「土といのち」のブログ

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うちの畑にようこそ 4月8日記

2017-04-21 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
香美市 わたなべ農園の渡邉志津江です。

『幸せの値段』

「毎度さん」が待っている青森の移動販売車の話をニュース番組で見た。
喜ぶお客さんの顔が見たいからと
いろんな食材を乗せて過疎地をまわる53歳男性。
顔の見える間柄だ。

店主は「こんにちは」の代わりに「毎度さま」と声をかける。
毎度毎度のお付き合いがそこにはある。
買い物する場所が遠い高齢者にとって移動販売車は「幸せ便」なのだ。
売る方にも買う方にも気持ちのいい風が吹いているように思う。

モノにもサービスにも当然のことだが値段は付いている。そ
れが高いか安いかは受け取る人によって違う。
よくありがちだが、『送料無料』といっても
本体価格の中に送料分がちゃんと含まれているというわけだ。

当たり前に身の回りにあるものには値段が付いていない。
空気や水(雨)、季節の移ろいなど自然の恵みは偉大だが意識されにくい。
『幸せの値段』がいくらかわからないのと同じだ。
意識しない時にはあまりに当たり前すぎて考えもしないのだ。
農作業の途中に汗を拭き拭き見上げる空の青さ、
吹き渡る風の中で遠くや近くで聞こえる鳥の声。
小さくてささやかな幸せの結晶だ。
巡ってきてくれる春の様相も心癒される幸せのカタチである。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年5月号より転載しました。
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