【実録】会計事務所(公認会計士・税理士)の経理・税金・経営相談

大阪市北区の築山公認会計士事務所(築山哲税理士事務所)です。
身近な疑問の解説と役立つ情報の提供をさせていただきます。

「中小会計要領」を適用した場合の信用保証料率割引の終了

2017-04-10 12:30:00 | 会計、税金、経営、その他の話題
一般社団法人全国信用保証協会連合会サイトより
「中小会計要領」に基づく全国一律の信用保証料率割引の取扱終了について

「中小会計要領」の普及活動の一環として全国の信用保証協会で一律に実施されてきた「中小会計要領」に基づく信用保証料率割引制度が、平成29年3月31日までの保証申込受付分をもって取扱いが終了となりました。

「中小会計要領(正式名称は中小企業の会計に関する基本要領)」とは、中小企業の会計に関する検討会(事務局:中小企業庁、金融庁)が、中小企業の実態に配慮し、多くの中小企業で利用可能な会計処理方法として、平成24年2月に策定した中小企業向けの会計ルールです。

保証料の割引を受けるには、決算申告を依頼している税理士に、決算書が「中小会計要領」に準拠して作成されていることの簡易な証明書として「中小企業の会計に関する指針の適用に関するチェックリスト」を作成してもらう必要がありました。この「チェックリスト」は保証料の割引以外でも必要となることもありますが、大部分がこの割引制度のために利用されていたように思います。

平成29年4月以降も信用保証料率割引制度が全くなくなるわけではありません。「全国一律」ではなくなるだけです。地域によっては、今後も割引制度が存続することもあります。

大阪信用保証協会・・・・当面の間、従前どおりの保証料割引を継続するようです。

京都信用保証協会・・・・当面の間、これまで通り保証料割引の取扱いを継続するようです。

兵庫県信用保証協会・・・・取扱終了にかかる周知期間を考慮して、平成29年6月30日保証申込受付分まで、同内容の保証料割引制度を取扱いするようです。

東京信用保証協会・・・・経過措置として平成29年6月30日まで取扱期間を延長するようです。

名古屋市信用保証協会・・・・平成29年3月31日付保証申込受付分をもって終了するようです。

この先どうなるのでしょうかね。徐々に廃止、それとも復活・・・

「AIが普及すれば・・・」と、事あるごとにいじめられている税理士にとって、「泣きっ面に蜂」のような出来事です。AIはともかくとして、この件については税理士会としても動かなければなりません。

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法人設立届出書等、手続が簡素化される(平成29年4月1日より)

2017-04-02 11:30:00 | 会計、税金、経営、その他の話題
【国税庁サイト】ホーム>調達・その他の情報>お知らせ>法人設立届出書等について、手続が簡素化されました

今年4月以降、税務署に提出する会社設立届や異動届に関して、次のとおり手続が簡素化されました。

●登記事項証明書の添付省略
大変でしたよね、わざわざ登記事項証明書をコピーするの。聞くところによると、税務署は登記事項の変動についてほぼリアルタイムに把握しているということです。それならば、登記事項証明書のコピーは不要です。

●異動届出書などの提出先のワンストップ化
納税地の異動などがあった場合、従来は異動前と異動後の双方の所轄税務署に提出が必要とされていた異動届出書などについて、異動後の所轄税務署への提出が不要となりました。これも大変でした。e-Tax(電子申告)で提出していた場合はそんなに面倒ではありませんが、税務署の窓口あるいは郵送で提出していた場合には「倍の手間」がかかりました。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

納税者の住所や所在地の移転により管轄の税務署が異動する場合、あらゆるデータが異動前の税務署から異動後の税務署に引き継がれるそうです。紙のデータが主流であった時代は、膨大な量の書類を税務署間で移動しなければなりませんでした。しかし、データの多くが電子化された現代では、コンピューターの操作だけで大部分の作業が完了します。今回の手続の簡素化もこの一環なのでしょう。

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税務署の裏側
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借換え!(新しい返済予定表を保存しておいてください。)

2017-03-28 20:30:00 | 会計、税金、経営、その他の話題
昨年のマイナス金利政策が始まってから、借換えが大流行しています。個人も企業も「借換えラッシュ」です。借換えをすれば利率が下がるのですから当然です。

事業をしている、不動産を賃貸している場合には、この借換えをしたならば、利率が変更になった後の「返済予定表」を大切に保存しておいてください。今後、経費になる利息は利率変更後の返済予定表の利息になります。今年(平成28年分、平成29年3月提出)の確定申告で、この返済予定表が見当たらず金融機関に再発行してもらったケースがありました。期限が迫っているというのに本当に大変でした。

利率が下がれば、利息が減りますので経費も減ります。税金は増えるかもしれませんが、増える税金以上に元金利息合わせての返済負担が減るのはありがたいことです。

住宅ローン控除を受けている場合には、借換えをして利率が下がったこと自体は控除には影響しません。しかし、元金利息合わせての返済負担が減るという効果はあります。

借換えラッシュ、当分続きそうです。

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週刊東洋経済 2017年3/25号 [雑誌]
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「全国対応」の会計事務所の台頭?

