吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

割りばしとエコの関係

2015-08-12 17:39:36 | Weblog
割箸はうどんやちゃんぽん に限らず食べ物をものすごくつかみやすいので大好きだ

でも最近とくに大衆的な店は 固い黒い普通の箸が置いてあって

ラーメンなんか凄く滑って食べにくいのだ

一つは普通の箸は洗って何度でも利用できるのでコストが安い

割箸は木材資源を使い捨てにするのでエコでない

といった考え方からかどうかは知らないけれど

昔は割箸が多くてよかったんだが・・・・・

でも割りばしがずっと前にエコの大敵みたいに言われた時代があって

それは東南アジアの木を輸入して森林を減らしている うんぬん

といった記事が多かったのだ

ここ数年は 国内の間伐材を使うのはエコにつながるというふうな記事が

増えて木材のチップでボイラーや暖炉がエコの象徴みたいにとり扱われている

でもその間伐材で割箸を作らないのかなあ・・ これは疑問なんですが

そしてその使い捨て割箸を回収して暖炉の燃料として燃料供給の提携をするとか

無いのかなあ

これは立派なバイオマスではないかなあと思うけど

でもたぶんこれは誰も儲からないからなのか

いずれにしても流行だけでエコを語るマスコミの取材

森の再生とエコの両立 割箸文化の継承 だれか森林組合のお偉いさん
考えてみてくれないかなあ

最近手の握力が低下してラーメンが滑ってストレスを感じるものより
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設備工学

2015-06-17 09:56:02 | Weblog
ねこまるさんへ

コメントありがとうございます

若いしかも現役の大学3年生からのコメントをいただくとは

かなりレアなケースで たいへん嬉しい出来事でした

さて 質問に答えないといけないですね

将来設計事務所やゼネコンで設備の仕事に携わりたい とのことですが

そこでどういうことをすれば自分が楽しいし、イキイキしておれるかですよね

ゼネコンの設備技術者 は
会社に忠実、利益、を求められます サラリーマンとしての生き方を強いられる
わけですが、生活は安定、

建築設計事務所 は
大手といわれるところは ゼネコンに似ていますが 施工よりも設計に従事できます
し、生活もまあ安定

設備事務所 は
設計に従事できますが 生活や ともかく時間的に苛酷なところも・・・


といった具合で 何をいま学習しておくべきかについては目指す職種で少しちがって
くるかなと思いますが
共通することは やはり何でもそうですが 基礎理論なのですが 私の知る限りでは
設備工学という基礎は無いわけで 結局は流体であり ベルヌーイ であり冷凍理論
でありいわゆる熱力学 に尽きるわけです
設備工学や建築を学んだ方で特に若い方でそういう基礎理論に長けた方にお目に
かかったことが無いのです

このことは何を暗示しているかといえば ”基礎を制するものは 将来を制する”
と私は思うのです

だから ねこまるさんの”今なにをやっておくべきか” という答えは
なぜに基礎が重要かを 知る作業 です
それは設備設計でのアルバイト しかもできれば計算書を担当希望する
これをやると次の学ぶべきテーマが具体的になり またそれを応用しと
良い循環が生じて なにかやりたい方向性が見えると思いますよ

けろさん いかがですか

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最近の工事現場の特徴

2015-04-13 23:11:33 | Weblog
最近 とくにここ1~2年のことですが 現場に定年を終えた人が駆り出されて

現場所長をされたり 多いですね・・・

それは まだまだ元気な人はたくさんいらっしゃって、経験も豊富なので利点は

いっぱいありますよね  ある意味 人手不足で高齢者の雇用対策にもなり

生きがいを創り出しているし よかったことかもしれないですね

でも ことサブコンに関していえば どちらかと言えば 超若手の現場経験も

設計の経験も疑問を持つような担当が仕事を任されているケースが増えてきたなあ

と感じるのは僕だけだろうか

それでも聞いてくる人はまだいいのだが

完全に混乱して 職人まかせになっている現場が多過ぎなんです 

こまったこまった 

どうも電気関係は歴史的に教育システムが出来ているのか そこまで感じないの

だが 機械のほうは たまにですが目を覆いたくなるような人材が表の顔として

担当して いや担当させられているのだ 上司が裏で支えている気配もない場合は

最悪だ その上司もどの程度か想像できてしまう ひょっとして上司はわかって

いても放置してしまっているのか

ま でも若手が育つためには 仕方のないことかもしれないが、もう少し基礎を

教えてからにしてほしいです

今後もこの流れは止まらないだろう

現場監理の最初の仕事は 担当者の品定めをして それにより僕らの係わる人工を

決めなければならない時代がやってきたかも
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嬉野社会文化館

