あなたとお花と猫とエコと健康

日々思ったこと、見たことなどを書いています。

掲載拒否「今も納得できぬ」作者女性 「九条俳句」

2014-09-26 13:22:37 | 異議あり
梅雨空に 「九条守れ」の 女性デモ

上記は、さいたま市大宮区の三橋(みはし)公民館が月報に掲載するのを拒んだ俳句です
このブログに9月19日に書いた記事のその後で、
下記は東京新聞 今日付 9月26日朝刊一面記事です
『多くの人が声「心強い」』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014092602000122.html


「女性は一九四〇年に新潟市で生まれ、すぐに現在の東京都西東京市に越した。父は四四年春、女性や妻、生後一カ月の息子を残して出征した。女性は間もなく腸チフスになって入院。退院の翌日、その病院が米軍の空襲に遭った。前日まで一緒に入院していた人たちの多くが亡くなった。
 戦後、現在のさいたま市大宮区に越し、結婚して二人の娘を産んだ。孫の二人は高校生と大学生になった。「若い人たちに戦争を経験させない」。「梅雨空-」の句は、そんな願いも込めた作品だった。」

東京新聞は、ずっと反原発の姿勢をもつらぬいています
この件も、東京新聞が7月4日付朝刊報道で問題にしたものだそうです
このように、公の機関が、右に倣えのごとく、
急に上から目線で、禁止事項を次々と出していくようになり、
「花子とアン」の時代に逆戻りするかのような危惧を覚えます
この間までとは打って変わったかのような、
この行政の対応はどういう事なのか
民主主義の名の裏に隠れた、政治家や行政の本音とは何なのか?
一夜にして、日本はこういう国に変わってしまえるのか

近隣諸国の危惧とはこういうものなのではないのか、とも思います
近隣諸国が必ずしも正しいとは言いません
ですが、日本軍が戦争中に近隣諸国他アジア地域で行った蛮行を
今は、隠すべくもなく知らされています
嘘だ何だと言っても、実在する旧日本兵の証言は、裁判でも多数語られています
この間までも東京新聞には、それらの90才以上のお年を召された方々の
あるいは、既に亡くなられた方々の、身を振り絞るような
悍(おぞ)ましい戦争体験の記憶を、
「語り継がなければならない」との使命感から掲載されていました

今も東京新聞夕刊には、7月22日から
「或る傍観者の記録」と称された戦時中の、いかに日本軍の残酷で、
見るに耐えない事をしてきたかの実録記事が載せられています
(1951年に書かれた、カーニコバル島での住民虐殺と戦犯裁判の記録)
アジアの人達に日本軍が何をしたか、どんなに、語るに・見るに耐えないような
酷い仕打ちを現地の人達になしてきたのか
この連載は今47回を超えましたが、私は読んでいません
最初少しだけ読みましたが、あまりに内容が酷過ぎて読めないのです
心ある日本兵達が、その中でどのように人を守ろうとしたか
次々と無慈悲に人が殺されていく様子が書かれています
私には到底読み続ける事はできませんので、
見出しの大文字だけを見ています

戦争とはそういうものです
暴力と殺戮の繰り返しでしかありません
ですが、人間は戦争をやめる事ができない生き物のようです
「一部の男が」と変えた方がいいのでしょう
女は戦争を望みません
戦争を仕掛け、していくのは男です
戦争の実態は、残虐そのものでしかありません

イラクに行った日本の自衛隊の人達
その後の調査報告が先日東京新聞に載っていました
詳細は記憶していませんが、自殺した人が少なからずいます
精神(心)を病んだ人達も少なからず出ているそうです
今、「イラク 自衛隊 自殺」で検索してみましたが、
自殺者は2014年3月末の時点で40名にのぼるそうです
「恐怖と不安、緊張が解けず帰国後も精神不安や睡眠障害・・」
これが、戦争です 
もっと酷いのが戦争です

戦争とは命を奪い合うもの、公の殺人ですから・・
それを反対する俳句が公の機関から掲載拒否されたのです
公民館を管轄するのは、市の教育委員会だそうです
これが今の日本の現実です


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昔の夏と、お墓参りの彼岸花 | トップ | 米長邦雄と天皇 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

異議あり」カテゴリの最新記事