TPPに批准している国などなく、アメリカでさえ次期大統領候補者がTPP反対を表明しているにも関わらず、安倍首相はどうしてTPPに批准したがるのでしょうか。
そこで考えられるのが、TPPが批准されると利益を被る大企業・経済界が、安倍首相の飼い主になっているということです。
TPPについては、その胡散臭さ故に多くの反対が起こり、次期大統領候補者でさえ、その意見を無視できないくらいの運動になりました。
日本でも、多くの反対運動が起こりましたが、マスコミは報道しません。マスコミの株主は、大企業・経済界だからです。
国会審議でも、議論しようにも特定秘密の黒塗りばかりの資料では、審議しようがありません。審議しようがないにも関わらず、採決しようとする。自分たちの意見の反対の意見など聞く耳持たない、それが強行採決というものです。もはや、民主主義などではありません。
国民の代表として国会に出ているのは、何も自民党や公明党の議員だけではありません。自民党や公明党以外の議員の声を無視するということは、国民の声を無視するということに他なりません。自民党や公明党のやっていることは、傲岸不遜です。
まず、国民に「TPPとは何か」を十分に説明することが先決です。TPPとは何で、TPPに批准すると何が起こるのか、国民に説明など一切していないのが政府与党の自民党と公明党です。おそらく、自分たちも知らない、知ろうとしていないのではないかとさえ感じられます。
下の画像は、自民党が選挙の時に掲げたポスターです。自民党は、このポスターを掲げた時点で嘘をついていたということなのですね。悪質です。
「日本耕す」というフレーズも、素晴らしい農地をブルドーザーで滅茶苦茶にして、日本の農業をぶっ潰すという意味だったのですね。農業に対する畏敬の念もない、傲岸不遜だと思います。