哲学の科学

science of philosophy

宇宙人はいるか(9)

2017-06-17 | yy57宇宙人はいるか


進化現象というものが自然現象として神秘でも何でもない、いつでもどこでも起こり得るものであるとすれば、条件さえそろえば、宇宙の果てでも今現在でもこの地球でかつて起こったように起こり得る、と考えてよいでしょう。
生物が発生するような地球的天体では、進化は必然的に起こる。筆者は七十歳の現在までガンに罹ったことはありませんが、長生きすればそのうち必ずガンに罹る。同じことです。自然界にはいろいろな条件があり得ますから、いろいろな生物体が出現する。地球の歴史のような環境条件の変遷があれば、その歴史は繰り返す。似たような生物が出現するはずです。
空があれば、トンボが飛びトビウオが飛びプテラノドンが飛びツバメが飛び、ライト兄弟一号が飛びスペースシャトルが飛ぶ。翼の形も頭や足の位置もよく似ています。
空を飛ぶ鳥類よりも人類のほうが結局は繁殖力が強い。カラスは都市住民によって、結局は駆逐されていきます。人類は翼を持たないが、世界を共有する能力を持っています(拙稿4章「世界という錯覚を共有する動物」)。宇宙の果てにある地球的天体の上で、世界という錯覚を共有する動物が進化の末に出現する可能性は否定することができないでしょう。
宇宙のかなたで発生した動物の中からも、世界を仲間と共有し言語を共有し(拙稿18章「私はなぜ言葉が分かるのか」)、世代を超えて科学技術を蓄積する(拙稿14章「それでも科学は存在するのか」)ことができる身体機構を備える種族が進化してくる可能性はあります。人類がその一例です。このような進化は、この地球上で数十億年の間に一回だけ起こっています。
一回だけですが、ここでは間違いなく起こりました。他の地球的天体の上ではそれは起こらない、という論理は無理でしょう。

人類の現代の科学技術の水準をその宇宙のかなたの知的動物種が獲得したとすれば、彼らは大量の通信電波をその天体上で発信するので、その存在は遠方からも検知できます。しかし私たちがそれを実際に検知できるかというと、それは次のような理由で困難です。









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