2017-03-25 20:00:00 | 会計、税金、経営、その他の話題
「全国対応」の会計事務所があります。全国各地に事務所を構えているのではなく、事務所はひとつしかありません。ネットショップ、ネット銀行、ネット証券などもほとんどが拠点はひとつしかなく全国展開をしています。これと同じで、消費者は何の違和感もなく全国対応の会計事務所に依頼をしています。しかし、全国対応の会計事務所では次のようなトラブルが、「起こるべくして」起こっていますので注意が必要です。

●コミュニケーション不足
やはり、これにつきます。コミュニケーションの手段をメールにすると、文章に限定されたコミュニケーションしかできません。面談の際の依頼者の表情、住居や事業所の状況、雑談の中から思いもよらない重要事項が見つかり、それが、税務・会計処理の判断を左右することも決してめずらしいことではありません。

●紙の資料を提示する場合の煩わしさ
デジタル化(ペーパーレス)とはいうものの、まだまだ紙の記録媒体が消滅したわけではありません。特に、重要な契約書、請求書、領収書などに限って紙媒体に限定されているケースもあります。これらが、税務・会計処理に重大な影響を及ぼすことはいうまでもなく、これを依頼者と会計事務所で郵送やスキャンしたファイルでやり取りするのは大変手間がかかります。また、対象資料が決算や申告に必要かどうかの判断に非常に手間がかかります。

●後の税務調査
申告をした経験が少ない人の場合、税務調査がどのようなものであるかがわからないものです。税務調査の通知の電話を税務署から受けたとしても、意味さえ理解できずに返答に困ることが普通です。そこで、税務調査の対応を税理士(会計事務所)に依頼する納税者が多いです。税務調査は、納税地(納税者の住所や会社所在地)で行われるため、全国対応の会計事務所の場合、税理士が納税地に駆けつけるための交通費や宿泊費が相応の額になり、依頼者がこれを負担しなければなりません。このあたりの説明が会計事務所からされていないケースがあります。

会計事務所の業務の性質上、依頼者との面談は非常に重要です。これを一切省略している全国対応の会計事務所が対応できる業務は非常に限られてくると思います。全国対応の会計事務所に依頼する場合にはこの点を十分に確認しておく必要があります。

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「税理士」不要時代
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相場師・是川銀蔵氏の自伝(自らの経済観を持つことの大切さ)

2017-01-02 10:30:00 | 会計、税金、経営、その他の話題
相場師一代 (小学館文庫)
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小学館


今の個人投資家で是川銀蔵氏を知る人はまずはいないと思います。「是銀さん」、1980年代のバブル期でさえ、すでに伝説的な人物でした。偉大なる個人投資家です。個人で、ホリエモンや村上ファンドと同規模の株式投資をして注目された人です。

この自伝の中で是川氏は、「本当に儲けようと思うなら、自分で経済の動きに注意すること。」の大切さを説いています。昭和初期、是川氏は、3年間毎日のように京都・嵐山の自宅から大阪・中之島の図書館まで通い続け、経済関連の書物を読み漁り、その結果、自らの経済観を確立したのでした。当時の経済は今よりもはるかに単純だったかもしれませんが、今のような平易な経済関連の書物(情報)はほとんどなかったと思います。この研究(修行)のプロセスは想像を絶するものだったでしょう。それは、難関国家試験の受験勉強の比ではなく、もしかしたら、ノーベル賞受賞者の研究に匹敵するかもしれません。

事業や投資をするにあたって、業界動向の調査や企業研究をしている程度では、経済の変動という大きな波に適応することはできず、激変にうろたえるだけです。自らの経済観を持ち、将来の経済動向を描ける。是川氏の偉大さはここにあります。

是川氏は、若くして事業を始め、紆余曲折を経て最終的に株式投資の世界に身を投じました。この自伝は、株式投資をする人だけでなく、事業をしている人、さらには経済に翻弄される一般の人も一読に値すると思います。

◆遺産は?
当時の税制では個人投資家の利益のほとんどが課税で失われる仕組みであったそうです。

◆子供は?
ノーベル賞候補者、有名上場企業の幹部など、株式投資とは無縁の人(株式投資をしなくても十分経済的に恵まれている)ばかりのようです。

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【国税】来年(2017年)からインターネット上でクレジットカードを使って納付が可能に!