2014-12-20 16:34:00 | Weblog
先日ですが

3年ほど前にプロポーザルが行われこれが塩田中学校と嬉野社会文化館2件それぞれだったのです

我々は インターメディア+スープ設計共同体のもとで設備の分野で提案をお手伝い

していて なんと 2件とも我々がゲットしてしまったという強烈な結果を残した案件

設計が終わったのはいいけど、ちょうどそのころ建設物価が高騰し他の案件に漏れず

この案件も不調やらなにやらで特に建築は大変な苦労の連続だったようです

やっと社文館も中学校も使用開始が始まりました

しかもこんど新建築にも掲載されるとのことで みなさんの苦労も一段落といったところ

そこでたまたま嬉野の民間の設計が他にあってそのあと内部打ち合わせをその社文館の

小会議室を借りて行いました 


やはり設計監理した場所を使わせてもらうと 自然にうれしいものですね

温度むらや音 気流など  自己満足しながら延々と設備の収まりの打ち合わせを続けます

喫煙室がなかったなあ

と思ったら外部に確保されていました よかった やっぱり要るよね 設計のときはテーブルにも

乗らないのに!! それが外気取り入れの近くでなくてほっと一安心 よくあるのよこれが

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福岡の水道行政

2014-09-19 18:10:18 | Weblog
以前から他の自治体に比べ福岡市の水道行政 なかでも水道引き込みの口径決定においては過剰な口径を強いることが

多く過度な負担金の納入を余儀なくされてきた歴史があり その点ではずいぶんと悩まされてきたものだ

それがここのところ 大きな変化がみられるようになった

何故なのか 10年ほど前から福岡市が普及に努めてきた増圧直結方式=受水槽を介さずにビルの上に供給する方法

が影響しているのかと推測される

それは衛生工学会が出版している器具給水単位による瞬時最大流量が大きすぎてまともに計算するととんでもない口径となり建物のコストを引き上げることになる



でも増圧方式の普及はしたい

そういうなかから 新たな計算方法を福岡市は模索し受け付けるようになってきた

これは著しい進歩で 永年に渡って吠え続けてきた僕としては たいへん溜飲を下げる思いだ

衛生工学会も新しい計算方法に触れた本を出版し、その流れができつつあるようだ

そうなんです 今までは 利用者から ”水の出が悪いぞ”との苦情をとにかく避けたい 避けたいの思いから

全てが過剰過剰になっていたし 役所も設計事務所もその流れに疑問を持たなかったのです

僕ははるかに若いころから 給水配管は小さく設計してきました それで稀には水道局の許可が下りずに

痛い目にもずいぶんと逢ってきたのだが めげずにシード方式の算定方法をつらぬいてきました

長い長い抵抗運動が やっと陽の目が見えてきたような心境なのです

信念 水道はたまに水圧が落ちても 大きな問題ではない

これからも建て主の利益のため、無駄なインフラを省いていきたいと思うのでした
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VAVエアコン24時間空調

2014-07-02 14:35:33 | Weblog
1昨年のこと 大石設計さんから 環境にめっぽう強いこだわりの施主がいて 基本の部分を

まとめてほしいとの依頼がありました

施主の以降は エコ だけど実質の光熱費を 定年後に住む家として 下げたい

かつ 冷房の風がきらいなので 輻射的な環境を

というものでした

こちらで何回提案しても また新たな施主が書いた系統図が提示される

なかなか収斂していかない

やっとのことで 全館空調システム しかも 三菱電機のエアリゾートを使って

しかもその空気で床暖房もして エアコンは 5kw のセントラル式 1台で

当然ながら40坪の空間を これ1台で賄うわけだから 断熱やらぺアガラスやら庇やら

念には念を  

やっと設計が終わったら メーカーが これは自社が設計をチェックしていないから
販売できません と言ってます  と施工者から

あわててメーカーと協議し負荷計算やら断面提示やらで go! がかかるなど

大変でした が施主からは今年の正月 ”快適に過ごしています” の年賀状 

それでこのVAV空調 わが社のオリジナルの一つとして定着しつつあります

これも大石さんはじめ関係者のおかげと感謝です

そこで そのVAV空調住宅第2段  を紹介します


VAVエアコン6.3KW 床置きタイプ






VAV(変風量ユニット) ガラリの奥に収納



つい先日 蒸し暑いなか 試運転しました

結構 快適 音もまあまあ でした

この製品 奥が深い いろいろ使えますがメーカーが出荷規制して 簡単には売ってくれないという摩訶不思議な
エアコンちゃんなのです
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お役所の建築課の仕事

