風炉正午茶事 皐月
待合の掛け軸は先日決めておいた織田観潮を掛け
本席には 縦一行 乾坤只一人 ケンコンタダイチニン
作者は円覚寺管長の故朝比奈宗源老師 明治を代表する禅僧である
この禅語は 宇宙双日無 ウチュウソウジツナク 乾坤只一人となる
宇宙に太陽は一つ 天地にわれもひとり
わたくしは この宇宙この天地にひとりで何物にも代えがたし
ゆえに
それぞれ 自分に問いかえおのれを見つわが道を行くべし
さて待合で軸を 汲み出しは白磁 煙草盆はタガヤサンに火入は酒井学
小雨のちょうど上がり露地に
森の金庫番さん亭主なので迎え付けにいく
深々と互いに礼をして 亭主はにじり口に消え
客は順ににじり口から入席す
正客は正客は初めてのあいてら氏
次客はなんでも慣れてる熊尚さま
三客は好奇心満載素直なとび姫
四客は実行力で世を渡る でれら嬢、
詰は着実に力がついている やっとも姫
で元気な森金さん
亭主は元気で忙しい
すぐさま香をたき
釜の水を整え、ぬれ釜をかけなければ いけない
用意ができたらにじり口の戸を少しだけ 手がかりを開ける
茶事はいつも やり直しのないように 着実に早く決めたい
席入し挨拶がすんだらすぐ 懐石だ
水屋はそのころ大変
水屋はかつ殿とさかちかさん 一番長く慣れているかつ殿と素直なさかちかさん
二人で頑張る
席中はすこぶる穏やかに
ご機嫌で完食とか
美味なりと 言う
献立は前の懐の会に書いたか な
懐石のあと初炭 炭のあと菓子を出し 中立になり一度茶室を出る
再度席入り
後座は濃茶 後炭、 薄茶となる
花入れは加茂川かご 森金さんの自作である
花は 額アジサイの隅田の花火と 白のなでしこ
棚は荒磯棚 水指は加藤嵩の黄瀬戸
茶入は 高取焼の肩衝
茶杓は上田義山の銘 万緑 バンリョク
茶碗は 濃茶は加藤作介の鉄釉 沓型茶碗
建水はサハリ 不審庵伝来写し
蓋置 山田和 赤釉織部
菓子は太市のねりきり ボタン
薄茶
棗は森金さんの蒔絵した 青楓の棗
薄茶椀は清閑寺窯の色絵茶碗 なでしこの絵
替えは 絵三島茶碗 今高麗だ
茶杓は橋本紹祥の銘 細小蟹 ササガニ をつかう
菓子器は前端雅峯の有隣盆 菓子は太市の都わすれと葉
次の菓子は太市の求肥 ほととぎす を和全菊渓窯の鉢に
熊尚さん昨日の甲州みやげ 甲州桃をかごに入れて
少々菓子も多い目だが 完食だ
疲れたといえば 疲れ
そうでも といえばそうでもない が
いずれにせよ エネルギーがいる事だ
尻ごみしては いくら年が若くともできない
とりあえず 茶事をせんか
いまのうち だ
待合の掛け軸は先日決めておいた織田観潮を掛け
本席には 縦一行 乾坤只一人 ケンコンタダイチニン
作者は円覚寺管長の故朝比奈宗源老師 明治を代表する禅僧である
この禅語は 宇宙双日無 ウチュウソウジツナク 乾坤只一人となる
宇宙に太陽は一つ 天地にわれもひとり
わたくしは この宇宙この天地にひとりで何物にも代えがたし
ゆえに
それぞれ 自分に問いかえおのれを見つわが道を行くべし
さて待合で軸を 汲み出しは白磁 煙草盆はタガヤサンに火入は酒井学
小雨のちょうど上がり露地に
森の金庫番さん亭主なので迎え付けにいく
深々と互いに礼をして 亭主はにじり口に消え
客は順ににじり口から入席す
正客は正客は初めてのあいてら氏
次客はなんでも慣れてる熊尚さま
三客は好奇心満載素直なとび姫
四客は実行力で世を渡る でれら嬢、
詰は着実に力がついている やっとも姫
で元気な森金さん
亭主は元気で忙しい
すぐさま香をたき
釜の水を整え、ぬれ釜をかけなければ いけない
用意ができたらにじり口の戸を少しだけ 手がかりを開ける
茶事はいつも やり直しのないように 着実に早く決めたい
席入し挨拶がすんだらすぐ 懐石だ
水屋はそのころ大変
水屋はかつ殿とさかちかさん 一番長く慣れているかつ殿と素直なさかちかさん
二人で頑張る
席中はすこぶる穏やかに
ご機嫌で完食とか
美味なりと 言う
献立は前の懐の会に書いたか な
懐石のあと初炭 炭のあと菓子を出し 中立になり一度茶室を出る
再度席入り
後座は濃茶 後炭、 薄茶となる
花入れは加茂川かご 森金さんの自作である
花は 額アジサイの隅田の花火と 白のなでしこ
棚は荒磯棚 水指は加藤嵩の黄瀬戸
茶入は 高取焼の肩衝
茶杓は上田義山の銘 万緑 バンリョク
茶碗は 濃茶は加藤作介の鉄釉 沓型茶碗
建水はサハリ 不審庵伝来写し
蓋置 山田和 赤釉織部
菓子は太市のねりきり ボタン
薄茶
棗は森金さんの蒔絵した 青楓の棗
薄茶椀は清閑寺窯の色絵茶碗 なでしこの絵
替えは 絵三島茶碗 今高麗だ
茶杓は橋本紹祥の銘 細小蟹 ササガニ をつかう
菓子器は前端雅峯の有隣盆 菓子は太市の都わすれと葉
次の菓子は太市の求肥 ほととぎす を和全菊渓窯の鉢に
熊尚さん昨日の甲州みやげ 甲州桃をかごに入れて
少々菓子も多い目だが 完食だ
疲れたといえば 疲れ
そうでも といえばそうでもない が
いずれにせよ エネルギーがいる事だ
尻ごみしては いくら年が若くともできない
とりあえず 茶事をせんか
いまのうち だ
客も気遣いがなければならぬ
懐石もとにかく美味しく、気が付いたらゴハンだけが残ってしまった・・・釜で炊いたゆへ、そのままでもウマイのだが、これまた客の失敗なり。。。香の物が恋しい、こわい、と待ちわびる。
途中、炭(二酸化炭素)にやられたか、ちょいと頭痛。体調を整えるのも客の務め。来月は水屋と思っていたが、まだ無理のようだ 末席でちょこちょこ動きまわらせていただこうか。半東というチャレンジもあるかな。お稽古で相談いたしまする。 かしこ
危険ぞ
デレラ嬢様
くれぐれも
御身
お気をつけあそばせ