千種の、ほんまにうまいもんだけ。

料理の天才だった千種ばーちゃんを追い続ける孫の料理記録。2012.9.24~アレルギー対応レシピのみのブログを併設。

豆腐、どう選ぶ?凝固剤で味が全然違う!

2011年11月16日 23時12分40秒 | 食育・健康
子供も大好きな豆腐!!
やっぱり日本人の食卓には欠かせませんよね。


皆さんは豆腐を買われる時、何を見て買いますか?


私は ①「凝固剤(塩化マグネシウム=にがり)」 ②「国産大豆」 の表示があるものを買います。
③消泡剤(グリセリン脂肪酸エステル)と表記されているものもできるだけ避けます。

というのも、
①豆乳を固める「凝固剤」で味や固さがかなり違ってくる。
②外国産大豆は遺伝子組み換えである可能性がある。また、ポストハーベスト(収穫後の防虫・農薬散布)の心配もある。
③安全だと言われる物質ですが、添加物なので入っていないに越したことは無い。
からなんです。


1丁30円の豆腐を表示を見ずに買ったことがあり、あまりの不味さに吐きだしたことが・・・なにか豆ではないえぐみを感じました。
その豆腐には凝固剤(硫酸カルシウム)との表記が。
*硫酸カルシウムで固めた豆腐がすべて不味いというわけではありません)

それ以来、塩化マグネシウムで固めた豆腐を選ぶようにしています。
特に天然にがりである「塩化マグネシウム含有物」「粗製海水塩化マグネシウム」の表示のあるものを見かけると、おっ!と思ってかごに入れたくなります♪



<主な豆腐の凝固剤と性質>

天然にがり:海水を太陽の熱で蒸発させ、煮詰めて塩を作る過程で生まれる物質。現在この方法で塩を作る人はほとんどいないので、大変貴重。ミネラルを豊富に含み、味もまろやかで大豆の味を引き立たせる。「塩化マグネシウム含有物」「粗製海水塩化マグネシウム」と表記される。

塩化マグネシウム:人工的に作られた物質で、天然にがりとは別物。しかしにがりの主成分は塩化マグネシウムなので、にがりと表記してよいことになっている。
凝固反応が早く、綺麗に固めるのが難しい。しかし大豆の味をストレートに感じることができる。

硫酸カルシウム:石から取れる物質だが、最近は化学合成されることが多い。にがりに比べて凝固反応が遅く、安定して固めることができる。キメ細かい豆腐になる。大豆の味を損いやすい。

グルタノデルタラクトン:でんぷんを発酵させて作られる物質。凝固反応が遅く、安定して固めることができる。非常にしっかりと固まる。すが入りにくく、加熱調理に向く。後味にえぐみがある。


皆さんも豆腐を選ぶときの参考になさってみて下さいね^^
なかなか楽しいですよ♪


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2 コメント

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人工的に作られた物質? (間違えですよ!)
2015-04-10 16:29:07
塩化マグネシウムは、人工的に作られたものではありません。
元々海であった場所で、岩塩と同じように塩化マグネシウムの層が出来ているところがあり、その塩化マグネシウムを溶解し、不純物を取り除いたものが、現行の塩化マグネシウムであり、人工的に合成されたものではないので、その点は、間違えないように!
正しい知識で美味しい豆腐を食する (Awaga, Hiroshi)
2018-01-07 08:14:14
伝統食品である豆腐を安心して、健康によく美味しく食するために、正しい知識を簡単にコメントします。
①豆乳を固める「凝固剤」はいろいろありますが、塩化マグネシウム=にがり100%使用したものが、豆腐元来の味(風味と甘さ)がして美味しく、また血管などの生活習慣病に効能あり。豆腐製造では、早く固まるために技術的な量産が難しい。
②日本に輸入される外国産大豆は、遺伝子組換えしてない=非遺伝子組換え品種が100%で、遺伝子組換え品種の混入率がほぼ0%に近いのは、特にコンテナー輸送されたものが安心。また、農薬(害虫剤や除草剤)の使用については、外国産、特にカナダ産大豆においては除草剤散布が1~2回程度、害虫剤散布はその年により1回あるかないかで、これに対し国産大豆においては、気候的な問題もあり数回散布するのが当り前なので、どちらが安全かは一目瞭然。
③無論、消泡剤は安全ですが、添加物なので入っていない方がよい。

以上、正しい知識を以って安心できる安全な美味しい豆腐を食してください。

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