「天地人」 １話 最近の日曜の楽しみは大河じゃなくて「１泊２日」です

えー、個人的に直江は好きな武将じゃないのでイメージどんどん壊してくれたほうがうれしいです、ＮＨＫ。
所詮、石田を土壇場で裏切って（見捨ててかな？）上杉家を３０万石にした男。
今年の大河はどこまで見れるか個人的にかなり逆チキンランレースです。
でも、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」みたいに史実をモデルにした異世界ファンタジーとして物語を成立させる手もありますからね。
１話の冒頭の妻ぶっきを見てると、ジャクソン版「指輪物語」のサムを思い出したので（「オラ、指輪を持つことはできませんが、殿を担ぐことはできます！。」）、「二つの塔」みたいな大河にドンドンしてくださいＮＨＫ。いや、私、ジャクソン指輪三部作では「二つの塔」が一番好きなんですよね。
ただ、、番組宣伝を兼ねたドキュメンタリーで歴史を改竄するのはいかがなものか、ＮＨＫ。
フィクションのドラマはいいんですよ、ＮＨＫ。でも、ドキュメンタリーはダメだ、ＨＮＫ。職員の不祥事なんかニュースにするのは放映時間の無駄だと思うが、それはダメだ、ＮＨＫ。
それこそ「義」に反するぞ。

以下、いつもの箇条書きで。

●１話感想
ああ～、ロケが多い（←え、それだけ？）

●謙信
２年前までは「我こそは毘沙門天なり！」とか言ってましたが、今はどう見ても「俺は毘沙門天より偉い男」と平気な言いそうな模様。
…つーか、阿部謙信は私の思い描く信長そのものなんですけど。
いっそこの布陣なら、妻ぶっきに明智やらせて、阿部ちゃんの信長が１年間ネチネチと妻ぶっき明智を（半分楽しみで）いたぶる戦国パワハラ劇にすればよかったのに。
妻ぶっき、いじめられキャラ似合うぞ。
あんまり見てないけど「ブラック・ジャックによろしく」もそうだったような気がするので、まあそういう感じで進んでくれたら私は楽しいです。

●妻ぶっき
いつもの妻ぶっきドラマキャラですね。
どんな顔して直江状書くんだろ？

●秀吉
まあパターンな描写ですね。問題は秀吉より北の政所です。彼女はあんなところであんな口を挟むのはドラマでもイメージ壊れすぎだな。

●三成
でました清々くん。うーん、善人の忠義者キャラか。
先日、読んだ山岡荘八の「柳生宗矩」の石田くんみたいに、最初は秀頼のためだったかもしれないけど、途中でダークサイドに落ちて自分が天下を狙うために関ヶ原やっちゃうという複雑なキャラやってくんないかな？

●子供キャラ
おおっ！かわいいのう～。
与六が出るなら来週も見ちゃうよ！

……は！

ここか！ここがウワサの腐女子ポイントなのか！←ちょっと違う
大河と関係ないけど、中国武侠ドラマの子役が（例外なく）ブサイクなのはなぜだろう。特に主役の子供時代。あれだけは不思議だ…（とくに「神雕」の楊過）

●マイホーム描写
田中美佐子さんの母親描写を「おお、世のお母さん方に配慮したサムライホームドラマ的描写」と思って見てたんですが、よく考えたら、あれと逆の選択を大阪城的規模でやったのが淀君な訳で、そう考えると戦国大名の子供の進路選択って難しいですね。

●星の縁
別に学校が一緒だったわけでも、近所だったわけでもない、仕事も全然違う、時々年齢も離れてる、けど「人生の友人」というアイツらが俺の「星の縁」なのかなあ。
…おお、天よ！少し心中が複雑だぞ！！

…というわけで１話は無事に見れました。
翌土曜に録画でギリギリに。

さてさて続くか、このシリーズ。

ちなみに最近の筆者の日曜の楽しみはスカパー、韓国ＫＢＳチャンネルの日本版で見てる「ハッピーサンデー」という番組の１コーナー「１泊２日（１박２일）」です。
韓国のタレント６人のドタバタ国内旅行は、見てると心がホッとするので、ケーブルなのでＫＢＳチャンネルが見れる人は見てくださいね。