音珠たかのが送る日々徒然な日常gooブログ本店

橋本紡さんを尊敬している管理人が送るまったりした日常や小説の話を書く、本当に徒然とした、そんなブログ。

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絶賛旅行中

2012-08-10 16:23:09 | Weblog
お久しぶりです、音珠たかのです。気付いたらこっちの更新が年を越していつの間にか夏になっていましたが、ツイッターの方ではがっつりつぶやいています。

ちなみにただいま旅行中でして、今回はコミケの2日目と3日目に参加します。
2日目は一般参加で、夕方から夜はラノベオフに参加します。
3日目はサークル参加で、ツイッターで知り合った方のところで売り子をしています。サークルさんの方から許可が出ればここで宣伝するかもしれません。ちょくちょくお会いする方がいるので、遭遇できたらいいなあ、と。

旅行自体は昨日から行っていまして、13日までの4泊5日。結構長い旅行をしています。
ここ最近は働いてばかりだったのでゆっくり楽しもうかなという感じです。正直なところ、コミケ以外は普通の旅行のようにあまり動き回りたくないのが本音ですw

続いて最近の話。
最近というか、更新後からどうなったのかという話ですねw
年がかわりまして、気付いたら私とうとう20代に。バイトはいつの間にか9ヶ月目になりまして月に平均6~8万円稼ぐまでになりました。大学の方はぼちぼち順調です。
そして市民劇団の方も無事に大盛況で終わりました。
なので6月以降は割と暇かと思いきや、バイトに入りまくりでかなり忙しいという状況。旅行前も9連勤(大学のバイト含め)、1日休み、3連勤をしてました。
とりあえず旅行中はまったりしていこうかと思います。

こんなとこかな。
旅行中に時間があったらまた更新しようかと。
ではでは。
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彼女にとっての天国に

2011-12-12 03:06:11 | 短編小説
こんばんは、お久しぶりです。音珠たかのです。
今回は短編小説をアップしました。
題名は『彼女にとっての天国に』
三題噺『天国・筆・甘味』を題材にして作られた短編小説です。
かなり長くない、ワードで10Pを少し越える程度の長くはない小説ですので、よろしければぜひお読みくださいませ。


