TOSHIの鏡

70代の五感で捉える日常の襞(身辺雑記とSHOTS)

警句

2017-02-11 16:57:09 | 読書

みんないう。

「 いつか死ぬことはわかっている。

  しかし、いま死にたくないのだ 」

作家・山田風太郎が吐いた警句は痛快だ

死に際 にこそ 人の生き様が 際立つのだ !

時代小説・怪奇小説など、

特異な表現でいまも人気が高い作家である。

忍法帖もの、とくに、「くの一」には、

非常に興奮させられた!? 経験がある。

彼のニヒルでユーモアあふれる感覚は高質で、

 小説以外にも、

数々の著名な作品で発揮されている。

なかでも、

 彼の死生観が際立つのが、

生を終えようとする歴史上の人物群を述べた、 

  「人間臨終図鑑」だろう。

、、、、、、

  誰だって死を迎えるのだ。

  死は遍く平等である。

  しかるに、

  人間の本質が微妙に表われる、

 臨終とそこに至るまでのヒストリーを、

 医学者キャリアを併せもつ、

  山田風太郎ならではの、

冷徹な観察で分析し批評を下すのだ。 

「 人は生まれて、苦しんで死ぬ。

  人生の要点はそれで尽きている 」

 この書であらためて確認させられたことは、。

 まずは風邪に因る肺炎。

 次に不意の転倒での打撲と骨折が、

寝たきりへと導き、

 致命の因となる確率が高いと知る。

 さらに男性の場合は、

伴侶を失うと忽ち生甲斐をなくし、

著しく死期を早めるんだね。

ゆめゆめ忘れることなかれ!

 山田風太郎翁の痛快警句をもう一つ。

「人間の死の記録を

  寝ころんで読む人間」

 恐れ入りました。

 ©

『その他』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 良識 | トップ | 用心 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL