壺井八幡宮  社報

壺井八幡宮の社報「香呂峰だより」や、境内の花や風景等の写真をまとめた「境内だより」です。

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第27号 平成27年7月

2015年06月30日 | 社報 香呂峰だより

《はじめに》

 本年は大東亜戦争終結七十年という節目の年です。各地で様々な行事が催されたり、テレビでの特番等も多くあります。

 私が勤めている大阪府神社庁においても、戦艦大和の沈没地点において船の上で慰霊祭(私も担当しています)を行います。これは、大和に関係する戦いで亡くなった方だけでなく、他の海域や疎開船等に乗っていて沈められた方々にも手を合わせて慰霊・鎮魂の祭事を執り行うものです。
 尚、神社界が係っていますので、神式で執り行うわけですが、より多くの方にもお参りをしていただこうと、念法眞教さんにも協力をいただき、仏式でも執り行います。
 実施は九月二十八~三十日で、国の為に亡くなられた方に手を合わすという当たり前のことを当たり前におこなってまいります。

 さて、現在日本会議(私も会員です)が中心となって、憲法改正に向けて様々な取り組みが行われており、神社界も積極的にかかわっています。
 反対派は「九条が無くなれば戦争になる」や、「唯一の平和憲法」というデマをよく使っています。
 しかしながら、憲法に平和条項を持つ国は百五十以上あり、韓国の竹島占領や北朝鮮の拉致、中国の尖閣諸島への侵攻など戦争と同じくらいおかしいことがすでに起こっています。
 憲法を守って国を滅ぼすか、国を守るために憲法を変えるか。日本人自身が作っていない、七十年間変わっていない憲法を今の時代に合うように変えることはそんなに悪いことでしょうか。

 最後に古市百舌鳥古墳群について私見を述べさせていただきます。少なくとも「発掘や立ち入りはさせない」、「現在も祭祀が続けられているお墓であるので、祈りの場であることを強調」、「見世物にしない」、「御陵と古墳の使い分け」といったことは少なくとも前提としていただきたいです。それらが満たされないならば、それはお墓を見世物・観光資源としか考えていないことになり、そのような世界遺産登録は考え直すべきと思います。 

 壺井八幡宮 宮司 木大明

《神道のあれこれ》

 「夏越(なごし)の大祓式」

 ○大祓とは

本来は旧暦の6月末に行われる「夏越の祓」は、上半期のケガレを落とす行事で、この後の半年の健康と厄(災い)除けを祈願します。由来は神話のイザナギノミコトの禊祓(みそぎはらえ)に遡ります。現在は、6月30日頃に日本各地の神社で行なわれている伝統神事です。
 尚、半年後の12月末には、同様に厄除けをする「年越(としこし)の大祓」があります。この二つは対になる神事で、心身を清めてお盆や新しい年を迎えるためのものです。

○人形代(ひとかたしろ)

人形代とは、人の形を模した紙の形代(かたしろ)です。人形に自分の名前と生年月日を書き、それで体を撫でて人形に罪やケガレを移し、身代わりとして神社に納めます。当社では人形代をお祓いした後に、とんどの火で焚き清め、厄を落とします。

【書き方の見本】

 

○茅の輪(ちのわ)

厄落としの方法として「茅の輪くぐり」が行われます。
茅の輪とは、チガヤという草で編んだ輪のことです。神社の境内に作られた大きな茅の輪の中を茅の輪くぐりの歌を唱えながら8の字を書くように三回くぐります。茅の輪をくぐることで、病気や災いを免れることができるとされています。

【境内に作られた茅の輪】

 

【御祈祷を受けられた方に授与される茅の輪守り】

  

災いが入ってこないように入口や鬼門に吊るして下さい。

 

《お宮さんの今》

「壺井八幡宮 例大祭」

 五月十五日は春の陽気につつまれながら、無事に壺井八幡宮の例大祭を無事に執り終えました。
 今年は公務御多忙の中、衆議院議員長尾たかし様(代理 井場秘書)並びに羽曳野市議会議員の金銅宏親様にも御参列賜りました。

 祭典の後は、参集殿に場所を移し、生田流の筝と尺八の春をイメージした音色に包まれました。

 