2016-12-06 22:00:00 | 会計、税金、経営、その他の話題
ホーム>申告・納税手続>税務手続の案内>納税証明書及び納税手続関係>[手続名]クレジットカード納付の手続

昔のことですが、飲食店にて・・・

◆客:カードは使えますか?

◇店員:使えます。でも、手数料〇%が必要です。

◆客:それなら現金で払います。

今、こんな店があるかどうか知りませんが、昔はありました。普通の飲食店です。「普通」のですよ!

国税をインターネット上からクレジットカードで納付する場合には「納税者側で手数料を負担」しなければなりません。

クレジットカードでの納付に関心を示すのは若年層でしょう。しかし、若年層がクレジットカードを利用する目的のひとつが「ポイント」を獲得することです。それが、「手数料!」が必要であるとわかったら絶対に利用しません。

誰が利用するのでしょうかね?

どうしても期日までに納付しなければならない場合に限定されるでしょう。例えば、融資の審査では期限内納付をしていなければ不都合が生じる場合があります。

年間利用者数?

給与所得者の特定支出控除の適用者数よりかは多くなると思います(笑)。

★申告と納税は余裕をもって早めに済ませましょう!
このことを啓発することが何よりも大切です。クレジットだとかコンビニでの納付はそれほど重要ではないと思います。

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あきらめないで! 役所からの差押え Q&Aで考える対処法
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日本機関紙出版センター

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2017年!

2016-11-12 20:30:00 | 会計、税金、経営、その他の話題
来年(2017年)の予測や展望をする、今年もそんな時期になりました。

今年は予測が困難な出来事が多く、どちらかといえば好ましくない結果になる出来事が二つもありました。英国のEU離脱と米国大統領選です。来年はこのようなことにならないように、今から来年の重大なイベントを入念にチェックしておく必要がります。そして、最悪の事態を想定しておかなければなりません(笑)。

これからの日本の論点 日経大予測2017
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日本経済新聞出版社

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「税を考える週間」

2016-10-28 19:00:00 | 会計、税金、経営、その他の話題
国税庁では、毎年11月11日~11月17日を「税を考える週間」と定め、様々な広報広聴活動を行っています。 今年の「税を考える週間」では「くらしを支える税」をテーマとしています。

国民が税に最も関心を持つ時期は「確定申告」、次に「年末調整」です。この「税を考える週間」を知る人は少ないと思います。確か、テレビや新聞でも報道されていますが、毎年そんなに盛り上がってはいません。

国税庁のサイトで最初に目につくのは「学習コーナー」です。このページを見ている限りでは、税を考える週間は高校生以下を対象としているように思えます(笑)。「税の作文」に応募できるのは中高生だからです。

サイトでは大人(納税者)を対象とした情報も多数発信されていますが、せっかくですのでサイトを読むだけでなく何かのイベントに参加したいものです。期間中は各地で大学生や社会人を対象とした講演会や説明会が開催されているようですが、それらの日時や内容など具体的なことは国税庁のサイトから知ることはできず、主催する団体に問い合わせなければなりません。所属している団体の会報などに案内があると思いますので、役立つものであれば参加することをおすすめいたします。

ググってみてもこれといったイベントは見つかりません。結局、期間中は「自習」をしてくださいということなのかもしれません(笑)。しかし、期間中の休みは土日だけですので自習時間はそんなにありません。

祝日にすれば!

税を考える週間の期間中のどこかを祝日にしてはどうでしょうか?

もちろん、税務署は開庁します。「無申告にしている人」「滞納している人」「税務署からの連絡を無視し続けている人」など、そうでもしなければ税金のことを考えないでしょう(笑)。正直に申告納税をしている人は休めばよいのです。

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マンガと図解 新・くらしの税金百科 (2016~2017)
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不動産投資には妙味がある?

