めての公的調査として全国から注目されることになりそうです。

発表は例年9月に行われますが、鑑定評価員の一人として最善を尽くしたいと思います。

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今回の大震災で、地盤の沈下・移動・液状化等によって沈みや傾きが生じた建物が多数見られます。

特に中古住宅を購入して住んでいる場合は、購入時に地盤調査を経ていないケースがほとんどと思われ、今回の大震災で意表を突かれた方も多いのではないでしょうか。

実は、筆者もその一人です。「不動産評価の専門家」を名乗っていながら、自宅に被害が出たとなると恥ずかしい部分もありますが、自分のケースを述べることで参考になる人がいればと思い、書き記すことにしました。

間もなく、自宅において沈下修正の計画を立案するための地盤調査が始まるので、今後、自宅の沈下修正の経過を追いながら、同じような状態にある方への一情報として時々書いていきたいと思います。

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福島県猪苗代町の観音寺川の桜です。

ゴールデンウィーク中に満開になりました。特に今年は、冬の雪が多かったため、磐梯山の残雪を背景として桜が映えていました。

最初、5月4日にボーイスカウトの帰りに立ち寄ったのですが、余りにキレイだったので、5日と8日にも妻や母を連れて見に行きました。

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今日、(社)福島県不動産鑑定士協会に新たに設置された「ふくしま新生委員会」の第1回会議が開催されました。

「ふくしま新生委員会」は、東日本大震災及び原発事故からの復興再生に関する事項全般を所管します。若手から中堅・ベテランの鑑定士まで15名が自ら志願して参加しています。

今日の会議で、委員会を”まちづくり等の行政支援”チームと”相談会開催や他業種との連携による被災者支援”チームの2つに分けて活動を開始することが決まりました。



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母校である安積高校の旧本館が震災で内壁等が被害を受けたということで、ボランティアで片づけに行ってきました。

かつては福島県尋常中学校の校舎だった建物で、国の重要文化財に指定されています。

20歳代~70歳代までのOB30人程度が集まり、片づけに汗を流しました。内部は、数々の展示物などがありましたが、震災でかなり被害を受けていました。また、内壁は相当部分が剥がれ落ち、廊下や旧教室に散乱していました。

それでも、午前中一杯かかって大方整理がついたようです。同期(第93期)からも7名ほどが参加して和気あいあいと仕事をして来ました。

 



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昨日参加したワンパック相談会で、相談の空き時間に、福島県の放射能レベルについて、京都大学の小野先生と京都女子大学の水野先生から直接お話を聞くことができました。

お二人の先生とも、私たち素人の質問に丁寧にかつ大変細かく説明してくださいました。

一言では書ききれないのですが、疑問だったことを専門の先生から納得がいくまで説明を受けると、漠然とした不安感が一掃された気がしました。

結論は、放射線を出来るだけ浴びない工夫をすることはもちろん大切だが、福島市や郡山市レベルであれば、このまま住んでいること自体に問題はなく将来への影響もないということです。

先生方のお話を直接お聞きして思ったのは、放射線は目に見えないため、専門の先生から様々な客観的なデータに基づいて丁寧な説明を受けないと、なかなか不安感を払拭することは難しいものだということです。

政府の情報の出し方にも問題はあると思いますが、政府もマスコミも度が過ぎるくらい丁寧なデータの公表と説明を行うべきだと改めて思いました。

余談ですが、私も相談員の一員として参加したはずなのですが、ほとんど被災者として相談をさせていただいたようなかたちになってしまいました。

しかし、自分なりに放射線についてのしっかりとした考え方ができましたので、今後の福島県の復興を考えるうえで収穫の多い一日になりました。

ワンパック相談会を企画してわざわざ福島県までおいでいただいた皆さんに感謝したいと思います。

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今日は、これから福島市のあづま総合体育館に行ってきます。

被災者向けの「ワンパック相談会」に地元鑑定士の一人として参加するためです。

被災者の方のさまざまな意見をお聞きできればと思います。

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震災で土砂崩れのあった白河市葉ノ木平地区の状況です。

4月28日に立ち寄りました。近傍のラーメン屋さんで食事をしながらお話しを聞いたところ、11件の住宅が被害に遭い、14人の方が亡くなられたとのことでした。地震発生とほぼ同時に崩れ、全く逃げる時間的余裕はなかったとの由。

もっと急傾斜のところだと思っていたのですが、現地に足を運んでみると、崩れたのはごく普通の里山でした。道路際には、花が手向けられていました。

津波被害と原発事故が大きく取り上げられている本県ですが、内陸部でも大きな被害が出ています。

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大震災後、途絶えていたランニングをまた少しずつ始めています。

できれば週3回は走りたいところですが、今はせいぜい週2回程度。距離も少なめです。震災後、しばらく休んでいたのでスピードも出ません。

道路は地震による凹凸が多く残り、特に夜は注意が必要です。

でも、走ることは自分の体との対話です。走ると細胞が喜んでいるのがわかります。

出場を予定していた郡山シティマラソンも中止になってしまいましたが、少しずつ、日常を取り戻していきたいと思います。

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