《今号の標語》

感謝の心が高まれば高まるほど、

それに正比例して幸福感が高まっていく

松下幸之助  

 

《壺井八幡宮 年間祭典・行事予定》

【6月】

7日 弓馬術礼法小笠原教場 奉納神事

30日 夏越の大祓式

【8月】

18日 源義家公式年祭

【9月】

1日 源頼信公 式年祭

【10月】

17日 壺井権現社例大祭

【11月】

3日 明治祭・源頼義公 式年祭

七五三参り

23日 新嘗祭

【12月】

23日 天長祭

31日 年越の大祓式・除夜祭

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第26号 平成27年4月

2015年04月20日 | 社報 香呂峰だより

《はじめに》

 今年は桜を始め境内の花が例年になく早く綺麗に咲いていく今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 扨、此の度、3月7日に壺井八幡宮において、婚礼の儀を無事に執り行うことが出来ました。ホームページではご報告しておりましたが、改めてこの紙面でご報告させていただきます。

 当日は、新郎は束帯に、新婦は十二単に身を包み、平安時代さながらの雰囲気の中、氏子崇敬者の方々に見守られながら無事に斎行することが出来ました。

 これからは、新たに増えた家族と共にお宮を守っていきたいと思います。まだまだ未熟な二人でございますので、今までと同じくご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

 壺井八幡宮 宮司 木 大明

 

 《節分祭並びに鳴弦の儀》

2月3日の節分の日に節分祭並びに鳴弦の儀を執り行いました。
皆様の無病息災、厄難・諸災消除とを義家公の故事にちなみ弓を用いてご祈念申し上げました。

 

《神道のあれこれ》

【拝礼について】

 神様を拝むとき、両方の手のひらを打ち合わせて鳴らすことを「柏手(かしわで)」と言います。

 拍手については、中国の史書「魏志倭人伝」に倭人の風習として、貴人に対して手を打ってひざまずいて拝礼をしていたことが記されていることから、当時は人に対しても拍手をしていたことがわかります。神道における拍手も、敬う気持ちの表れと言ってよいでしょう。

 拍手と拝(神前での敬礼作法のひとつ。最も敬意を表す作法で、腰を九十度に折った姿勢のこと)の形式は神社や祭典によって異なります。

 手の打ち方には、神社にお参りする際の二拝二拍手一拝の時に打つ「短拍手」、伊勢の神宮において神職さんが行っている八つ打ってさらに終わりに短拍手を一つ打つ「八開手」、直会等で盃を受ける時に一つ打つ「礼手」、お葬式の時に音を立てずに打つ「忍手」等があります。

 拝には座って行う「坐拝」、立ったまま行う「立拝」、そして立った位置から座りながら拝を行う「起拝」等があります。

 伊勢の神宮では「八度拝・八開手」という拝礼作法を行っていますし、出雲大社では「四拍手」という拝礼作法を行っています。大神神社でも特殊な拝礼作法を行っています。他にも古くからの神社では昔からの拝礼作法を伝えているところも多くあります。

 ただし、そういった神社にお参りする際でも一般の方々は「二拝二拍手一拝」でお参りいただいて問題は有りません。

【手の打ち方】

 まず胸の高さで両の掌を合わせます。次に右手を少し下に引きます。そして手を打ちます。この時に大きな音を鳴らそうとはせずに、自然な力の入れ具合で打ちます。最後に下に引いた右手を元に戻します。

尚、手を打つ時にわずかにふくらませると良い音がなります。

【拝の仕方】

 立ったままでの場合ですが、まずは姿勢を正します。両手は横につけるというよりは自然におろしたところで構いません。そのまま腰を九十度まで曲げます。両手はおなかの前ではなく、自然に足を伝って膝まで下げて下さい。

 尚、お腹の前で手を組む所作は朝鮮で伝統的なチマチョゴリを着た場合のお辞儀の仕方ですので、この場合は行いません。

 

《お宮さんの今》

 今年は壺井八幡宮と壺井権現社が今の綺麗なお社に復元修理をされて二十年という年です。先代宮司の父親が文字通り身命を賭して、また多くの氏子崇敬者の皆様のお力添えの御蔭で、この大事業が完遂しました。

