飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

金正男暗殺、その周辺と影響

2017-02-16 15:29:53 | 政治

北朝鮮の終わりの始まり・・・?!
どう考えてもそう思わざるを得ない!
何故か?
斯くも残虐な政治手法が
何時までもまかり通るはずがないのだ!

 

南の半島は、

「余りにもひどい捏造・執拗」な慰安婦問題がある。

そして、

繰り返される政権交代に依る、

報復攻撃・・・。

北では、

そもそも政権そのものが時代遅れの王朝紛いだ。

その邪魔者は消すという恐ろしい事実(Fact)が

横行している。

 

理由が何であれ、

かつて、

北朝鮮No2と目されていた張成沢が処刑された。

それも高射機関砲で粉砕された・・・。

 

その後、

犬の餌にされたというウワサがある。

その他強制収容所で、

どれだけの人間が不条理に殺され、

家畜並みの生活を強いられているのか?

言わずもがなの事実(Fact)がある。

 

そのような国(体制)が何時までも続くはずがないのである。

誰が考えても余りに当然の話だ。

その余の、

如何なる話も、

これらの事実(Fact)を正当化出来る根拠にはならない。

北主導に依る半島の統一などという話は、

これ一つとってみても戯言であろう。

 

これに似た話は、

中共でも同じである。

ある意味、

もっと広汎で陰湿かもしれない・・・。

臓器移植に死刑囚を活用するに至っては、

言語道断である。

 

これらの国々は、

将来において残り得ようがないではないか。

必ず、

早晩分解・瓦解する・・・?!

 

2017年02月15日NEW !
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みなさん、こんにちは。

本日は「坂東学校 学校長報」で伝えるようなネタですが、旬の速報ですのでこちらにて。

金正恩の腹違いの兄である金正男氏が、2月14日朝、マレーシアのクアラルンプール空港で北朝鮮側の暗殺により殺害されたとのこと。

 

殺された理由は明白でしょう。

ちょっと遡ったお話をしますね。

中国メディアの博訊が伝えるところによると、実は、先代の金正日死去の際、中国側ではその葬儀に、すでにマカオに保護していた正男氏にも警護を付けて出席させてはどうか、という話があったのだそうですが、正恩の性格や体制の情況などを分析した結果、それは危険だと判断し取りやめたそうです。

また、他にも、中国民主活動家側メディアの話では(北朝鮮ウォッチャーの一部は否定的ですが)、正恩の叔父の張成沢が、生前、中国に身を隠していた金正男氏を担いでのクーデター計画を胡錦涛側に打診していたらしいのです。

これを知った中国側元公安局トップOBの周永康が、その後国家主席に習近平を押すであろう胡錦涛側の出鼻をくじくため、根回しの末入手した録音データを北朝鮮に送ったことから北朝鮮側がクーデター計画を把握、張成沢は帰国後監視された末に逮捕され、高射砲水平撃ちで「砲」殺されたのだそうです。

逆に中国側では、北朝鮮ナンバー2が協力したであろう金正男氏を担ぐ北朝鮮クーデター計画をぶち壊されたことから(だと思いますが)、周永康薄煕来の件とからめて「重大な秘密を漏洩した」として習近平に粛清(終身刑)されております(-_-;)

 の張成沢処刑については、飢えた犬200匹に食い殺させて処刑させた(?)などと言われていた頃から、高射機関砲の水平撃ちによる処刑であることなどの詳細を坂東学校にてお伝えしておりましたが・・・

(ちょいグロのため小さく画像のみ↓ 動画もありますが、やめときますね)

・・・北朝鮮の現在については、北朝鮮ウォッチャーの間でも

① 金体制安泰説

② 権力暗闘が続いていて不安定という説

という2つの見方に完全に分かれています。

もともと北朝鮮関連の情報がもともと少なすぎますので、はっきりとはいえませんが、朝鮮族も多数含まれている中国側民主活動家とつながるメディアその他の情報からすると、

「派手な処刑を実行しても誰も逆らえないほど安泰」

「多額の予算を必要とする核実験やミサイル発射実験ができるほど、世界的規模の投資家が北のスポンサーになっている」

・・・という話のほうが信用できますね。

 

さて、今回の殺害についてですが・・・

 

【マレーシア警察、金正男氏死亡と韓国政府に連絡 

 空港で「顔に何か吹きかけられ、体調が悪い」】

http://www.sankei.com/world/news/170214/wor1702140060-n1.html

一部で「毒針で刺された」と報じられていますが、「毒針」というのはおそらく刺客による殺害を例えた表現が元になっているための不正確な伝達によるものでしょう。

不特定多数が往来する空港内での、出血を伴うような毒針などでの刺殺は、発覚を遅らせ犯人の現場離脱を優先する暗殺としては不向きだからです。

本来、彼は中国側に保護されていたはずですが、たまにふらっと日本に来ていたりするなど、国際感覚や語学力があっただけに、油断もあったのでしょう。

台湾側の報道と掲示板をざっと見ても、

「中国に見捨てられたのか?」「中国側が「お荷物」に感じてきたかな」

などの書き込みが見られますが、どうも「マカオの滞在費を払えずホテルから追い出された」とか、「格安航空機でのフライト待ちだった」とかいう話もありますし、韓国側の話では、正男氏はマレーシアとシンガポールに彼女がいたとのこと。

おそらく中国政府にもナイショで、フラッと出てしまったのでしょう。

中国は依然として金正恩との関係を修復しておらず、正男氏の価値を見失う理由もありませんので、おそらく中国にとっても寝耳に水だったはず。

今回の件は北朝鮮側による殺害であると考えるのが自然ですね。

ただ、北朝鮮が殺ったなら、見せしめとしてその結果を公表するのが当たり前のところ、これまでそういう報道はありません。

2月16日はテレホンヘッド将軍の父・金正日の誕生日ですので、兄弟殺しの事実公表を封じているのかもしれませんが、このまま北朝鮮がシラを切る場合、暗殺を実行した女性二人も、金正男氏の冥土のお供となるでしょう。

問題は正男氏の息子です。

中国が彼の血筋を重視するなら、息子のソルソン氏の保護に手を尽くすはず。

金王朝は血統で三代続いていますので、こちらにも国家主席世襲の資格がありますから、彼も危険なのですが、現在行方不明。

殺害された金正男氏の息子も行方不明…

 金正恩委員長の異母姉ソルソン氏は監禁か

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170214-00000107-wow-int

中国側か、留学先で保護されていることと思いますが、血統としての不安分子を処分する上で北朝鮮が親父を仕留めて息子を逃すはずはなく、おそらく親子の所在を確認した上で、同時に狙ったと考えるのが妥当。

そして忘れてはならないのは、この殺害が日本の朝鮮総連に対し金体制への忠誠を求める強烈なメッセージとなっているであろうこと。

腹違いの弟に殺されるなど、あの世で明日誕生日を迎える金正日も、泣いているはず。

金正恩より遥かに国際感覚を備え、日本語を含め語学も達者だった正男氏には、親しみを感じる日本側の隠れファンもいて、少数だと思いますがその存在を知る北朝鮮人民の希望の灯でもあったはず。【転載終了】