鉱毒の旧谷中村の跡地に立つ
連絡ノートから抜粋
1、 久しぶりに、父母の生地谷中へ来られた。何度来ても懐かしく良い所だと思う。公害がなかったらここでどんなに豊かな生活が営まれていただろうと思ってしまう。今も続く種々の公害に怒りを憶える。 岩波家、鈴木家の孫6人で来ました 。
余計な言葉はいらない。ただ歩くだけで当時の谷中村を想像し心を打たれます。いつまでも谷中村跡が残りますように、そして現代人が忘れている何かを思い出させてくれますように。
2、私達は強制立ち退きをした旧谷中村民の子孫です。もうすぐ百年、8月にみんなで墓参りにくる。下見にきました。
3、正造さんの「山を荒らさず、川を荒らさず、村をやぶらず、人を殺さざるべし」の言葉、今環境破壊、学ぶべき言葉と思います。
昔の人は自分の体を犠牲にしても土地を守ったことを尊敬する。現在の人達は自分さえよければ悪いことをしても平気、困ったことです
連絡ノート
資料映像
旧谷中村の遺跡を綴ったもの
公害の原点ここにあり
谷中村・延命院付近を行くハイカー
谷中村村役場跡付近
延命院付近
先祖伝来の石碑のみがその面影を残ス。
直感的に半鐘に思えた・・・・。
が、・・・しかし寺の境内に半鐘はあり得ない。
村人が訪れて、犠牲になった村民の鉱毒事件を思いつつ
先祖の霊にたむける鐘なのであろう。
★草の根に染み入る鐘やあげひばり (縄)
左側にハイカーがポストを開けている。この中には訪れた人たちが思い思いに
感じたことを綴る 「谷中村連絡ノート」 がある。
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今日のメモ
大きな犠牲の中に物事は進む
我が故郷・秩父の山奥に、東京の水がめ(ダム)が荒川上流に建設された。
多くの難問を抱え、いがみ合い、ののしりあい人間の醜さを見た。
自然が無造作に破壊され、地元には少しも恩恵はなく、多くの犠牲者が出た。
村の一部が水没し湖となって水を満たしている。
鉱毒事件の本を読んでいて、
次の文言とダム建設とがダブった。
『・・・・・・、明治政府は、足尾銅山の操業を止めるかわりに、毒の水をためる「渡良瀬遊水池」の建設を行うことにした。
・・・・・・強制立ち退きをくらったのは谷中村の住民である。
谷中村では村ぐるみ、土地の買収、住民の強制立ち退きに反対したが、
無視され、谷中村は法律上、消滅し、土地は不当に
安い値段で当局に買い上げられた。
鉱毒問題が、長い年月の間に・・・・・・・治水問題に
切り替わって世間の話題から消え失せた』
と、書き綴ってあった。
公共の福祉を隠れ蓑に、多くの谷中住民が故郷を追れた。
その先祖の石碑が草むらの中にあった。
思い歴史があるのですね。
それを思い起こさせてくれるであろう連絡ノートを読んでみたいです。
公害は今だからこそ皆の目が厳しくなりましたが、当時はお上の言われるままに、行動せざるを得なかったのですね。
ブログを読んでいて今生きてる我々は、昔から比べると幸せです。
昔の人達の犠牲の上に、公害の少ない現代がある事をしみじみ思いました。
横浜からではそう遠くないと思います。
事前調査をして、ある程度頭に入れてからいくとよいと思います。
植物、鳥が豊富です。
鉱毒を流し続けた、元足尾銅山の工場跡地にも行ってみたいと思います。
懐かしいでしょう。
故郷はありがたきかな!
家庭菜園に行き、じゃがいもの土上げと、大根の種まきをしてきた。
汗をかき肉体労働をした。いい汗をかいた。
雑務に追われると朝は4時から、夜は11時の帰宅となると、こうして皆さんから頂いた返信メールもなかなかその日に発信できない。
ゆったりとした一日を過ごすことができました。
加齢して思うに、これが健康で暮らせる本当の幸せのひと時となのでしょうか。
有難う御座います。
★朝起きの 家は朝日が 差し込んで 貧乏神の 入りどころなし
と、健康で朝早くから、夜遅くまで暮らせることの感謝します。
皆さんのメールに感謝しながら、今日一日の鋭気をやしない、また明日から元気を出し一歩一歩進んでいきます。
★今日限り 今日を限りの 命ぞと 思いて今日の 勤めをばせぬ
谷中村のことは全然知りませんでした。
故郷を追われるのは辛いことですよね。
勉強になりました。
ありがとうございます。
祖先の墓を残して立ち去る犠牲者の気持ち、痛いほどわかりました。
返信は無理しないで、ココは楽しむところと心得ましょう。無理は長続きしませんからねぇ。
ですね...色々な思いが!!!!
8月には 必ず 参加待ちどう強いですね.
又 遊びに きます.
また明日から再開させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
渡良瀬遊水地は名前は聞いておりましたが、実際にはたずねたことはありませんので、お写真からだけですが、あの足尾銅山公害からの、その後から現在を以前NHKで見たことがあるような!!
自然は壊すのは一日でも出来てしまうが、再生には長い年月がかかります。
私たちが出来る一歩は自分が公害を出さないこと、小さな自然を作ること・・くらいでしょうか。