 さて、現在の両御本殿の屋根は檜皮(ひわだ・桧の皮)で葺かれています。この檜皮の屋根の耐用年数は、約三十年と言われています。幸い当社の場合は良い立地の為、カラス等の別の要因がなければもう少し大丈夫という見立てもできるようです。

 しかしながら、危なくなってから慌てていてはいけません。江戸時代の様子に修復された御社殿を子の世代、孫の世代へと伝え続ける為にも、此の度「壺井八幡宮檜皮葺替奉賛会」を立ち上げ、十年後に着工できるように準備を始めることとなりました。

 詳細は今後ご案内を致しますが、まずはお宮さんがこういう状況であるということをお知らせさせていただきます。

 

《今号の標語》

六合(くにのうち)を兼ねて(かねて)都(みやこ)を開き(ひらき)

八紘(あめのした)を掩(おほ)ひて宇(いへ)に為(せ)むこと、

亦(また)可(よ)からずや。

『日本書紀』巻三(神武天皇)

 【意味】

 国の内をひとつにして都を開き、八方を覆うような大きな屋根の下で、国民がひとつになって平和に過ごすことは、またよいことではないか。

  

《壺井八幡宮 祭典予定》

 【4月】

   29日 昭和祭

【5月】

  15 日 壺井八幡宮例大祭

【6月】

     7日 弓馬術礼法小笠原教場奉納神事(予定)

   30日 夏越の大祓式

【8月】

   18日 源義家公式年祭

【9月】

   1日 源頼信公 式年祭

【10月】

  17日 壺井権現社例大祭

【11月】

   3日 明治祭・源頼義公 式年祭

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第25号 平成27年1月

2015年04月20日 | 社報 香呂峰だより

《はじめに》

平成26年も残すところあとわずかとなりました。急激に寒さを増してきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

平成20年12月から香呂峰だよりを発行しはじめて、早くも第25号となりました。お宮さんからの情報の発信の機会を与えて頂いたと思い、時事ネタも織り込みながら、ここまで続けることが出来ました。今後も色々なテーマで書き続けていこうと思います。今後とも宜しくお願い致します。

さて、平成27年は未年です。羊は群れをなして行動するため、家族の安泰や平和をもたらす縁起物とされています。政府には羊の暗示する意味を噛みしめて、集団的自衛権や特別秘密保護法といった、国家が国民を守るために最低限必要なことをしっかりと運用していただきたいものです。

壺井八幡宮 宮司 木大明

《お宮さんの今》

 今の御社殿が完成して早くも20年が過ぎました。20年という歳月の中、風雨に耐えて神様をお護りしてきた両御社殿ですが、少しずつ痛みが出てまいりました。両御本殿の屋根は檜皮葺(ひわだぶき)といって、檜の皮を重ねて竹の釘で止めるという形式で作られていますが、この檜皮葺の耐用年数が約30年と言われています。当社の御屋根も折り返しを過ぎていると言えます。

現在、責任役員会や総代会、地区の総会等で御屋根の葺き替えについて協議を進めています。正式に決まりましたらまたご案内をさせていただきますが、その際は何卒ご協力・ご奉賛をいただければと存じます。

 

《今号の標語》

一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば自分の幸福なのだ。

川端 康成    

 

 

《壺井八幡宮 年間祭典・行事予定》

  1月  1日 歳旦祭

       3日 元始祭

      15日 とんど・人形感謝祭

  2月  3日 節分祭並鳴弦の儀

      11日 紀元祭

       17日 祈年祭

  4月29日 昭和祭

  5月15日 壺井八幡宮 例大祭

  6月  7日 弓馬術礼法小笠原教場奉納神事(予定)