『彼女にとっての天国に』

・・♪・・
 天国とは一体どのような場所なのか?
 そこはどのような環境で、どのような生活で、どれだけ居心地がいいのか? 天国というくらいなのだからさぞかし住みやすい所なんだろうなあ。
 僕は暇つぶしついでには余りにも哲学者っぽいことをベンチに座りながら考えていた。だいたい集合時間に二十分も早く到着する僕がいけないわけなのだが、それは仕方のないことだ。何せ今日の僕は相方さんとデートなわけでいつもより集合時間に厳しいのである。
 まあ、その結果がこれなのだけれど。
 彼女との集合場所になっているこの駅の噴水広場は待ち合わせスポットとしてとても有名だ。人口百万人を越すこの大都市は、周辺都市からも来訪者が多く、当然デートなどでもよく選ばれる街になっている。そしてこの噴水広場は、その街の玄関口となる駅の南側に位置しており、すぐそこは繁華街。他に大きな目印はないことと、駅前広場の真ん中に位置していることから、とても目立つので誰でも知っている待ち合わせ場所になっているのだ。
 それは今日も例外ではなく、午前十時前にも関わらず、噴水広場は春らしく厚めの長袖や春物コートなどを羽織った多くの人で賑わっていた。
 僕と同じ目的だろうか彼女の到着が遅いなー、と呟きながら携帯電話を弄る大学生や友達を待つ女子高校生、休日にも関わらずスーツ姿のサラリーマンが急ぎ足で過ぎ去る。お仕事お疲れ様です。
 視点を眺めていた噴水広場の左側から駅の入り口へ戻すと、
「おーまーたーせー」
 彼女はちょっと離れた所からだるそうに手を振ってゆるい挨拶をしていた。背が小さいものだから子供のように見えた。
こちらにてとてとて、と歩いてくると、
「おはよー」
 と、彼女は微笑みながらもう一度挨拶をし、するりと自然に手を繋いできた。僕はそれが嬉しくて思わずぎゅっと握り返す。彼女持ちは爆発しろと叫んでいた過去はもう遠い昔の話だ。
「おーう。おはよう」
「おはー」
「相変わらず今日もダルそうだね」
「執筆していたらもう明け方の五時だった。寝た。起きた。でも睡眠時間は三時間。よって眠いのらよー」
「だからそんなに緩いんだ」
「そーゆーこと。でも頑張って化粧して、服も気合を入れた。そんな私はエライと思うんだ」
「ははっ、雪乃にしてはエライと思うよ」
「でしょー」
 にへら、と笑顔を浮かべる雪乃は緑や青といった自然をイメージさせるようなファッションに身を包んでいることもあるのか、はたまた本人の雰囲気のせいなのか、辺りにマイナスイオンを散布しまくっていた。一番近くで浴びている僕はそれのおかげでとても心地がよく癒される。マイナスイオン彼女、万歳!
 …………。
 我ながらアホな発言をしたな……。
 そうそう、ちなみにそのファッションとやらはゆるい感じの水色ワンピースに黄緑色のタイツ、ぺたんこの靴。といった世間では森ガールと呼ばれているもので、彼女はこういった格好が好きらしい。今日のようなデートの時や大学に通う時などに着る私服として好んで着用しているのだ。
 無論、僕はこのファッションに大賛成である。雪乃の絹のようにさらさらとした柔らかく、腰まで届く長い黒髪にはこの姿が映えるからだ。
「どしたー?」
「ん? ああ。雪乃を眺めていると、癒されるなあってね」
「そうかー? 私を見て癒されるかぁー?」
「うんうん。そのちまこい姿でとてとて歩く姿とか」
「このロリコンやろう!」
「ロリコンじゃないし。雪コンだし」
「なにそれ……。てかさ、今日の隆也テンション高くない?」
「いや、そんなつもりはないけど」
「んー、私の勘違いかなあ」
「おそらく勘違いかと」
「まあいいや。考えるの、面倒くさい」
 さすがめんどくさがり屋の雪乃である。考察するつもりがないと、すぐに思考放棄を決行するのだ。執筆の時は一度嵌ると一日中悩んでいるんだけどねえ。そのせいで、せっかく二人っきりだったのにいつの間にかアシスタントみたいなことする羽目になったし。
 噴水広場からペデストリアンデッキへと移動し、駅の向かい側にある繁華街へ向かっていると、
「隆也。コーヒー飲みたい」
「コーヒー?」
「うん。カフェ。コーヒー。それと、ケーキ」
 雪乃は僕をじーっと見つめて自己主張をしてきた。本人は自覚がないので困ったものなのだが、くりりとした目、子供っぽさを未だに残す童顔、それはそれは柔らかそうな唇。とハイスペックな彼女はとても可愛いのだ。そんな彼女がこんな風に僕を見てきたらそりゃもうイチコロなわけで……。
「じゃあ、いつもの所に行く?」
「行くー」
「よし、じゃあそうしよう」
 こうかはばつぐんだ! 
 僕は即答して彼女の欲求を受け入れる。
 まあこの程度なら別に見つめてこなくてもOKを出すんだけど、前述にあるように彼女はとても可愛いから受け入れてしまう。
 もちろんそれは×××においても――
 午前中から僕は何を口走っているんだろうか……。どうも数日前のアレの印象がよっぽど強いのか頭の片隅に残っている。まずいな。さすがに切り替えなければ。
 ちなみにいつもの所と言うのは、この街でデートするときに必ず訪れるカフェのことで店舗名は『リーフ』である。確かここから数分程度で着くはずだ。コーヒーにこだわり、ケーキが美味しく、雰囲気も自然と調和している居心地のよいカフェなので、彼女は、僕とではなくてもサークル仲間や高校の時の友達とも言っているらしい。
「うあー、やっぱり太陽光が目に染みるー」
「それは睡眠不足ですか?」
「はい、執筆のせいです」
「ちゃんと寝なきゃダメだよ」
「だって〆切が近かったんだもん。サークルの文集の分をさっさと終えて、夏コミの〆切に追われないように構想練って、さらに新人賞投稿作をちょこっと書いた。そしたらね、気付いたら五時でした。てへっ」
「あー、なんかいつも通りの展開だね」
「本当はね、二時くらいには寝ようと思っていたの。でも途中から神が舞い降りて、ネタが大雨のように降り注いで、タイピングが止まらなくなったの」
「僕にはさっぱり分からないなあ」
「これは物書きや絵描きのようなクリエーター職にしかしか分からないのだよワトソンくん」
「誰がワトソンくんだ。隆也ですから」
「ノリが悪いぞー」
「雪乃のテンションが変なだけだと思う」
「あれだよ。引きずってはいけない何かを現在まで持ち越ししちゃったんですよ」
「いやいや、持ち越しちゃダメでしょ」
「隆也がそういうなら、朝モードの私にする」
「ごめん。それだけは勘弁して。ただの低血圧さんになるだけだから」
「ワガママだなー、隆也はー。仕方ないから通常営業するよ」
「是非そうしていただきたい」
 いつもより三割増しの緩い会話を交わしつつ、それを象徴するかのようにのんびりとした歩調でペデストリアンデッキから見える景色を眺めながら歩く。
 春の日射しは緩んだ感情をさらに進行させ、ついついあくびをしてしまうような暖かさだった。自然を感じようのコンセプトの基に開発された駅周辺は春の新緑に包まれていて、通りがかる人を和やかな気分にさせてくれていた。僕等もそれの例外ではなく、二人して繋いでいる手をゆっくりと左右に動くメトロノームのように揺らしながら周りを眺めていた。
「隆也の手って、温かいよねー」
「そうかな?」
「うん。なんだか安心するー」
 にこー、と微笑む雪乃。
 ……まったく、これって反則技だよな。
「つーいーたー」
 やたら間延びした言い回し方で、彼女は目的地のカフェを指差す。さすがに午前十時ともなると、『リーフ』は雑誌で紹介されるほどの人気店だけあってかなり人がいた。ただ幸いにも、オープンカフェの方の席は空いていたので、僕等はそこへ座ることにした。
 女性の店員は僕等にすぐ気付いたようで、水のコップとお手拭を持ってきてくる。
「いらっしゃいませー。あ、桐原さんでしたか。毎度ご利用ありがとうございます。お隣にいるのは彼氏の大江田さんでしたよね?」
「はい。今日はデートで」
「いいですねえ、デート。わたしもしたいなあ」
「え、でも篠口さんも彼氏さんが――」
「だからですよー。お二人を見ていると羨ましいですから」
「そうですかね。えへへ」
「さーて。あんまり立ち話をしているとチーフに怒られちゃいますからこれくらいで。ご注文は何に致しますか?」
「私はカフェラテを」
「僕はー、カフェモカをお願いします」
「ケーキの方はどうされますか?」
「んー、じゃあミルクレープをー」
「彼氏さんは?」
「僕はいいです。朝ご飯は食べてきているので」
「かしこまりました。それではしばらくお待ちください」
 それと、お二人でごゆっくりお楽しみくださいませ。
 女性店員はお決まり台詞のあと、笑顔でそう言い残して店内へと去って行った。
「…………なんであの人は僕の名前を知っているんだ?」
 教えた覚えもないのになぜか名前を知っている店員に対して抱いていた疑問を、いつの間にか店員と知り合いになっていたらしい雪乃に聞いてみる。
「ここの常連さんになってから、篠口さんと仲良くなったの。気さくな人だったから。お互いの最近についてとかを話したりしているうちに、隆也のことも話題になってね。バレンタインデーに何を送るかを相談していたのも篠口さんなんだよ」
「はー、なるほど。納得の理由だな。道理で僕のことも……。でもさ、超が付くほどの人見知りである雪乃が、あそこまで普通に話せるなんてあの人は一体どういう技を使ったんだろう……。気になるな」
「うーん、どうしてだろうね……。気付いたらこんな感じで話していたから」
「あの女の人、恐ろしいな……」
 僕は初めて雪乃と会ってから友達レベルまで仲良くなるのに三ヶ月もかかったのに、それを気付いたらあんな感じになっていた、なんて状態にするとは……。
 ぜひとも今度会話術をご教授願いたいものだ。
「お待たせいたしました。カフェラテとカフェモカ、ミルクレープでございます」
 女性店員の対人交流スキルに驚愕していると、先程とは別の女性店員が注文した物を運んできていた。
「それでは、ごゆっくりどうぞ」
 なぜかこの女性店員にも微笑まれた。篠口さんは職場仲間に何を吹き込んだんだ……。
「あー、ここのお店の人達、基本ノリがいいというかこういう類の話好きなんだよね……」
「どんなカフェだここは……」
「でも、私は構わないよ」
「え?」
 雪乃にしては随分と珍しい発言。なぜ? と思ったが彼女はその答えを、カフェラテに口をつけてからしれっと笑顔でこう言った。
「私の大好きなお店に、私の大好きな隆也といられるから。恥ずかしくもなんともないもの」
「ぶふぉ!?」
 カフェモカを一口飲んでいた僕は彼女の、予想の斜め上をゆく発言を聞いて思わずむせてしまった。
 それは反則じゃないかなあ、雪乃さん!
「ちょっと隆也、大丈夫?」
「なん、とか……」
「私、何かしちゃった?」
 ええ、貴女のすごく可愛いニッコリ顔と超弩級の威力を誇るお言葉で……。
 とは言えないので、
「ううん。雪乃は何にもしてないよ……」
「そう。なら、いいけど……」
 これ以上雪乃を心配させるわけにもいかないので、僕は注文する前に貰った水を飲んで喉や口内を回復させ、お手拭で口元を拭く。
 いや、しかしあの発言は予想外だったわ……。
 さすがサークル内でも天然ちゃんとして有名である雪乃。その破壊力は半端なかった。去年サークル内の男子間で密かに行われた人気投票で一位を取るわけだ。
 しかし! そんな彼女を僕は一人占め出来るわけなんですよ。
 例えばあんなことやこんなことを…………。
 いかん涎が出てきそうだ。
「隆也、なんかやましい事を考えていない?」
「えっ!?」
「よ だ れ」
「ああ、いやなんでもないよなんでもない本当になんでもない僕は至って普通だ!」
「普通ならなんでそんな早口なのかな……。この会話がもし文章だったら今の隆也の台詞には句読点がなかったよ」
「まさか!」
「うん。そのまさか」
「いやいやいや!」
「雪乃はジト目で相手を視る、を使った」
 怪しいなあ、という表情でじーっと、僕を視てくる雪乃。
 うっ……、逃げ場がない……。
「そのミルクレープ美味しい?」
「誤魔化そうとしているし……。うん、美味しいけど」
 何だかんだ言っても、引き下がってくれるのが雪乃の優しい所である。
 それにだ。あんな妄想を公衆の面前では語れるはずがない。そもそもあんな発言をしたら彼女は赤面必須なわけだしさ……。
 なので、彼女が見逃してくれたことを感謝しつつ、話題転換をしようとしたら、雪乃は唐突にこんなことを言い出した。
「天国って、どんな所だと思う?」
「え? 天国?」
「そう。天国」
「天国、ねえ……」
 雪乃は時々このような倫理的というか哲学的な発言をいきなりする。だからさほど驚きはしなかったが、どう返せばいいか分からなかった僕は思わずそう返した。
 ただその感情表現もすぐに切り替え、僕はとある時間に考えていた思考を張り巡らせる。
 
 天国とは一体どのような場所なのか?

 そこはどのような環境で、どのような生活で、どれだけ居心地がいいのか? 天国というくらいなのだからさぞかし住みやすい所なんだろうなあ。 
 僕は彼女と集合する直前、暇潰しに天国についてこのように考えていた。ただ、結論には至ってはいない。そもそも天国について深く考えたことなんてないからだ。
 だから僕はこう返すしかなかった。
「天国って言うぐらいなんだから、さぞかし住みやすそうな所なんじゃないかなあ」
「そうなるよね。やっぱり」
「うん。こう返す以外の論はないね」
「だよねえ……」
 雪乃はむむぅ、と可愛らしく考え込む。しばらくの間むむぅと言い続けている彼女に悶えていたのはここだけの話だが、本人は真剣に思考回路を回転させているようなので心の中にしまっておいた。
 数十秒ほど経ってから雪乃はカフェラテを一口飲むと、
「私はそうだなあ、天国は無いと思っているかな」
「天国が、ない?」
「うん。だって天国なんて誰も見たことが無いでしょう? だいたい死んじゃったら肉体は朽ち果てる。ということは記憶媒体も視覚媒体も失うことになる。つまり、私達は天国を知ることは出来ない。そうじゃないかな?」
 彼女にしては珍しく、口調は鋭く早く、そしてほんわかしている雰囲気を纏ってはおらず、語りぶりはまるで何処かの学者の様で、そこには妙な説得力が確かにあった。
「だけど天国が無かったら、宗教もへったくれもなくない?」
 僕は彼女と議論を交えることが嫌いではなく、むしろ彼女の人とは少し違ったものの見方が興味深いので好きだった。今回もその例外ではないので、問いに対して一般論で返してみる。
「それはあくまでも各宗教間の見方でしょう? 彼らが話す天国というものは確かに存在しているかもしれないね。でも、私は信じたくない。あってたまるかって思う」
「それはどうして? 宗教で述べられている天国はあると仮定しているのに、なんで天国はあってたまるかと思うんだい?」
「だって天国というものがあるならそこには神様がいて、天使がいるんでしょう? その神様は誰かを助けるために存在しているんでしょう? じゃあどうして、神様はあの時の私を助けてくれなかったの? もし神様がいたら、天使がいたならば、私は彼等の救済する対象になっていたはずじゃないかな? でも誰も助けてくれなかったよ?」
「…………」
 しまった。僕はこの時そう思った。
 彼女の過去を鑑みればこの結論に至るのは容易に想像できるのに……。
 だけどこの議論を始めた時点でそれはどうしようもなく避けられなかっただろう。だから僕は視点を揺るがせず態度も変えず、聞く姿勢をそのまま保った。
「って、私が悲劇のヒロインだったらこうやって天国観を語っちゃうな。家族を失って、友達は誰もいなくて、高校までずっといじめられていて、誰にも助けてもらえなかった。そんなヒロインだったら天国だなんて信じたくもないよ。助けてくれるはずの神様や天使は、助けてくれなかったんだもん」
「ああ、なるほどね。確かにそんなヒロインだったら天国は信じないかもしれないね」
 彼女はさほど大きな声では話していないし、オープンカフェの方には時間が大分経っていることもあるのか、余り客がいなかったので誰にも聞こえてはいないはず。
 なのだが、どこかで我に返ったのか、僕の変えていないはずの態度に気が付いたのかは分からない。急に纏っていた雰囲気を変えて、いつもの天然で可愛らしくほんわかした雪乃になっていた。
 僕はどうしようか。何を言うべきか。どうすればいいか。
 温くなってきた苦さしか感じないカフェモカを飲み、考える。
 付き合ってまだ半年足らずで僕は彼女のことを詳しくは知らない。今までの人生を以前語ってくれたことがあったけど、それが全部だとは思わない。話し尽くせないほどの、山ほどの忘れたい記憶ばかりだろう。
 だけど、悔しいけれど、僕は彼女を完全に救う手だてをまだ持っていない。彼女が忘れたい絶望の記憶から遠ざけてあげて、忘れさせてあげる手段を編み出せていない。
 でも、僕はせめて彼女を笑顔にさせたい。
「次は、どこへ行く? 何か希望があったらじゃんじゃん言って」
 こんな無力な僕でも、少しは力になりたいんだ。
「うーん。そうだなあ。この前雑誌で見つけた雑貨屋さんがこの近くにあるらしいんだけど、そこへ行ってもいいかな?」
「もちろん。じゃあそこへ行こうか」
「ありがと」
「例は必要ないさ」
「うん」
 彼女は残っていたカフェラテを飲み干し、立ち上がる。
 この手を離さず、泣き顔を見ず、笑顔に出来る方法があればいいのに。
 その力はどこにあるだろうか。
あったら、いいんだけさ……。
 僕は心情を表に出さず、表面では笑顔で振る舞っていたけれど、心の中ではそう考えてしまっていた。

・・♪・・
 初めて行く雑貨屋でのショッピング、お決まりの場所となりつつあるカラオケ、僕が気に入っているレストランでの昼食。
 彼女は笑顔でいてくれた。心底楽しそうに、嬉しそうに、その時間を過ごしていた。僕はそれを見ていてとても嬉しかったし、充実していた。だが彼女をずっと笑顔に出来るかと言われれば自信がなかった。
 こんな僕でいいのか、と。
 僕の悪い癖だ。
 一度思いつめるとなかなかそこから抜け出せない。ずっと考えてしまっていた。しかも、よりにもよってデート中に。
 幸い、同時に持ち合わせていた表面上は変化なく振る舞う、なんてスキルに助けられて彼女にはばれてはいないとは思うけれど、勘の良い雪乃ならいつ気付かれてもおかしくなかった。
 天国はあるのか?
 そこはどのような場所なのか?
 そこは本当に心地の良い世界なのだろうか?
 彼女にとっての天国ってなんだろうか?
 生憎、僕は余りにも平凡な学生生活を歩んできていたし、死にたくなるくらい苦労した記憶もない。
 だから彼女の苦しさの全てを理解するのは不可能に近い。
 ではどうすればいい?
 彼女をずっと笑顔にするにはどうすればいい?
 僕は何が出来る?
 ずっとそればっかりだった。
 そしてそれは、彼女の要望で訪れていた大きな公園でも同じであった。
 この街でも有名なこの公園は大きな池、鬼ごっこやかくれんぼをするには十分すぎる広さを持つ芝生広場、そして池を囲む遊歩道にはいくつかベンチが設置してある。
 僕等はそのベンチに座っていて休憩していた。
「ふー、風が気持ちいいねー」
「きっとマイナスイオンが癒してくれているんじゃないかな? ほら、この辺りは自然が多いしさ」
「なるほど。癒し系自然派のイケメンに木々が擬人化したのか」
「どうしてその発想に!?」
「え、私だよ?」
「ああ、まあ、そうだけど……」
「そこを否定されたらすごく困るなあ」
「否定はしてないけど。うん、なんか雪乃の発想力は逞しいなって改めて思った」
「あははっ、何せ物書きですから」
 自然の風景に馴染む格好と人を癒す微笑み。果たして僕はそれを守れているのだろうか? 彼女の恋人として何かしてあげられているのか?
 この微笑みを見る限りでは少しは達成しているんだろうけど、分かっていても過剰に心配してしまっていた。
「隆也」
「ん、どうした?」
「そんなに悩まなくていいよ?」
「え?」
「私は隆也といられて幸せだよ。ってこと」
「いや、あの、急に言われると恥ずかしいんだけどなあ」
 おどける僕。だけど彼女はやっぱり気付いていたらしい。
「さっきから隆也の様子がおかしいのは気付いていた。いつも以上に道化師の様におどけていたし、楽しく振る舞おうとしていた。それでも私はいいけれど、楽しかったけれど、隆也が悩んでいるのはイヤ。もしかして、さっきの私の話のせい?」
「話、って?」
「天国の話。神様はいないって話だよ」
「ああ、あれか。別にそうじゃないけど」
「強がらなくてもいいのに。でも、隆也がそうしたいなら、私が勝手に独り言を呟いたってことにするね」
 彼女は一呼吸置いて、些末程度の間の後に、静かに語り始めた。
「私はね、大学生になってやっと掴んだ幸福の時間を神様のお陰になんてしたくないの。高校生の時までに家族を失って学校の人達にいじめられて、一人ぼっちの生活だった。でも、誰も助けてくれはしなかった。嘲笑い、侮蔑し、近づきさえしなかった。私は一二年間、そうやって過ごしてきた。だからこそ大学生活では自分を変えたかったの。友達と一緒にわいわい学食で昼食を採ったり、大学の帰り道にカフェに寄ってお喋りに花を咲かせたり、サークル活動に勤しんだり。そして、もし出来るのならば、私を受け入れてくれて、大事にしてくれて、一緒に幸せを歩めるような人が出来たらいいな。そう思ったの」
 少し疲れたのだろうか、一呼吸を置く。
置くと、彼女はもう一度独り言を始めた。
「その夢は叶った。しかも、今は隣に大切な人がいてくれる。私に優しくしてくれて大事にしてくれて、温かく包んでくれる大切な人が。でもこれはね、私が努力した結果なの。人が怖かったけど勇気を振り絞って話しかけて、サークルにも入って、裏切られるのが怖いと思っていても、また友達を作ろうとした。どれもこれも、私が頑張ったから、壁を乗り越えたから得られた今なの。それをね、私は神様が導いた運命だとか巡り合わせだとか、そんな安っぽくて下らない結果にしたくない。助けてくれなかった神様なんかのお陰にしたくないの。大切な人と巡り合えた事さえも、神様なんて存在を絡めたくないの。それくらい私は、天国が大嫌いで神様も大嫌いなの」
 何もかもを達観しているような澄んだ瞳で、彼女は独り言を終わらせた。
 僕は本当の意味で彼女の苦しみや憎しみ、悲しみは分からないと思う。理解できないと思う。
 何を言われて。
 何をされて。
 何を奪われ。
 何を抉り取られたか。
 自分を否定され、その存在さえもが否定されたのかもしれない。
 その小さな体を殴られ蹴られ、侮辱されたのかもしれない。
 そんなひどい仕打ちをされていたのだとしたら、神様なんて信じたくなくなるだろう。
 今までの人生を割と楽しく過ごしてきたような僕が、真に分かることはないだろう。
 だけど、何も出来ない訳ではないはずだ。
 何か出来ることが、あるはずだ。
 だったら、答えは自ずと一つしかない。
 僕は彼女を見つめ、こう言った。
「神様なんて言葉もなければ、天国なんて言葉もなかった。そうすればいいんじゃないかな? でも、もし天国があってもいい。神様がいてもいい。そう思えるような時になったら、雪乃の辞書にこの二つを足せばいいと僕は思う」
 おそろしいほど薄っぺらい、聞かれたら鼻で笑われるような発言だと僕でも思う。こんなのは余りにも身勝手で、独りよがりな言葉だ。
 だからもう一つ、付け足すことにした。
「それまでは、僕が雪乃の描きたかった天国になる。到底力不足だし、一生叶わないだろうけど、少しでも近づけるようになる。それじゃ、ダメかな?」
 恥ずかしい。恥ずかしすぎる。自分でも分かるくらい羞恥心で体が熱くなっていた。彼女の為とはいえ、よく言えたもんだ。本当に。
「ダメって言うより、もう十分なってるよ……」
「え?」
「そんなプロポーズじみた言葉を、くれるなんて思わなかった……。嬉しいけど、嬉しい、けどね」
 そうぼそぼそと呟いた雪乃は、見たことがないほど、林檎のように顔を真っ赤にさせていた。
「自分で言ってあれだけど、そう聞こえるよね。やっぱり」
 そういう僕も、顔は真っ赤。
「うん……。でも、嬉しいよ。そう言われるなんて、昔の私は夢にも思っていなかっただろうし……」
「なら、言った甲斐があったよ。たまには、彼氏らしいことを伝えられたなら、それで満足だ。恥ずかしいけど……」
「こっちの方が、何十倍も恥ずかしいけどねー」
 足をバタバタさせながら、雪乃は僕の目を――
 瞬間、視界が覆われて彼女がいなくなり、次の瞬間には目の前には彼女がいた。
 ん? これって……
「雪乃から、って珍しいね。しかもここ――」
「それは言わないお約束っ!」
「へ?」
「普段はぽへー、ってしているこんな私でもこれくらいはするよ? したいと思ったらそうする。だけど、出来る相手は一人だけ。分かる、よね?」
「あー、うん……。言わずとも伝わります」
「じゃあさ、その世界を作ってもらうために最初のお願いをしても、いい?」
「もちろん」
「今からデートの続きをしよっ。それで、どう?」
 色鮮やかな春の夕焼けの中、可愛い彼女の微笑みと魅力的な提案に僕は、
「大歓迎さ。どこに行きたい?」
 快諾し、立ち上がる。
 彼女の手を取り、大事に大事に握りしめ、彼女も大切そうに握り返す。
「んっと、隆也のオススメならどこでもいいよ」
「分かった。歩いている内に考えておくよ。いくつかあるからね」
 僕に出来ることは数少ないと思う。彼女の痛みを理解できるようになるのはずっと先かもしれないし、もしかしたら一生無理かもしれない。
 でも、やれることがないわけではない。
 この先僕は、彼女にとっての天国を作れればいい。彼女が幸せに過ごせる場所を作ればいい。あまり深く考えるより、そうした方がいいかなと思うから。
 いつか彼女の口から、天国があっても、神様がいてもいいかな。
その言葉を耳にするまで、僕は雪乃にとっての天国であるのだと彼女の姿を見て決意した。

