融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

Jアラートまで政治の道具に

2017年09月19日 | 日記

 Jアラート騒動ですが、私は国民の安全のためのJアラートは賛成ですが、政治の道具としてJアラートを利用するのは許せません。そんなことをしていると、本当に危険が迫ったとき、Jアラートを信用することが出来なくなるからです。

 それで、肝心なことではないかと思っているのが、各国がロケットを発射するときに国連の二つの機関に報告し、その機関はロケットが通過する方面の国に連絡し、航空機の事故などを未然に防ぐ措置を講ずるよう要請するというルールがあるということです。

 そのような国連の機関が本当にあるのかどうか、私も調べようと思いつつも、忙しさのあまり調べることができませんでした。けれども、そのような機関なしに、各国がロケットの発射実験をしてしまうと、たいへん危険であるということは明白で、下手をするとミサイルを撃ってきたと受け取られてミサイルを撃ち返されることすら起こる可能性もあり、事前通知はたいへん合理的なシステムではないかと思ったりします。

 それで、日本に事前の通知があったのかどうか、東京新聞の記者が管という人に質問すると、「応えることは控えたい」などとトンデモ返答をする始末です。(←反転文字をクリックすると動画が見られます。)だからこそ、事前の通知があったのかどうかが肝心なのです。それによって、対応の仕方が違ってくるからです。

 つまり、ついこの前もJアラートが発令されたのですが、事前に情報が入っていたのであれば、早朝、はるか宇宙空間を飛行しているにも関わらず「ミサイル発射!ミサイル発射!」などという馬鹿みたいな物騒な伝え方をする必要などなかったのです。

 具体的には、十分余裕をもって事前に「北朝鮮がロケットの発射実験をするという通知が入りました。日本上空の宇宙空間を飛行して太平洋に落下させるとのことですが、航空機関を始め、海上機関との連絡を緊密にして、事故が起こらないように注意しています。また、万が一ロケットの発射実験が失敗し、日本に落下する恐れがある場合は、速やかに関係地域にJアラートを発令し、国民の皆様の注意喚起に努めますので、どうかご安心してお過ごしください。」というようなインフォメーションをするというのが常識的なやり方ではないかと思います。

 たぶん、役所の人は馬鹿ではないので、事前の連絡をするというやり方をするのではないかと思います。そうではなく、まるで初めて知ったように、ロケットが宇宙空間を飛行しているにも関わらず、「頑丈な建物に避難してください」というようなJアラート騒動を起こすというのは、やっぱり漢字が読めず、教養もなく、政治資金横領の常習犯の議員による問題行動ではないかと思います。ぜひ事前に通知があったのかどうか、国連の機関にも裏撮りをした上で、山本太郎議員が国会で質問して欲しいものだと思います。

 こんなことをしているのは、日本くらいのものです。ここまで程度が低いと、もはや恥ずかしいというレベルではないかと思います。

 

 

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