2014-06-09 19:50:28 | Weblog
半年前からいわゆる 箱モノ といわれる○○交流センター みたいなやつ

設計と積算は2か月前に完了した

と 思ったら なんと その地方公共団体が 変な人を雇ったみたいで

それは ”建築○○支援機構”なるもの

提出物のチェックをするというので 1月ほど 経って きたきた そのチェックが!

あ~~  やっぱし!!

殆どが 積算の細かい内容についてで

小数点の端数処理 3社見積もりの原本が云々 まあよくも これだけ事細かく・・。

たぶん積算の結果は 殆ど変らない

田舎の市町村は根拠さえあれば いままではOKだったのに

○○機構 とは どうも 役所OBが 設計事務所は信用できないので 会計検査対策を
万全に ということで 市が委託したようだ

いくらで契約したのか 下衆としては気になる  もったいない

金を出すなら 基本設計の段階でするどいチェックを入れるべきではないのか

大きな視点は見逃す つまり億の単位はどうでもいいけど 数万 数円の単位は許さない

ということか???

日本の公共事業は なななんなんだ 情けない

いい年こいた ベテランの役所OBかなんかが もっと大きな視点で見ていただければ
公共事業も面白いのだが

国交省はなんおために存在しているのか 
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日本の社会構造と福島事故

2014-05-23 15:05:04 | Weblog
福島事故に関しては
ほとんど知識のをもたない僕なんかが意見を述べるのはどうかと
思うのですが

やはりここにも スーパーゼネコンとの付き合いのなかで起きる
問題点と共通点があるという思いから 少しだけ意見を言わせてください


というわけで 本日の朝日新聞の 吉田所長の日記で 復水器についての
認識や勉強が浅かったゆえに メルトダウンが早まった との記述が
1面に出ていました

復水器は加熱蒸気を冷却しそれをタービンに戻す仕組みらしいのだが

いろいろ疑問が湧いてきた

そもそも発電機が壊れていたのなら復水器が壊れてないとしてもを冷却
は無理だったのでは?

復水器は20年間試運転していなくて使い方がわからなかった という記述

そうですよね

所長はそこまで把握していないのが一般ですよね 日本社会では・・・

その下に例えば 冷却部長やら 調達部長やらが 存在して ゼネラリストと
して所長が存在するのが日本社会なのに  なぜ所長日記だけを取り上げる?

例えば これは大手ゼネコンであれば現場所長の横に主任がいて設備担当が居て
という説明になる
そしてなにかあると設備担当が責めを負う その責めはサブコンに最終的には
向けられるのだ
何故今回は そのサブコンは ”下請け労働者”のひとくくりで 同情的に
登場する  なんか違う 何故だろう
東電の下には○○電工がいてソコに水関係は委ねていたのではないのか
 
また日常の復水器の試運転も そこにはメンテのマニュアルにはあった筈なのだが
 
やはりマスコミの報道も偏っていて わかりにくい
最終的には 日本社会の縮図で ゼネコンのオーナー打合せにはサブコンは陰で
待機  理解してなくて即答もできないゼネコンの一応担当者が対応する

という 日本の専門性を重視しない 元受一括責任制度 の延長線に問題はあるような
気がしてならない

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オゾン殺菌はどうなんだ

2014-05-01 22:32:14 | Weblog

最近ですが ある保育園の設計を終わり、現在は工事の初期段階です

そこで建築設計から園長が オゾン水やオゾンの空気殺菌を望んでいらっしゃるので

説明に来てくれないかとの話はがありました

うん いいけど  まずは 文章で見解をマトメて それを見てもらってからにしましょう

ということになりました

その一部を書いてみたいと思います


設備設計者のオゾンに対する考察

ご存じのようにオゾンにしろ塩素にしろ、ラジカルな酸化により菌を死に至らしめる作用や有機物を破壊する
ある意味では猛毒を持つ物質といえます。塩素との違いは反応したあとです。

