月にかかる虹

あまのじゃくで好奇心いっぱいなおばさんの日常、非日常

第4候・土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

2017-02-19 01:44:47 | 七十二候
新暦二月十九日から二月二十三日頃・土が湿り気を含み出す時期

「土脉潤起」の「脉」は「脈」の俗字。
まるで土が脈打っているかのような風情を表してる。
この時期は、大地がゆるみ、潤い始める頃だといっている。
まだまだ気温は低く、雨が降った後も、なかなか乾かない。
さらに、雪解けや霜解けで、土の道なら、ぬかるむことが多くなる頃だ。

これを「春泥」というのだが、舗装道路が増えた今、ピンとこない人の方が多いかもしれない。
泥が跳ねて行き悩むことがなくなった半面、土の匂いにも疎くなっている。
都会に住んでいたら、土の伊吹が感じられる場所を探してみたくなるかもしれない。

名古屋に住んでいた頃は、子供時代はそれでも土に触れる機会は結構あったが、大人になるとそんな機会もほとんどなくなり、子供を産んでから子供を公演で遊ばせるようになって、子供をだしに砂場で大きな山を作って楽しんでた。
子供が2歳を過ぎた頃、中川区の農園の収穫に行った時は、1回目が落花生の収穫で、低木に生っていると思っていたので、土の中に出来てると知った時はびっくりした。
そんな思い出がことさらに思い出されて、今年は落花生を作ってみようと思っている。

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