京都のいぬぅ

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桜行脚 ~琵琶湖疎水(3)~

2007年04月06日 23時44分14秒 | 京の桜
疎水を東へ

白川通りまでくると
噴水が見えてきます。

このあたりはヤマザクラが多いです


琵琶湖疎水
明治維新後、東京への遷都以降、
京都市は人口が減少し産業も衰退し、
その現状を打破すべく
灌漑、上水道、水運、水車の動力を目的とした琵琶湖疏水(第1疏水)を計画し、
さらに1908年(明治41年)に第2疏水が
京都市の三大事業(第2疏水事業、水道事業、市電開通及び幹線道路拡幅)のひとつとしてつくられます。

疎水は大津から蹴上を通り、伏見(鴨東運河・鴨川運河)をつなぐ水運として利用されるとともに、
日本初の営業発電として水力発電も行われ、京都の近代化に貢献しました。
また分線の堤は桜の名所として有名な哲学の道があります。





疎水の終着地のすぐ南から
インクライン(傾斜鉄道)が始まります




インクライン桜トンネル
 
インクラインは、疎水の水で発電された電気を動力源として利用し、
インクラインの両端に船溜を設置して、
ここでを荷物ごと船を船受枠(船を乗せる台車)に積んで坂を上下させます。
インクラインにより琵琶湖と淀川が疎水を通じてむすばれ、
北陸や近江、大阪から、人や物資の往来で大層にぎわいました。

日本で初めてインクライン方式を採用した疎水です。


ソメイヨシノ
 


鉄道好きにはたまらない場所でしょう



桜トンネル、レールの先は赤信号

ちょっと分かりにくいですねぇ


住所:左京区南禅寺福地町



黄砂で一日中、曇り空
むぅ~

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