村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

百合子姫の濃茶席

2016-09-18 00:39:05 | 茶事 茶会 他会記
このところ不安定なお天気
今日の茶会は如何かと
心配したが
なんのなんの心配無用の
良い天気
茶会の写真を撮るつもりが
すっかり忘れて
一枚もない 

この写真は
茶会の行きがけ
空き地に咲いている
芙蓉がふさふさと
あまりにも綺麗だったので
撮ったもの

百合子様は
濃茶席を担当なさるよし
はじめに通されたお席に
掛かるお軸は
近衛文麿の和敬清寂
その文字は風韻高く
気持ちの良いこと
さすが近衛様

緑を愛でつ
露地を進みますと
待合は
広瀬露香の和歌の軸
(1839~1908)
幕末船場の両替商
「千草屋」の当主だとか
なるほどそういえば
掛軸に千艸の印があった
近代大阪財界人、数寄者
趣味は多趣味で31もあった
大通人だそうな


菓子は美味美麗
薄桃色の着せ綿で
菊の霊力を頂戴する

本席の掛物は
川上関雪お家元の
嘉寿
命長しことを喜ぶとあり
誠に 
その通り

花入は
魚耳の胡銅
花は
秋明菊に白の秋海棠
床の真ん中にきりっといけられ
さわやかだ
香合は時代の
籠地行李蓋鉛青貝蔦蒔絵八角香合
近く寄ると
籠の繊細な編み目に
蔦の蒔絵が美しい

水指は耳付の高取
茶碗は黒楽
茶入は朝日

茶杓の銘は佳日
まさに
その通り

百合子姫の茶の風情の
上品ですっきりと
また優しく嫋やかな
ことよ

今日は
佳き 一日なる
満足



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