 早く、聞けるといいな。


(終わり)

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東へ行ったのに西へ行かないのはいけないよね?

2011-10-09 20:58:23 | Weblog
そう言われた気がしたんですよ、誰かに。


こんばんは、音珠たかのです。
先月9月は3泊4日で関東へ訪問。たくさんの方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。
で、今月も遠方へ行くことになりました。
そこでタイトルがヒントになるわけなのですが、まあそのまんまです。東の都会に行ったのに、西の都会へ行かないのはいけないよね? と囁かれたので、私今月も旅行へ行くことにしました。
しかし今回は普通の旅行とは違います。

場所は大阪、こちらの戦場へ突撃します。


開催:10月16日
会場:インテックス大阪
イベント名:東方紅楼夢
http://koromu-toho.com/

ちなみにサークル参加ではなく、一般参加です。友人2人と参加します。で、嫁のパチェを救出するためパチェ本を確保する戦争でもあります。そのために最近かなり短期のバイトを入れてきました。弾薬もボチボチ確保してます。
ただ、今回は一泊もしません。

23:00 名古屋発難波行高速バス乗車
6:00 難波着
8:30 会場入り
10:30 戦の始まりじゃあぁぁぁぁ!
15:00 やったねたえちゃん! 沢山本を手に入れたよ!
(たぶん地獄のスクワット大会(所謂出品争奪戦)にも参加します)
15:00~21:00 自由時間(観光とか打ち上げとか)
21:03 大阪上本町発近鉄名古屋行アーバンライナー乗車(たぶんこれに乗ります)
23:10 近鉄名古屋着
0:00 自宅着

おそらくこの行程で動くことになると思います。場合によっては多少変更するかもしれませんが、おおよそこんな感じかと。
正直大阪は初めて行くので土地勘はさっぱりです。
ですので、関西出身のマイミクさん、どこかオススメの夕食スポットとかありますかね? 
観光は余り出来ないでしょうからメジャーな所にしか行けないと思います。あと、近鉄の都合もあるので上本町辺りとか大阪都心部で動くかと。
もしありましたらよろしくお願いしますm(__)m

さて、今回はこれくらいで。
日曜まで弾薬を補給しようかなと思います。
それでは。
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はちがつふつかがすぎたきょう

2011-08-21 23:40:06 | Weblog
 生活リズムが狂ってしまった私の体内時計は、今日もトンチンカンな時間に眠気を誘わせる。
 もう外は朝だというのに、今更眠たくなるのだ。早起きの人ならとっくに起きている時間で、おそらくランニングをしている人もいるだろう。もしかしたら、モーニングを食べに喫茶店へ向かっている人もいるかもしれない。
 そんな中、私は眠りにつく。夜に眠れないのはどうしようもないのだ。なぜか分からない、いや分かってはいるんだけど分からないふりをしているだけか。その理由を認めたくなくて、平気だと思いたいけれど、現実は現実だ。逃げようもない。
 だから私は抗うことをやめた。認めるしかないものは認めるしかないのだ。
 だけど、最近の私は高校生の頃のユメを見ることが多くなった。ちょうど睡眠サイクルがおかしくなり始めた時期からだろうか。本当にあった事となかった事がごっちゃになった夢を見たり、高校の頃には間違いないんだけど夢だからこそ有りえるような夢を見たりした。昼過ぎに起きてからこの夢について疑問を抱くのだが、一人でごちゃごちゃ考えた所でどうしようもないので、今日はどんなゆめになるだろうか程度に考えている。
 ああそう。今日も15時過ぎに起きるという、まるで夜勤で働いているような人が起きるような時間に目が覚めた。しかも胃の調子が悪い。お陰で夕食もあまり気分良くは食べられなかった。
 そして今、である。小説の方はそこそこ順調で、新人賞の本編とその小説の設定資料集を作るという並行作業を行っている。昔から少しずつ積み重ねて書いてきた作品だから気合の入れ方は半端ではない。しばらくはこの作業が続くだろう。
 おそらくしばらくは、この睡眠サイクルは続くだろう。ただ、大学のオリエンテーションが終わり旅行に行く頃までにはどうにかしたいなと思っている。
 さあ、今日も小説を書いて、SFアニメを見たらまた小説を書こう。
 私に出来ることは書くことで、幸せとか悲しみとかいろんな経験をしていくことくらいしか出来ないのだから。

(小説風にブログを書いてみた)
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岐阜市について①『岐阜市と岐阜駅前。その現状』

2011-08-03 19:34:10 | Weblog
こんにちは。岐阜市出身の音珠たかのです。
今回からアップさせていただくのは『岐阜市について』です。
私の住んでいる街、岐阜市は岐阜県の県庁所在地であり、人口は40万人を抱える中核市。
にも関わらず駅前の現状は大変厳しく、さびれています。柳ヶ瀬はさらにひどいもので、シャッター銀座の名がふさわしい。という不名誉な状態です。県庁所在地にもかかわらずここ20年で百貨店がほぼ撤退してしまい現在となっては高島屋のみという状態になってしまいました。そして駅前に至っては百貨店が一つも(!)ありません。あるのはロフトのみという悲惨な状態で、しかも駅前一等地にあったパルコ跡地は未だに更地のままという有様!
40万都市にしては余りにも寄っていけるお店がないという目を覆いたくなるような状況なのです。
じゃあなぜこのような状態になってしまったのでしょうか。
最初にデータから見ていきましょう。

