高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

縁女隊レポート 【午後の部】

2011-09-25 23:48:30 | 生産者をたずねて
土といのちの生産者、井上正雄さんの畑に
農作業体験にお邪魔させてもらった『縁女隊』レポート、午後の部です。 

午後からも草をのける作業は続き、ある程度すんだところで、
前に畑をしていた方がかけていた黒いビニールマルチをはがしていくと、

正雄さんも絶賛の、ほこほこのご機嫌な土が出てきました!
自然のうちに、上等な堆肥ができていたということです。

虫たちも、ぞろぞろわんさか出てきました。
長いミミズもたくさん。

土に還らないビニールマルチは、皆で根気よく取り除きました。

いよいよ、種まき。

この畑は不耕起、無肥料というコンセプトのため、
マルチをはがした土に、そのまま蒔いてOKなのです。

クワなどの農機具も要らず省力にもなる、なんとシンプルな農法。

正雄さんによる、種まきの実習教室が始まりました。

こちらは、はつか大根の種を蒔いているところ。
「高いところから、ばら蒔きにするといい」

種の大きさなどによって変える深さ、土のかぶせ方などのコツを
家庭菜園に役立てたいと興味津々の私たちに、快く教えてくださいました。

私にとっては、分かりやすくとても勉強になるプチ農業研修でした。

最後に正雄さんからスイカのごほうび。

土といのちでも企画時に取り扱いがある「種の森」の種から育ったスイカです。
ワイルドな味がする、と好評。
農作業のあとの体に、水分がすーっとしみわたりました。

お忙しいところ、色々とお世話をしていただき、
お手伝いするつもりが、かえってお邪魔になったのではないかと気にかかりますが、
本当に楽しく、満たされた時間を過ごさせていただきました。

ありがとうございました。縁女隊一同。

種を蒔いたからには、
行方を見守りたい思いです。


(事務局員Y)

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2 コメント

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井上さんの畑 (kura)
2011-09-26 17:42:25
私が南国市に住んでいた時、今は無き「あいネットワーク」でスタッフとして正雄さんの畑で、ニンジン畑の草取り(暑かった)、ジャガイモの収穫(指で土を掘るので後で指がジンジンして腫れた)お手伝いさせて頂きました。懐かしい。もうかれこれ15年ほど前になりますでしょうか。その数年前は、「草の家」での不耕起、無肥料農作体験で「○○由和さん(名前ド忘れ、涙目)の畑に行って麦を蒔く体験してきました。懐かしい。懐かしくて涙が出そう。身体を使っての農業、感謝です。
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縁女隊 (kura)
2011-09-27 17:00:14
昨日は、どうしても○○さんの名前がでてこず。
パソコン画面睨んで数分、どうしてもわからん
風呂入って暫らくしてぴかっと(そんな大げさな)閃いた。「妙なる畑に立ちて」の著者、川口由一さんでした。由一もまちごうちょった。
まず、記事を見て、緑女隊(へっ、りょくじょたい?)と読んだのがそもそもの間違い。
熟女と言うし、緑女と言うのもありかー
と独りで。緑じゃなく縁(えん、ゆかり)でしたね。
失礼しましたー。
まじめな「土といのち」には不釣り合いな
あほなおばばで。ぜんぜん記事とは関係ないコメでどーもー。
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