       30日 夏越の大祓式

  8月18日 源義家公 式年祭

  9月  1日 源頼信公 式年祭

10月17日 壺井権現社 例大祭

11月  3日 明治祭・源頼義公 式年祭

11月23日 新嘗祭

12月23日 天長祭

12月31日 年越の大祓式・除夜祭

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第24号 平成26年10月

2014年10月13日 | 社報 香呂峰だより

《はじめに》

 昨年とは違い、秋を感じることが出来る季節になりました。朝晩の冷え込みが激しく日中との寒暖の差がありますが、体調を崩されてはおられませんでしょうか。
 扨、世間では朝日新聞の捏造記事(誤報ではありません)問題が賑わっておりますが、首相の國参拝訴訟においても日本の政党やマスメディアがつくりだしたものです。もちろん違憲判決が出たことはありません。物事は正しい知識で判断したいものです。
 先日、青山繁晴先生の講演会において、現在の憲法は「メイド イン ジャパン(日本製)」ではなく、「メイド イン オキュパイト ジャパン(被占領国の日本製)」であり、日本語で作られた(現憲法は英語で作られて和訳されたもの)日本製の憲法をつくる必要があるとおっしゃられていました

壺井八幡宮 宮司 木 大明

《お宮さんからのお知らせ》

 少し前に何かと話題になった文楽ですが、この度、「奥州安達原」を演じられます。この奥州安達原は御祭神の源義家公と安倍貞任・宗任の話になります。
 詳しくは国立文楽劇場のホームページ(http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2014/11152.html)を参照下さい。
 当社にもご縁がありますので、割引券をいくらか頂いております。ご興味がある方はご一報下さい。

 

 

《今号の標語》

 一所懸命だと知恵がでる。中途半端だと愚痴がでる。いい加減だと言い訳がでる。

 武田信玄の言葉と言われています。

 

《壺井八幡宮 祭典予定》

10月17日 秋季例大祭・神宮神嘗祭遙拝式
11月 3日 明治祭・源頼義公年祭
11月23日 新嘗祭

 毎月1・15日 月次祭

 ○七五三参りについて

 土日祝日の予約制とさせて頂きます。 (℡ 072-956-2824)

 

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第23号 平成26年6月

2014年06月28日 | 社報 香呂峰だより

《はじめに》
 5月に、早くも30度を超える気温を記録し、暑がりの私はこの夏はどうなるのか不安になっておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか。
 さて、今年は壺井八幡宮が御鎮座してから950年という節目の年です。大神様は千年近くもこの地に鎮まり、氏子崇敬者、また関係のある皆様をお守り下さいました。また、その同じだけの時の流れの中、神社をお守り頂きました皆様に感謝を申し上げます。
 そこで、5月15日には記念大祭を、25日には奉祝神賑行事を計画させて頂きました。お陰様で天候にも恵まれ盛大に開催することが出来ました。既にホームページでご覧になられている方もおられるかもしれませんが、報告書を同封させて頂きましたのでご高覧頂ければ幸いです。

 壺井八幡宮 宮司 木大明

《神道のあれこれ》

~お札・お守りについて~

 以前の『香呂峰だより』を見返しておりましたところ、「白旗守り」や「茅の輪守り」については書いておりましたが、「お札・お守り(以下、お守りと書きます)」については書いていなかったので、今号で書いていこうと思います。
 先ず始めに、一番よく聞くことなのですがお守りは「売り買い」するものではありません。神様にお金を「お納め」して、「授かる」ものであります。当然ながら、売買していません(商品ではない)ので、消費税はかかりません。おみくじを例にだしますと、単純に考えてあの紙に商品価値が何百円もあるとは思いませんが、なぜ皆さんがその初穂料をお納めされるかというと、おみくじは「神様からのお言葉」であるからです。商品ではなく、信仰の対象であるということです。このことは他のお守りにも言えることです。
 また、お守りは神職がお祓いをして、お御霊(みたま)を込めます。すなわち神様の御神徳を賜ることが出来る窓のようなものと思って頂ければいいと思います。当然お祓いをして清らかな状態でないといけませんので、落としたり、粗相がありますと良くありません。新年で交換することは、「旧年中は有難うございました」とお返しをして、「今年も宜しくお願いします」と新しいお守りに替えるということです。伊勢の神宮の式年遷宮の考え方と同じではないでしょうか。

 

《今号の標語》

人よりも 一尺高くから 物事を見れば 道は常に 幾通りもある

坂本 龍馬

 

〇壺井八幡宮創建950年記念大祭並びに奉祝神賑行事の報告です

  

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