村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

名水の茶事つづき

2017-06-18 03:31:46 | 茶事 茶会 他会記
名水の茶事
現在はペットボトルでも簡単に買えるが
昔は大変な思いをして手に入れた
水をたくさん使うという事は
自ら走り回りもてなす
将にご馳走なのだ
寅の刻という四時に
名水を汲み
それを桶にて運び入れ
釜や水指に満たして
茶を点てる
名水の茶事

ゆえに
せっかくの名水だから
汲みだしなどに名水を使わない
正客は
必ず水か湯を所望する

季節はいつでも可能だが
水に因めば夏の頃が良いだろうと
佐々木三味の「お茶事」に書いてあった

昨日の茶事は六月でもあり
夏越しの祓いを兼ねて
道具の取り合わせ
半年の塵や厄をはらい
残りの半年を無事に過ごせるようにとの事

夏越しの祓いは六月晦日
つまり30日に
神社などで茅の輪をくぐったり
ヒトガタを水に流したりする

それをあらわす
干菓子は「夏越しの祓い」
鶴屋吉信製
外の茶事は学ぶことが多い
それを自分のお稽古に持ち帰り
なおなお豊かで楽しい
稽古場にすることができる

自分のみ美味しい懐石を食べ
各地のお酒を飲みほし
濃茶の時間は堂々と舟を漕ぎ
薄茶はのどの渇きを満たす

だが
ただただ
それだけではない
お茶が楽しく
かつ刺激的であり
本を読み直し
勉強するキッカケになる

今回の茶杓の銘は「甘露」

かんろ【甘露】
大辞林 第三版の解説は
①中国で、仁政が敷かれ、
天下が太平になると、
天が瑞祥として降らせるという甘い露。
②古代インドの甘い飲み物。
苦悩を除き、長寿を保ち、
死者をも復活させるという。
のち仏教でも天人の飲み物とされ、
仏の教えのたとえともなる。
③(多く、飲み物についていう)
非常に美味なこと。
「ああ、-、-」
④夏、カエデ・エノキ・カシ
などの樹葉から滴る蜜液。
アリマキの分泌したもの。
⑤上等な煎茶の称。
⑥「甘露酒」「甘露水」の略。

お茶をしていて 
良かった!



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