『ミシュランガイド東京2008』にも選ばれていたお店の1つ「懐石 一文字」さん。
2005年の11月に神楽坂に開店していますが
それ以前は出張専門のお料理屋さんをされていたそうです。
場所は少し分かり難い所ですが、そこが神楽坂らしさで
路地からは毘沙門様の赤い建物が微かに見える所です。
数奇屋造りの1階はカウンター、2階に二間お座敷
ところで京都や神楽坂でよく聞くこの『懐石料理』
『会席料理』と書くものもありが、それぞれ少し異なります。
”懐石”は茶道席で出されるお料理のことで
料亭などはそれを気軽にアレンジしたものです。
”会席”は和食のフルコースの様なもので一般の宴用お料理。
「一文字」さんのご主人の廣瀬和彦さんは茶道は裏千家、表千家、遠州など多数の流派をこなすそうで
正しく”懐石料理”を味わうことのできるお店なのだと思います。