哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

スローガンとか憲法とか

2013年09月30日 | xxx6目的の起源

Quadrille_at_the_moulin_rouge 原始人が仲間と協力して落とし穴を掘る場合、ウサギを捕まえる目的なのか、イノシシを捕まえる目的なのかで穴の場所も大きさも深さも違う。どんな動物を捕まえようとしているのか、行動の途中で目的がぶれてしまうとうまく協力できません。ウサギとかイノシシとかいう言葉を使わないとまったく不便です。仲間と協力するために、まずは目的を共有して行動の過程でその目的を変わらないように維持する。目的を言語表現してその言葉を仲間で共有する。現代社会では、契約とか、計画とか、スローガンとか、校訓とか、憲法とかの形を取ったりもします。

拝読ブログ:「戦争は平和なり」「自由は隷従なり」なんてスローガンは、自民党の改憲草案の発想そのもの:佐藤 圭氏 | 晴耕雨読

拝読ブログ:『スローガン』 - ヤスの日記

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

狩猟採集社会の形成

2013年09月29日 | xxx6目的の起源

目的を定めてそれを保持するという人類の持つ能力は(拙稿の見解によれば)、仲間との協力のために必要だから、人類の身体に備わったものでしょう。

家族で生活するために食料を保存する。つまみ食いしない。その目的を共有する必要があります。狩りの仲間と獲物を包囲する。皆で獲物を担いで運ぶ。言語で目的を表現し共有する必要があります。つまり狩猟採集生活の中で、仲間と一緒に活動する、社会のようなものを形成するためには、言葉で表現される目的を共有していなければなりません。

拝読ブログ:狩猟解禁! - いい歳していつまでゲームする気だ

拝読ブログ:混住社会論37 リースマンの加藤秀俊 改訂訳『孤独な群衆』(みすず書房、二〇一三年) - 出版・読書メモランダム

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

皆で目指すゴール

2013年09月28日 | xxx6目的の起源

Madame_lily_grenier 仲間と目的を共有する。自分のためだけでなく皆と一緒に目的を持って行動する。たとえば仲間とともにある場所へ行く。「あの山の天辺へ行こう!」というとき、私たちは目的を持つ。その目的は「あの山の天辺へ行こう!」ということです。つまり、言語で表現され、仲間と共有される。そのような行動を実行するために、目的は使われます。

協力して行動する仲間の皆で目指すべきゴールを言葉で言ってみる。それが、そもそも原始人類が目的というものを使うようになった起源なのではないでしょうか

拝読ブログ:とある電機屋が絵師を目指すブログ アマネカ先生

拝読ブログ:ラブドールに人工知能がついたら即購入する ー 2045年問題 - 段ボール箱の中身

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

完全に表現された目的

2013年09月27日 | xxx6目的の起源

仲間と共有されて完全に表現されている目的は必ず言語化できる。逆に言語で語ることができない目的は、仲間と完全に共有することができずに、目的として不完全にしか使えません。

不完全な目的はしばしば忘れてしまう。行動の途中で気が変ってしまう。ぶらぶら散歩しているようなもので、どこに行きつくか分かりません。言葉をしゃべらない猫や赤ちゃんの行動を観察すると、どうも彼らは完全に表現された目的を持ってはいないようですね。私たち言葉を話すことができる大人だけが、完全に表現された目的を持つことができるのです。

拝読ブログ:6-5 Time Capsule 20 Years After -TMN通史-/ウェブリブログ

拝読ブログ:【銀河機攻隊マジェスティックプリンス】第24話(最終回)海外の反応「言葉で表現するにはあまりに凄すぎる。」: ほらみぃ

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

共有による表現

2013年09月26日 | xxx6目的の起源

Lautrecx07 目的は、言葉の上に載っていて、言葉で人にそれを語ることで目的として使うことができる。目的は言葉を介して人と共有されるものである、といえます。

人と会うために時間と場所を決めて落ち合う場合、そこへ向かう行動の目的は、完全に、はっきりしています。時間と場所を言葉で言うことができます。そこへ行く経路も言葉で言うことができます。こういう場合、目的は完全に表現されています。目的というものは、仲間と共有されたとき、そしてその時に限って、完全に表現されている、といえます。

拝読ブログ:東 浩紀 『ゲーム的リアリズムの誕生』(講談社現代新書) - 週に一冊

拝読ブログ:ドゥルーズ「と」レヴィナス 翻訳 【顔と他者について ドゥルーズとレヴィナス】 - 杏ゝ颯太

コメント
この記事をはてなブックマークに追加