・岐阜市基本データ
面積202.89km²
総人口 412,874人
(推計人口、2011年6月1日)
人口密度 2,030人/km²

(出典元:ウィキペデイア)

ここだけみれば、県庁所在地としてはなかなか立派な人口です。近隣の富山市・津市・福井市に比べると人口も多めです。
しかし、駅前の現状はというと……

◎現在ある主な駅前及び柳ヶ瀬の商業施設(大規模商業施設は◎、中規模は○)
◎岐阜高島屋
 柳ヶ瀬の百貨店。2005年(平成17年)に大規模なリニューアル工事を実施した。リニューアル後の業績は好調で、約160億円にまで落ち込んだ 年商を約200億円程度にまで回復させている(2006年)
 自由書房が入居。ワンフロア丸ごと本屋は魅力的である。
◎岐阜ロフト
 名鉄岐阜駅にある日用品中心のショップ。市内駅前唯一の若者向けショップ。
・ACTIVE-G
 JR岐阜駅構内西側に位置する商業・文化施設。若者向けが少なく、飲食店中心。
○アスティ岐阜
 JR岐阜駅構内中央・東側に位置する商業施設。エクセルシオール・ドトール・モスバーガーのほか、複数の飲食店が入居。近くには図書館分 館がある。
○岐阜シティ・タワー43
 再開発によって出来た高さ163mの複合型超高層ビル。1・2Fが商業施設、3Fは福祉施設。4Fは岐阜放送とカフェが入居。
・イクト
 名鉄岐阜駅にある商業施設。駅前にしては余りにも小規模の2F。
◎オーキッドパーク
 エイデン、ヤマナカ、ユニクロ、ほけんの窓口などが入居している複合商業施設。規模としてはそこそこ大きいが、駅からやや離れているの が痛い所。
◎ドン・キホーテ柳ヶ瀬店(今年オープン)
 柳ヶ瀬地区にある総合ディスカウントストア。若者向けの代表的な店舗。出だしは好調で、近年若者がいなかったメルサ周辺に学生などの若 者が多く寄っていっているようで、良い兆候ではある。

(出典元:ウィキペディア)

以上が既存店舗です。実はこれでもまだ良くなった方でして、5年前まではシティタワー、ドン・キホーテ、イクトは存在していませんでした。しかも、高島屋とオーキッドパークを除いてどれも大規模ではなくせいぜい中規模で、集客効果は限定的という規模です。
じゃあ他に小規模な店舗はないの?
そう言われると、悲しい事にあまり思いつかないのです。
あえて挙げるならば、

・シダックス(カラオケ)
・ビックエコー(同・去年オープン)
・アニメイト(アニメショップ)
・ペーパームーン(同)
・三省堂書店(本屋)

ぐらいです。
アニメショップを出すなよ!このオタク!
と思うかもしれませんが、別に私がオタクだから出しているわけではなく、本当にめぼしい商業施設が無いのでアニメショップを出しているのです。(そりゃオタクからしたらこういうアニメショップが他に出来るなら嬉しいですが。)本当に商業施設が無い。大げさに言うと、1時間以上とどまることが出来るお店が上記に挙げた以外はほぼ存在していません。
それほどまでに岐阜市中心部には商業施設が無いのです。
しかし、以前はこんな有様ではありませんでした。もっと商業施設が、それも大規模なものがあったんです。
それでは、以前はあった商業施設をあげていきましょう。

◎閉鎖店(中心市街地)
・岐阜メルサ ファッション館とグルメ館があり、ファッション館8Fにはコンサートホール(名称:メルサホール)がある。名古屋鉄道系列。 (現ドン・キホーテ柳ケ瀬店)
・岐阜パルコ(2006年8月20日閉店 学習塾の名進研が購入し、学習塾が入居する複合商業ビルとして建て替えを検討中。であったがリーマンショック以降の不景気で頓挫。今も更地のまま)
・新岐阜百貨店(2005年12月28日閉店 - 解体 - 2007年6月名鉄岐阜駅駅舎新築竣工、跡地には商業施設イクト)
・岐阜近鉄百貨店(現岐阜中日ビル)
・ダイエー岐阜店(現ライオンズマンション)
・長崎屋岐阜店(跡地未定)
・岐阜センサ(ファッション専門店ビル、跡地未定)旧タマコシ(現・平和堂東海)の倒産による閉店

以上が以前は存在していた商業施設です。ほんの10年前まではこれだけの商業施設があったにも関わらず、相次いで閉店していってしまいました。大きな原因としてはやはり、ずっと続いている不景気ではあるのですがそれだけではありません。
その大きな原因は次回の『②なぜ相次いで市街中心部の商業施設が撤退してしまったのか』で迫っていきたいと思います。
今回はこれくらいで。
それでは。
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夏休みに入ったー

2011-07-31 18:28:38 | Weblog
こんにちは。音珠たかのです。
春学期のテストも終わって夏休みになりました。これから9月18日までは夏休みです。高校と違って少しだけ夏休みが長いのは助かりますね。執筆も出来るし、そのための研究も出来ますし。また、次に大学へ行く頃には少しは涼しくなっているでしょうから暑がりとしては嬉しい話です。

さて、今回は執筆の話でも。
電撃に投稿する作品については8月から本格始動、つまり明日から執筆を始めようと思います。今までは設定に対する裏付けや裏設定作り、世界観や物語に対する設定を作っていました。今回は今まで以上に緻密に物語を作りこむつもりなのでかなり時間をかけましたが、それを成果にするために明日から本編を作り始めます。
しかし物語本編の執筆を始めても、設定は追加で作っていく予定です。
とりあえず予定としては年末までには本編を完成させ、2月までには最終校正を行い、3月下旬までには投稿したいです。
その間にはかなりの時間があるので、電撃が上手く進めば、来年8月末の富士見の方の設定作りも始めるかもしれません。基礎に関してはいくつかストックもありますし。
まあ、とりあえずは電撃完成が大前提なのでこっちが終わらないとどうにもなりませんが。
電撃の作品に関してはまた、ある程度進んだら報告します。
リアルタイムの進行具合に関してはツイッターをご覧いただければいいかと。

携帯の話。
携帯をスマフォンに替えました。二年契約が終わって前使っていた携帯が老朽化していましたので。
ちなみに会社はドコモへ、機種はS-04Cメディアスにしました。まだ使い慣れていませんが、慣れ次第スマフォンでブログを更新するなんてこともあるかもしれません。

さて、今回はこれくらいで。
次回はなるべく早く更新しようと思います。岐阜市についての話もしたいですしね。
では、また次回に。
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気付いたらもう7月

