高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

40年前、なにを思い、なにをしていましたか その5

2017-02-01 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
今年は、土といのちの前身「高知土と生命を守る会」発足から40年。
現在、40周年の記念本を作成中です。
“土”と“いのち”を大切にする生産者たちの思いを伝え、
若い人たちの未来につながるような本にしたいと思ってます。
記念誌にはいろんな人が登場します。
乞うご期待!!   (管理人)

南国市 溝渕純一です。

私、40年前は、サラリーマンをやっており、
この時は全く、無農薬・有機農業は無知でありました。
それから23年後(54才)で会社を退職し、
井上正雄君(小・中・高校の同級生)に有機農業の実際を学び、
南国市稲生で、1反2畝の田から始まり、現在、有機で約6.5反の田から稲を作っております。

 津野町 天竺舎の雨宮智子です。

1月は卒論を仕上げていた。
春から数か月、一生懸命バイトをしていた。
夏がおわったころ、
バイトで貯めたお金とパスポートをお腹に巻いてネパールのカトマンドゥ入った。
青い空と香の香りとダサイン祭の鐘の音が新しい世界への入り口でした。

高知市 かざぐるまの山本たか子です。

40年前には、「土と生命を守る会」があること等つゆ知らず、
幼子を抱えて仕事と育児に奮闘しておりました。
当然、食品添加物や界面活性剤のことなど気にもとめずませんでした。
それから30年経って大病をし、
はじめて毎日摂っている食品や毎日使っているいろんなものに
怖いものがいっぱいあるんだと知りました。
退職後、放置してあった畑を作ってみることになり、
化学肥料を使わないで有機肥料を少しだけ使うだけの農が始まりました。
今は多くの方が痛い目にあうまで気づかないということのないように、
まず知ってもらうように伝えております。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年2月号より再編集して転載しました。
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