旅するウメボシイソギンチャク

アートと自然を私なりの視線で紹介します。虫眼鏡を持って歩くも好し。深い海を夢想するも好し。

境川をゆるゆると

2017-03-21 11:54:23 | 日記
ジオツアー三島43 境川下流域を歩きました
狩野川との合流水門付近から、ゆるゆると境川の流路をたどりながら上ります
狩野川の土手はサイクリングやジョギング、犬の散歩をする人たちで案外にぎやか

富士山はちょっと厚化粧 
つくしもスクスク










台風による浸水で河川改修された箇所や
自然の風景も残って河川は姿を変えます









弥生時代には青木橋での河川争奪が終了し
境川中流域は遺跡分布からみても
涸れ川になっていたことがわかるそうです

下流域の水源に近い丸池(新池)
綾部養魚場跡地(平成建設買い上げ)や清住緑地を含めて
公園整備がすすめられています
湧水源頭は千貫樋よりすこし北にあるそうです







ちょっと不思議な川底
石のサークルの中央にあるのは (?_?)
水が出ているのか落ちているのか
見目(みるめ)神社付近






崇徳院にあった石碑「飲酒した人は入ってはいけません」 
溶岩樹形を龍にみたてた庭石








境川下流から長伏、的場、畑中、松本、戸田、平田
久米田(くまいでん)、堀之内、玉川と続く土地名は
三島市になったり清水町になったり
そもそも境川とは、源頼朝が駿河と伊豆の国境としたことから名づけらたという一説



土塁の残る藤泉院(とうせんいん)の倉





禅叢寺(ぜんそうじ)の鐘楼門は釘が1本も使われていないそうです
江戸時代の禅宗建築様式 端正なお寺
偶然本尊の伝聖観音菩薩坐像をみることができました
理知的な美しい面貌でした














丸池の水が抜かれ、池底に残った筋状の模様
自然にできた流路かな
もしかしたら犯人は写真奥のカモかも 

コメント (2)
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