2011-07-03 22:50:28 | Weblog
びっくりするほど暑い6月下旬が終わり、とうとう今年も下半期となりました。最近はありえない程の猛暑のせいで「暑すぎる……、冷房が恋しい……」と呟きながら歩いています。雨の日がほんとありがたいです。

こんばんは。音珠たかのです。数か月の更新となりました。
とりあえず無事に大学生活を送っています。濃厚すぎる学生生活を送っている感は否めません。
講義の方は普通に、そこそこ真面目に受けつつ偶にはうつらうつらしてしまうといった高校生の頃とあんまり変わらない感じですが、他がまあ忙しい忙しい。
サークルを設立したり漢検のために資格勉強したり、友人宅に泊まりに行ったり、熱い執筆談義に花を咲かせたりと充実した生活の中で日々生きています。ていうかこんな充実していいのか逆に不安になってます。
もちろん楽しい事ばかりではないです。成績は友達と比べてプレッシャーがありますし(成績取れないと来年大学からお金がもらえないので)、サークル設立で代表になったもんだからそちらの業務もあるし、バイトは思ったように採用してもらえないです。未だに学生ニートとかそろそろ危機感を抱き始めました(汗)
そして間近に控えた春学期の試験。レポート試験のために資料収集に追われ(最近やっと入手)、苦手な語学をどうにかするために必死に勉強してます。ドイツ語とか全然分からないです。どうしたものか。
英語は苦手とか言ってられないんでTOEICスコア600の参考書を買いました。昨今の就職事情がルナティックモードなので一応取っておかないとと思いまして、結果英語の基礎を固めつつ語彙(単語・イディオム)を増やしてます。4年までには600以上になっていればいいなあと希望的観測ではありますが、目標も作りました。
専門や興味のある教養科目は楽しいです。いい成績を残したいなと思ってもいたり。

小説の方ですが、電撃向けをぼちぼち設定を傾けています。ただ、何か一つ新鮮な要素というか、今一つ足りない感があるのですがそれが見つからなくてもどかしい思いをしています。何が足らないんだろうか……。日々葛藤をしていますが、これさえ上手くいけば受賞する自信がある作品を書けるので、本格的にワードで執筆する8月までには見つけたいところです。
本編が仕上がり次第(だいぶ先になりますが)こちらにもアップすると思います。

新しいジャンルのお話。
新しいジャンルとして岐阜市の再開発について話そうと思います。自分の故郷である岐阜市の衰退が著しい(大学生になり名駅や藤が丘へ行くようになって余計痛感しました)のですが、それについて語っていき、学生の目線で論じていきたいなと思います。批判ばかりではなく今後どうすればいいかなんて提案もするかと思います。
こちらは資料が整い次第アップしようと思います。

いくつかの分野に分けてお話ししましたが、他にまとまったネタがないですし、あるにしてもこちらでは書ききれないものも多いので今回はこの辺で。
それでは。
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東日本大震災について

2011-03-16 18:32:31 | Weblog
こんにちは。音珠たかのです。
11日に発生しました東日本大震災について、また昨日の静岡東部の地震において、私は無事です。しばらくこちらは更新せず、ツイッターやミクシィなど割と特定される方との安否確認などをしておりました。全員無事だったので、今一息つき、こちらもアップしたという状況です。
まずこの場をお借りして(ブログはgooさんの提供ですから)被災地で亡くなられた方に対しご冥福をお祈りいたします。また行方不明者の方々が多数出ておりますが一人でも多くの方が救出されることを祈っております。

さて、発生してからは基本的に手軽でサーバーも強く、すぐに確認のとれるツイッター重視で更新をしていました。
東北の方などのツイートも見ましたがかなり悲惨なツイートが多く、食糧不足。、水不足、医薬品不足、燃料不足などあらゆるものが不足している様子が伝わってきており、ツイッターからだけでも目を覆いたくなるような被害地の実状が垣間見られました。また、関東では計画停電によりかなり生活が不便になっているとのことで今回の地震の凄まじさが伝わりました。私が居住している東海地方は生活に不便はないものの、防災グッズなどの売り切れが続出しており電池も場所によっては品薄になっていました。
ですが、私の住んでいる地域はかなり幸せな方。だけど協力できることが少ないという歯がゆい状態です。
しかし私たちにも何か出来るはず。思いつく限りですが、上げてみました。

・募金
これが現状において一番有効な手段だと思います。一円でも多く寄付していただければと思います。

http://www.jrc.or.jp
『日本赤十字社』

代表的な募金先として『日本赤十字社』へのリンクを設置いたしました。余裕のある方はこちらでの募金をよろしくお願いします。


・節電
こちらは変電所の変換限度が100万キロワットということで、現在は中部電力管轄内以西の地域にお住まいの方々は必要ありませんが今後この地域やこの地域に近い地域で地震が起こった際は関東で行われているような節電にご協力ください。
なお現在節電作戦の一つとして『ヤシマ作戦』が発動されています。

http://yashima.me
『ヤシマ作戦ホームページ』

ヤシマ作戦のホームページを上に設置しました。もしよろしければご協力ください。
皆様が節電した1ワットが、誰かを救うかもしれません。ぜひ、ご協力よろしくお願いします。


・経済活発化の協力
現在、首都圏の経済活動は震災被害及び計画停電により経済活動がかなり低下しております。ここ2日で日経平均株価が1600円以上暴落しているのがそれを顕著に表しています。どうなると今後経済の要になるのは中部地方以西の地域の経済活動です。私たちが買い渋りやためらいをすればするほど後々の経済活動に影響が出ます。私たちにできるのは普段通りの生活を送り、品物を購入することです。関東があの状態のため普段の経済規模から鑑みるに現在の経済の心臓部は東海・関西地域にあると言ってもいいでしょう。
必要以上に物品購入する必要はありません。むしろ買占めは枝野官房長官も仰っていましたが被災地に物品を優先輸送できなくなるなどの悪影響を及ぼします。ですから、重ねていいますが皆様『普段通りの生活』をお願いします。


以上のように私たちに出来ることは本当に少ないです。正直歯痒いです。しかし、協力出来ることはやれる範囲で協力したいもの。もし、自分も何か出来たらと思う方がいらっしゃいましたら、ぜひご協力お願いします。
最後に注意を書きます。このようなことはしないでください。

・千羽鶴の作成(送っても邪魔になるそうです。募金などをしましょう)

・物品寄付(古着などは大変かさばります。邪魔になるそうです。現在はしないようにしてください。おそらくですが、地震が落ち着いてから物品不足などによる寄付のお願いなどがあると思います。その時にはぜひ寄付しましょう。それまでは控えたほうがいいかと思います。)