2016-10-20 21:00:00 | 会計、税金、経営、その他の話題
週刊東洋経済 2016年10/22号 [雑誌](不動産投資 勝つ人負ける人)
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賃貸する不動産を借入金で買う→家賃で借入金を返済する→空室が増えて家賃が減り返済できなくなる→仕方なく不動産を残る借入金の額よりも安く売る→借入金だけが残る(破産する)

不動産投資の「悲惨な末路」とされています。特に、1980年代のバブルを経験した年齢の人には「固定観念」のようになっています。

しかし、この記事を読んでみると、不動産投資は株式投資やその他の投資の中で一番リターンが大きく、リスクも比較的低く、「サラリーマン大家」と呼ばれる人たちが不動産投資の魅力に取りつかれる理由にも納得できます。

◆不動産価格は予測しやすい?
「確かに!」そのとおりです。株価や為替の変動は予測不能であると断言できます。それに対して、不動産価格の動きは合理的です。一般的経済情勢、金融情勢、不動産の所在地周辺の諸事情に留意していれば将来の動きを相当まで予測することができます。

◆金融機関の不動産投資に対する積極的な融資
現状の不動産価格は東京都23区などの都市部を除いてバブルとは程遠い状況で、金融機関が警戒する状況ではないということです。

◆瞬く間に入居者が決まる物件もある
そのような地域、そのような物件(部屋の構造など)も「やり方」によってはあるようです。とにかく、昔に比べて一般人でも不動産に関する情報を入手することが容易で、プロ顔負けの情報量を持つ個人投資家も多数いるようです。

不動産投資に関する考えを変えさせられた記事でした。「入居者がいなくても地価が値上がりするので・・・」とか「業者に進められてなんとなく・・・」で儲けられる時代ではありません。しかし、不動産投資を「事業」として考えて真摯に取り組めば「勝算」は十分あるということです。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

★最悪の事態(入居者ゼロ、返済は終わっていない)を想定する

不動産投資の最悪の事態はやはりこれです。売却が容易でなく、自己資金で返済できない場合には金融機関と交渉して返済条件を変更してもらわなければなりません。物件の修繕や模様替えで入居者を確保できる場合には、その資金を捻出しなければなりません。

入居者ゼロという最悪の事態にいたる原因が予測不能なこともあります。「入居者の自殺による他の入居者の一斉退去」などはその典型です。

このように考えてみると、不動産投資はやはり恐ろしいものです。投資をする場合には、最悪の場合でも人生を棒に振ってしまうようなことは避けなければなりません。「サラリーマン、年間給与収入400万円、不動産投資総額3億円、借入金2億5千万円、正味年間不動産収入1千万円」といったほんの一握りの成功談に踊らされてはいけません。

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こんな本が・・・電通「鬼十則」

2016-10-16 00:00:00 | 会計、税金、経営、その他の話題
電通「鬼十則」 (PHP文庫)
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PHP研究所

今話題の電通ですが、こんな本があったのですね。これ以外にも電通関連の本は多数あり、中には「暴露本」らしきものもあります。

何事にも「限度」があります。限度には明確な基準がないこともあります。だから、当事者は限度に気がつかず、「取り返しのつかないこと」をしてしまうのです。しかし、後になって第三者が検討してみれば、明らかに限度を超えていたということがあります。

大阪にも多数の広告関連業者があります。ずいぶん前(1990年代後半)、中小の広告関連業者(主に下請けをしていた)の社長さんから聞いた話です。

元請から仕事が来るのは金曜日の夕方
納期は翌週月曜日の午前中

月曜日に納品に行ったら、仕事の出来について散々にいわれ(原因は元請の指示間違い)、即刻やり直し。最終的には納期遅れを理由に代金も値引かれる(最悪もらえない)。

「もう、めちゃくちゃですわ!」

恐ろしい業界だと思いました。広告というのは依頼者(広告をする人)の嗜好や感情に大きく左右されるので、それに合わせるのが大変なようです。少し油断をしていると、競争相手に顧客を奪われてしまう業界です。だから、業界の人たちは常に「ピリピリ」しているそうです。ちなみに、現在、この元請も下請もこの世に存在しません。電通の新入女子社員自殺のことでこの話を思い出しました。

広告の内容や出来のみで売れるような時代は去りました。「大物俳優や女優を起用してイメージを確立し・・・」なんて過去の話です。今は、「必要のないものは買わない」、「値段に見合わないものは買わない」という大変厳しい時代です。

自殺した電通の新入女子社員はインターネット広告の部署で、直感的に「そりゃ大変だ!」と思いました。インターネット広告は「買わせるため」にするのです。「ブランドイメージを確立」するためではありません。インターネット広告の世界では「電通」という看板と人脈だけではどうにもなりません。

上司はインターネット広告の世界に戸惑っていたのではないでしょうか?
上司は女子社員に八つ当たりをしていたのではないでしょうか?
「本当は!」上司がけなした女子社員の企画は素晴らしかったのではないでしょうか?

推測で申し訳ありません。

心よりご冥福をお祈りします。

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