村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

嵯峨棗

2015-07-05 01:25:01 | 茶道具、古美術、骨董
東京美術倶楽部の中元正札会へ
サカチカさんと出かけた
いつもの道具屋さんから赤札をもらい
四階から順に見て歩く
特に欲しいものは無い が
サカチカさんには
とても欲しいものがあるそうだ
サカチカさんの欲しいものは嵯峨棗だ
池田巌さんの「嵯峨棗」の本で
見て
欲しい道具として
脳に残っているようだ


嵯峨棗とは
桃山から江戸初期に
嵯峨嵐山辺りで土産物として作られた
枝垂桜,柳,藤などの図柄を
蒔絵にした
雅趣にとむ
嵯峨棗と呼ばれるもの

嵯峨棗は普通それはそれは高いものだ
今回はほどほどの金額のものを三個見つけたが
どれも江戸初期の時代があるように見えない
道具屋さんに見てもらった
時代が下がるとの判定
でも本人が良ければ
嵯峨棗の写しと思えば良し
本人の考え方とのこと
すぐそれらは止めて
他にふたつ薄茶器を買った

嵯峨棗は又にしよう
一生かけて探す道具がある
夢がある
希望がある
強く願えば 叶う
と言うではないか
ね!





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