えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

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歌わない自由を2

2011年11月25日 14時46分18秒 | ドンキホーテ
東日本のみなさん こんにちは

 昨日の日記では主語を「私」にしましたが、それを「在日韓国朝鮮人の方々」に置き換えてみたらどうでしょうか。また例えばなしですみませんが、ご覧くださればうれしいです。

 在日韓国朝鮮人の私はどうしても「君が代」を歌いたくありません。それは日本に住むいわゆる日本民族でない我々の人権を尊重してもらう時、これまでの日本の歴史を振り返った時、日本国の主権が国民にあるなら、「天皇の世のなかが千年、万年と続くように」と賛歌する歌をどうしても歌いたくありません。

 その在日韓国朝鮮人の私が、大阪で生まれ育って大阪の子どもたちを教えたいと大阪の公立学校の教員になった時、大阪維新の会が提出している教育基本条例案が可決されると、私が3回、君が代を歌わなかったら首になり、もう子どもたちを教えることはできなくなります。
 
 卒業式などの式典を妨害するつもりはありません。みなさんが歌うことを妨げる気もありません。どうか、歌わないことだけを認めてください。どうか、君が代を歌わない自由を与えてください。ぜひともお願いします。

注1、大阪市、大阪府を含む全国の多くの自治体では公立学校の教員になることについて国籍を問うていません。在日韓国朝鮮人の方でも正当な試験に合格すれば教員になれます。
注2、歴史を振り返った時、朝鮮半島は日本の植民地として日本の支配下におかれた時期があります。その時、創氏改名、日本語の強制、財産の略奪がおこなわれ、皇国臣民として生きようとしない多くの朝鮮半島の人々が殺されました。その政策は時として天皇の名の下に行われました。

 そんな歴史を持つ在日韓国朝鮮人の方々が、「君が代」を歌いたくないと思うことは必然じゃないでしょうか。その方々の誰かが大阪の教員になった時、その彼、彼女に、「君が代」斉唱を強制できる権利が誰にあるのでしょうか。

 大阪維新の会が提出している教育基本条例案に反対します。
 賛同くださった方はぜへ反対の意思表示をお願いします。
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