治療記録/ある画家にまつわる記録と記憶

治療記録(花粉症、ウイルス性いぼ)/山下清について

舌下減感作療法(2015年6月~2015年12月)

2016-01-04 | 減感作療法
 夏~秋の間も、毎日舌下減感作療法を続けた。夏の猛暑の頃は、薬をもらって持ち帰る時、保冷剤を入れた保冷バッグに
入れて持って帰ったりもした。舌下減感作療法を始めて半年を過ぎたあたりから、軽い副作用(のどの痒み、気管支の腫れ、
口内炎部分の腫れ)はほとんど起こらなくなった。

 9月~11月あたりは、例年ならばブタクサ花粉症の症状(鼻水、目の腫れ)が出てくるのだが、今年はブタクサ花粉は
裏年なせいか?はたまた舌下減感作療法のおかげか?不思議なことにほとんど症状が出なかった。
秋花粉は飛散予測サイトがほとんどないので、いつごろ飛んでいるのか謎だったし、抗アレルギー剤も2週間ほど飲んで
止めてしまった。社内にもブタクサ花粉症の同僚が居ないので、全く謎である。
ブタクサ花粉症の症状の変化については、来年に持ち越しである。

 10月からは、シダトレン発売から1年経ったので、薬が4週間分処方されるようになった。隔週ごとに病院に行かなくて
良くなったのでうれしい限り。ただ、4週間分処方してもらうためには問診が入るので、病院が激混みの時はかなり
待たなくてはならないが…。

 12月に入ると、医者からダニアレルギーの舌下減感作療法を薦められた。行きつけの病院はダニアレルギーの
舌下減感作療法もやっているらしい。そういえば最初のアレルギー検査で、ヤケヒョウヒダニ:クラス3、ハウスダスト:クラス3
だったから、確実に自分はダニアレルギーは持っている。
(ヤケヒョウヒダニとハウスダストのアレルゲンの違いが未だにわからない…)
ちょっと調べてみると、2社から常温保存できるダニエキス舌下錠なるものが出ているらしい。
シダトレンを出している鳥居薬品から「ミティキュア」、塩野義製薬から「アシテア」という名前のダニエキス舌下錠が。
アシテアが11月に発売、ミティキュア(←言いにくい)が12月に発売されている。
処方の仕方が微妙に違うが、どちらも効果は同じようなものらしい。
アシテアは増量期:100単位(IR)=19000JAU、維持期:300単位(IR)=57000JAU、
ミティキュアは増量期:3300JAU、維持期:10000JAU とかなり内容量が違うような気がするが…。
ていうか外国でも使われていると思われるダニエキスも単位JAU使うのか。IRは世界共通単位らしいが。
病院によって使う薬は違うのだろうか、それともどちらかを選べるのだろうか?

 シダトレンと同時に治療できるらしいのでちょっとそそられたが、ダニについては夏場少し体が痒くなるくらいで、
スギ花粉症ほど症状に悩まされていないのと、せっかくシダトレン4週間分処方になったのがまた2週間処方に
戻ってしまうことを考慮して、今の時点ではダニアレルギー治療はしないことにした。

ダニアレルギー性鼻炎の人に向けた舌下減感作療法らしいが、気管支炎、皮膚症状がひどい人にも何らかの効果は
あるのではないかと思う。

つづく

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