村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

阪正臣の懐紙・社頭杉

2018-01-10 23:08:21 | 村雨庵 稽古 
今日は水曜初稽古
風邪やインフルエンザで四名もお休み
社頭杉という
阪正臣の懐紙を掛けた


阪正臣 ばん-まさおみ
1855-1931 
明治-昭和時代前期の歌人,書家。
安政2年3月23日生まれ。
権田直助,高崎正風(まさかぜ)にまなぶ。
宮内省にはいり,華族女学校教授
,御歌所寄人をつとめる。
優雅な仮名をかき,
女学校用習字教科書に筆をとった。
「樅屋(もみのや)全集」がある。
昭和6年8月26日死去。77歳。
尾張(おわり)(愛知県)出身。
号は茅田(ぼうでん),樅屋。
戸籍上の姓は坂。
(日本人名大辞典ヨリ)


内容は
社頭杉
大江正臣

神路山
あさくも晴れて
かたそぎの
ちぎぞ輝く
杉の野の間に


読むには読めたが
知らない単語が次から次

さて

かた そぎ とは
【片削▽ぎ】

片方をそぎ落とすこと。
また,そのもの。
「 -の月を昔の色と見て
/新後撰 秋下」

神社の屋根に交わしてある
千木(ちぎ)の
両端を斜めにけずり落としたもの。
(大辞林ヨリ)

ち ぎ とは
【千木・知木・鎮▽木】
神社本殿の屋根で,
両妻の破風板が屋根の上に
突き出て交差した装飾材。
本来は垂木(たるき)の端が
棟より長く突き出たもの。
のちには破風から離されて
棟の上に置かれるようになった。
氷木(ひぎ)。
(大辞林ヨリ)



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