・イソジンが放射能除去に効果があるとの情報が流れていましたがあれは『デマ』です。間違ってもしないで下さい。知らない方がいましたら伝えてあげてください。

・ボランティアとして現地へ赴く。(これは絶対やめてください。救援専門の自衛隊や各消防などに任せてください。被災地に方曰く、来ても邪魔。何もしないし出来ない。貴重な食料を食いつぶすだけ。と聞いております。助けたいと思う精神はとても素晴らしいと思います。その心は募金などにお使いください。)

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あけましたおめでとうございました

2011-02-25 16:41:07 | Weblog
新年の投稿が2月下旬ってどういうことなの……。
しばらく更新できなくてすみませんでした。音珠たかのです。
前回までの日記の通り、ここしばらくは必死にセンター試験&一般入試の対策に追われていましてブログの方は放置状態でした。そもそもセンター試験以降ほとんどPCを触っていないですし、時間がなかったんですけどね(汗)
で、肝心の結果はどうだったのかというと……

某○知学院大『初年度の学費ほとんど免除しますからウチにきませんか?』
私『いやいや、貴方の大学は12月のセンタープレE判定でしたけど!?」
某『でも事実受かってます』
私『エイプリルフールじゃないんすか?」
某『そんなわけないでしょ!とにかく!ウチで学費の面倒見るから来なさいってわけ!その代わり成績は上位5%、GPA平均3以上、年間履修単位32以上取りなさい!こんなサービス滅多にないんだからねっ!』
私『はあ。分かりました、入学します』
某『それでいいのよ。それでっ』

某大学がツンデレかどうかはさておき(○知学院大学さんゴメンナサイ(汗))本当にかなり早いエイプリルフールかと思った通知が届いたわけです。簡単に例えると散々ツンツンしていた大学がデレデレしたんですよ、急に。(単に以前の私が極度の実力不足だっただけですけど)
本当は本命大の一つ(旧お嬢様大学現共学の擬人化したら黒髪ロングメガネイメージ)も合格していたんですが、いかんせん文学部日本文学系ではレベルも遜色なく、文献と資料と図書館が整った最適学習環境、広々とした充実したキャンパスの大学から初年度納入金6万でおk。なんて言われればやっぱりそっちに行きたくなるわけです。そもそも一年生にはここのオープンキャンパスに行っていましたね。
あとは家計を考えてみると、というのが大きかったかな。本命大が初年度133万に対してこちらは6万、二年次からも維持すれば70万で済む。つまり4年間の学費だけでも、
本命大:460万
進学先:216万
国公立より安い学費なんてこれほど美味しい話はないわけですよ。親には学費の面では迷惑かけたくないし、自分自身の後々の負担も大幅に軽減できる。レベルも文学部だとそんなに変わらないし何より今の時代就職率90%オーバーは大きい。教員にも強いですしね。
という諸々の面を考えて進学先を決めたわけです。
まあこのご時勢に現役合格はホント良かったです。案の定進学先は志願倍率も上がってましたし、それを考えると努力の甲斐があったなあ。と感じました。
しかし。
かといって安心は出来ません。上記のように維持には幾つもの条件がつくので入学後は今まで以上の努力をしなければなりませんから天狗にはなれません。というより普通に入学するより大変だから重圧やプレッシャーが大きくなるのかな。
でも昔から努力するのは苦手じゃないですし、今までもそうやってやってきたのでこれからも変わらず過ごそうと思います。
ですから4月からは勉学・交友関係・サークル・バイト・執筆・エロゲwwなどいろんな事を両立できるような楽しい大学生生活を送れるようにしたいなと思います。
また4月からは年額のMyノートPCも入手出来るのでちょこttは更新頻度を上げることが出来るかと。
新年度から大学生になる音珠たかのをよろしくお願いします。

今回はこれくらいで。
それでは。
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今年ももう終わりですのでせめて最後に更新くらいはとたかのはたかのは(ry

2010-12-27 13:36:28 | Weblog
こんにちは、音珠たかのです。
今月は月の頭に更新して以来放置状態でしたが、さすがに年末ですし更新をしようかと思いました。
ツイッターを使っていらっしゃる方で、フォロワーさんならばご存知かと思いますが現在絶賛受験生でありまして、毎日独学でセンターと一般試験の対策をしている状態であります。数学よりはマシですがあまり得意ではない英語とにらめっこしながら、浪人不可のがけっぷちに立たされながら過ごしています。
受ける大学は6校8方式なので6発装弾可能の拳銃より弾はありますが、そのうち3校の難易度が高いので苦戦中。だいたい偏差値60オーバーってなんですか。なんでよりにもよって今年は偏差値が上がるんだよ。と悪態をつきながら、合格ラインまでは持っていけるようにと励んでいます。日本史とか真剣に頼みの綱です。日本史Bちゃん、マジ天使。
とりあえず有利な方式を選択して受けるのでネックの英語と古文(基礎はなんとかなるんですが応用となると……)をどうにかしたいなと思っていたり。
こういう時にパチェが教えてくれたら国公立でさえ受かりそうな気がするのに……、と妄想を脳内で転換しています。たぶんもう末期なんだと思います。パチェが好きすぎてそんなことばっかり考えています。


だってそうでもしないと受験生なんてやってらんないですよっ!!


……すいません。血迷いました。でも現実です。私の脳内は腐りきっている上に末期ですからどうしようもないです。
まあ、こういう状況も卒業式の頃には解放されているはずなので、後で余裕を持てるように今のうちに血ヘド吐いて努力します。
早く執筆を再開させたいですしね。

そうそう、執筆の話を久しぶりに。
こんな状況なんで当然電撃に間に合うわけがなく、来年に持ち越しです。富士見も締め切りに間に合うか微妙です。
大学生になれればマイノートPCを購入しますし、通学も電車で1時間から1時間半くらいかかるのでその合間に執筆も出来ますし今よりはスピードが上がるかと。そして何より空き時間とやらも発生しますし、夏休みや春休みがありますからね。来年分と再来年分を2本出せるくらいにはしたいです。大学に入学出来たら年2~4本ペースで執筆したいですし。
こちらの方は受験が上手くいき次第また話したいと思います。

アニメの話。
現在見ているのは禁書目録・そらおと・俺妹・荒川・パンストの5本。
とりあえず一言ずつ感想をば。

○禁書目録
インなんとかさんとかゆーな!

○そらおと
カオスは神(キリッ

○荒川
ニノさんマジ天使

○俺妹
地味子は私の幼馴染です。あーゆーおーけー?

○パンスト
ストッッッキーーーンッ!


とりあえずブリーフショックは驚愕でした。
ていうかあの二人さっさと結婚しちゃえよ。
なので今日放送の最終回はすごく楽しみです。どうせ受験対策で起きているのでリアタイで見ようかと思います。


さて、今回はこれくらいで。
本年は本当にありがとうございました。
来年も変わらず、お付き合いいただけたらと思います。
また今年の内に更新できたらと思いますが、おそらくその可能性は低いので、ここで年末のご挨拶をさせていただきました。
それでは皆さま、よいお年を!
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