<うそごと>はお好き?

管理人・葉山羽魚(ハヤマ ウナ)の人生は読書演劇妄想人形美酒シゴト。

「さくらん」と、祝!!「時効警察 パート2」

2007-04-13 | 感想
見ましたよ。映画「さくらん」。

えー。
土屋アンナや、ニナガワミカが大好き!!! という方は読まないで下さい。


ネタバレしてます。



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私だって蜷川実花さん、大っ好きです!!!!!!
初めて1人で入ったラ・フォーレ原宿で偶然やってた写真展。

「なんじゃこれ?! 可愛い! グロい! エロい! 色がすごい!
 こんな写真見たことない! 女の子がほんとに見たかった写真だ!」


それが蜷川実花だったんだから。

でもね、映画というのは
1コマ1コマがいくらその瞬間が綺麗でも
作品としていいことにはならないと思う。

試写会の感想で
「もうほんと一瞬一瞬が写真みたいだったーv」
と言ってる人がいたのをテレビで見たが
それは・・・褒め言葉ではないと思う。
少なくとも映画への褒め言葉にしては適切ではないだろ。
「事実」なんだけどね。
それがこの「さくらん」の良さであり悪さである。

で、同じ「動くお話」だけれども生の舞台と違うのが
「編集」があること(編集しなくてはいけない)だと思うのです。
筋運びとか、カットとか、「どうつなぐ?」だと思うのです。

私は全然映画とか芸術とか分からないけど、
ミーハーとして、安野モヨコ「さくらん」ファンとして、
特に原作がしっかりしている場合だと(原作が支持されていればされているほど)
違うメディア(表現方法)にするときに
そういうとこが難しいと思うんだよ。

実花さんは、もう何本か撮ってから満を持して撮れば
もっといいものに仕上がったと思う。

衣装、セット、さすがです。本当に、すごいです。
でも、映像は写真とは違うと思う。
日暮の道中、なんであんな風に撮るの?!!
もっと盛り上げるべきシーンじゃないか?
音楽も椎名林檎、私だって大好きだよリンゴ。
でも、その合わせ方とか・・・。
とにかくねー、もったいなさすぎなんです!


すんごい俳優陣だもん!!!!!!!!
(↑結局、俳優マニア。)

でもアンナちゃんは、ちょっとつらい。
アンナちゃんは監督に求められていることをしっかりやったんだろうと思う。
でも、ハスキーすぎる。声が。
声がかすれてるのはロックではいいさ。
下妻のイチゴちゃん。ぴったりだった。
でも、おいらんには合わないと思う。
きよ葉役はアンナちゃんしかいなかったと思うけど。

でもこれが、ちゃんと映画になってるのは
ひとえに
すごい俳優陣が脇を固めているから。

とーくーに

置屋のやり手婆が「夏木マリ」。
姐さん・・・また主役喰ってますがな・・・
しかも、楼主(遊女屋の主)が「石橋蓮司」・・・

2人は夫婦。

こえーーーーーーーーーーーでも
こういう夫婦なら吉原遊女屋、張っていけそうーーーーーー!


木村佳乃。この人は本当に日本的健康美人。
恋に狂える高尾おいらん!

その恋人の浮世絵師が、永瀬正敏。
いいねえええ! 永瀬久しぶり! うふふ(←ファン) 
でもどうして小泉今日子も出ているの?
永瀬と小泉はどうして気づくとよく共演してるの?(シーンはかぶってないけど)
ほんとに私はどきどきしちゃうよ。
離婚直前に共演してたし。
仲はいいの? それともザッツビジネス?(野次馬ど根性)

そ・し・て、安藤政信の清次。
きゃーーーーーーーーーー安藤君ってすごいいいー!

そ・し・て

椎名・・・・・・キッペイ・・・・・・・・・。

私も身請けされたい。(いろんな意味で無理)

キッペイに惚れられたいぃぃぃ!(それもすごい無理)

成宮君、まげ似合ってないよ・・・・。

というわけで、
まあ、一見の価値はありますが、ということです。
はい。

思ったんだけど
実花さん、これ、写真集で撮ればよかったんじゃないか?
写真でフィルムストーリー、みたいなかんじでさ。うん。

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オダジョーは仕事しまくりですね。
あー時効警察楽しみ楽しみ楽しみ!!!


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