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「蛇」について考える

2010-04-15 10:41:47 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

ヘビ(へび) 【蛇】snakeserpent

Garagarahebi 爬虫(はちゅう)綱有鱗(ゆうりん)目ヘビ亜目に属する四肢の退化した爬虫類の総称。有鱗目Squamataはこのヘビ亜目Ophidiaとトカゲ亜目とで構成され、ヘビの祖先型はトカゲのプラチノータ群Platynotaから約2億年前に分化したものと考えられている。

ヘビの現生種は約2500種が知られ、南極を除く世界の各大陸に広く分布し、一部のものは北極圏付近に達している。日本には亜種を含め陸生33種、海生9種が分布している。現生ヘビPhoto Photo_2 はほとんどが全長12メートルで、最大はアミメニシキヘビPython reticulatus9.9メートル、最小はロイターメクラヘビTyphlina reuteriなどの約10センチである。

[ 日本大百科全書(小学館) ]

蛇は脱皮することから「変身(へんみ)」、「へみ」、「へび」にPhoto_3 転じた説がある。餌をまる飲みすることから、「食む(はむ)」から転じた説や「延虫(はへむし)」、「這虫(はひむし)」から転じた説などがある。⇒「マムシ」・「ハブ」。

日本の古語ではヘビのことを、カガチ、ハハ、あるいはカ(ハ)等と呼んだようです。これらを語源とする語は多く、鏡(ヘビの目)、鏡餅(ヘビの身=とぐろを巻いた姿の餅)、ウワバミ(ヘビの身、大蛇を指す)、かかし(カガシ)、カガチ(ホオズキの別名、蔓草、実の三角形に近い形状からヘビの体や頭部を連想)等があり、神(カミ=カ「蛇」ミ「身」)もヘビを元にするという。

ただし、カガチ※は鬼灯(ほおずき)の古語で蛇とは関係ないそうです。Photo_4

※鬼灯(ほおずき)は神話にも登場しています。『古事記』スサノオ尊が退治した八岐大蛇(やまたのおろち)の眼が赤加賀智(あかかがち)の如くとあり、ホオズキの古名は「カガチ」と呼んでいました。火のように赤く輝いていることに由来する名前です。

うわ‐ばみ【蟒蛇】

Photo_5 元々は大蛇やオロチのことを「うわばみ」と呼んだ。

 「はみ」とは元々食物を噛んだり食べたりする意味の動詞「食む(ハム)」の連用形から転じたとされる説と、蛇の古形「へみ」やマムシの古語「はみ」から来たとする説がある。

 「ウワ」は上回る・上手の「うわ」。転じて、蛇は大きな物を大量に飲み込めるのでそれを上回るほど飲む人を「うわばみ」というようになった。

おろ‐ち【大蛇】

《「ち」は霊威あるものの意》非常に大きな蛇。うわばみ。だいじゃ。

 蛇だけに、調べていくと、ぐるぐる回って、頭と尻尾がわからなくなってきました。

したっけ。

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1 コメント

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初めまして (みゆきママちゃん)
2010-04-15 16:25:12
初めまして
コメ有り難う御座います
PCの前におりました(爆)
でいきなりヘビから始まって気持ちが固まってしまったわ[E:sweat01]
たまたま今日がヘビ特集だったので
C=(^◇^ ; ホッ!
私の母は樺太出身、北海道育ち
私は青森ですが
こうしてブログの輪が広がっていくのね
ついでに、マムシ酒を飲んだ事があります
マムシが入ったままの酒
今でも臭いと味が恋しいです
2度と近寄るまいと硬い決意をしちゃった私
これからも宜しくね(*^^*ゞ
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