目的を達成したあとのオゾンは酸素となり無害なものに変化します、かたや塩素系のものは目的達成後に
は塩素化合物となり様々な環境に良くないものが残ります。(たとえばトリハロメタン等)
水の消毒に限って言えば オゾンも塩素も効果は同じ(なぜなら両方とも不安定物質のラジカル結合反応である)
であるがオゾンは大量にぶち込んでも、やがて酸素になり無害な物質に変化してしまうので 環境破壊を
起こさないというのが凄い点ですよね。。

でも、かたや塩素系は大量にぶちこんで強力な殺菌効果や漂白効果を得たいけれど

有機物と反応して怖い有害物質になってとんでもない二次災害を引き起こすということです
だからこそ野菜の消毒や浄水場では注目されているわけです。

空気の殺菌という面でいえばオゾンは最も効果が高くその殺菌効果や脱臭効果は万人が認めるところです。
しかし、濃度を間違えた場合は大変な毒性を持つ訳ですから、健康被害をもたらし、人間の粘膜や内臓に
作用し、悪さをする恐れがあるということです。 個人的には仮に正しい濃度で使用したとしても、日常的に
オゾンを浴びることは、良いこととは思わないので、私の設計での採用は汚物処理室や塵芥置き場、などの 
一時的な滞在場所に限定しています。
菌から人間を守ったとしても長期的に健康を損ねてしまう可能性は排除しなければなりません。
空気殺菌でいえば先ずは塵埃を除くことでそこに付着する菌の大半を除去出来るわけで、最近では0.5μの
微細なゴミを除くようなリーゾナブルな空気清浄器が販売されているので、まずはそれが優先されるべきです。
空気のゴミが少なくなるとオゾンや光触媒も低濃度で何倍も効果的になるのは必然です。

最近ではオゾンといってもオゾンを空中に散布する形ではなくて、機械にその空気を循環させそこでオゾンを
作用させ、空中に出てきたときは濃度は低下しているタイプもあります。またそういう形式ならばオゾンで
なくとも同じラジカルな酸化作用の光触媒式や紫外線式と同じであるとも言えるのでオゾンである必然性
はないわけです。ラジカルな酸化反応という意味では全く同じですから。。。

また外気をふんだんに導入することや、冬であれば加湿を行うことも重要です。


以上



という内容で説明したいと思います

確かに塩素系の殺菌は残留塩素とかいって保健所に報告義務があって仮にオゾンで清浄化された食品や

浴槽があっても 塩素は残っていないといけないという やや古い慣習が残っていますね

それがオゾンの普及を妨げているところもあるやに聞いています

でもオゾンが万能とも限らないわけでして 浄水場での前塩素とか生野菜の洗浄水としてはそのオゾンの

残留性がないとかトリハロメタンを生成しないとかの良いところは普及してもらい、もっとオゾンを多用したいです


でも 人間が常駐する部分では検討の余地がありそうですよね

やはりハサミは使いよう ですかね
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島原で

2014-04-05 14:31:57 | Weblog
島原半島にキラリとした建築事務所がありまして

というだけで気が付く人も業界人ならあるはずですが



普賢岳を見ながら 長洲港から多比良港へフェリーで移動中

今回は新型の空気式床暖房の提案をもって 意気洋々と乗り込んだのです

早速この収まりやコスパの話で随分話も盛り上がり

所長の二男でまだ経験も浅い若手建築設計士(あえて建築家とは書かない)

今までも随分と空気床暖房を取り入れてきたけど 新型は随分とローコストで
かつ家具に収納しても40cmの高さに収まり たいへん建築との相性も良いと
いう感触です
と 翌日 ある豪邸がなかなか予算に収まらないという電話 なんとかならないか
パネル床暖房をこの方式で 早速VE案作成したところです

今後はローコストで快適な提案をより求められる中、時代的にハマッタ感あり

でどのような提案なのかというと  なんてことはない

壁掛けエアコンを家具のなかに仕込むというだけのことでして な~んだ

でも いままで意外と難しかったのだが 

あるフッキリをしたら 簡単でした

次もニューバージョン繰り出さないといけないと思ってます
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