凸凹家族どっこいアジアとチェコとオーストラリアとイギリスで生きてます

私たち家族がバンコクとKLとパースとピルゼンとマンチェスターに移り住んで感じたことを、そのままお伝えしてまいります。

技術の進歩?(ピルゼン)

2017-02-23 17:04:01 | チェコ
スイスのジュネーブからイタリアのトリノまで列車で移動する機会があったのですが、
ジュネーブからのローカル線の客車が、
古くて外観内装ともにすすけて真っ黒なのですが、

乗り心地が驚くほど良い。

たぶん数十年前の特急車両などに使われていたものでしょうか、
シートはまるでソファーのような豪華さ、窓や内装も無駄に重厚でとても静かです。
設定スピードが遅いせいかサスペンションもとてもソフトで全く振動を感じません。
まるで雲の上を飛んでいるような夢心地です。
さすが鉄道大陸、やっぱ歴史がちがうわ、と実感した次第です。

その後フランスのシャンベリーでTGV(在来線を走る新幹線)に乗り換えたのですが、

これが期待に反してすこぶるひどい。

車両トラブルで到着が既に2時間遅れ、で、しかも乗ってからも乗車駅で30分動かず。
走り出すとこれまたひどい乗り心地で、300Km/hの高速を出すためなのか、
ガチガチの足回りで、振動がものすごくて音もうるさい。
シートもペラッペラですぐにお尻が痛くなります。
内外装は今風のプラスチックな感じでいかにも安っぽく、サイケな色使いでまるで落ち着きがない。
自慢の300Km/hも故障のためかノロノロ運転で結局3時間以上の遅れで、
車内は食い物や飲み物の残骸がそこらじゅうにちらばっていてまるでブタ小屋の中のようです。
トリノに到着する頃には、乗客はみな疲労困憊でどろどろの空気が充満していました。

そこで、ふと考えた。
先のローカル列車で感じた夢心地は
けっしてヨーロッパの鉄道技術が高かったからではなく、
昔の人が仕事きっちりしていたからだけなのではないのか?

TGVなんかこの前脱線事故起こしたし、
技術は進歩ではなくむしろ後退してるのではないか?

高速、大量輸送、コストダウンをひたすら追い求めるのはははたして人類の進歩と呼べるのか?

などと感じずにはいられない旅でした。
ジャンル:
海外
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 呼び捨てかい?(ピルゼン) | トップ | Dr Pepper(ピルゼン) »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

チェコ」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL