くぎのスープ

短歌とそのほか

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燕飛ぶ

2016-06-13 | 短歌

ちょっとの間、毎日俳句を詠んでいました。

短歌を詠む時とは違う場所を働かせて、言葉を選ぶのは楽しい経験でした。

何より、「季語が動くか否か」を考えることは、より厳しく言葉に向き合うことでもありました。

 

ある歌人に「推敲は苦しくないですか?」と訊くと

「いや、すごく楽しいです!自分の理想の世界に近づくことだから。」

とにっこりと言われました。砂漠に住む人、元気かな。

 

抱き上げた幼子の空燕飛ぶ(知らなくていい 届かぬことも)

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じゃあね

2016-06-12 | 短歌

「好きなお別れの言葉はなんですか?」

先日、谷川俊太郎さんのお話を聴く機会があって、その会の最後の質問がこれだった。

「またねは?」「また会いたくない人もいるでしょう?」とやり取りのあと、

「じゃあね、っていうのがいいね。」

 

繋がれたこの手を離し背を向けるせめて言葉の一矢よ中れ

追うようにメールを送る帰路まではあなたはわたしの恋人でいて

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ふるさとを

2016-06-10 | 短歌

東海はまもなく雨と決められてあなたの故郷はゆっくりと晴れ

「ふるさと」の歌として穂村弘さんに選んでいただいた歌。(本名で投稿しています)

 

「東京」マイペース

「心の旅」チューリップ

「心もよう」井上陽水

「木綿のハンカチーフ」太田裕美

「思えば遠くへ来たもんだ」海援隊

「案山子」「驛舎」さだまさし(さだまさしはもっとありそう…)

「ふるさと」松山千春

「遠くで汽笛を聞きながら」アリス(ちょっと違う?)

「ホームにて」中島みゆき

そして「なごり雪」かぐや姫

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神さま

2016-06-08 | 短歌

いち年でいなくなるらし神さまの抜け殻をもうなな年を持つ

抒情の奇妙な歌会にて。 「未来」に載せていただきました。謝謝:小野伊都子さま

 

毎年買うのは、鳴海絞のお守り。神さまの効力は1年だからね。

役にたたない?神さまといえば『海の仙人』(絲山秋子)の神様・ファンタジー。

わたしは、この小説にでてくるホスピスの近くに住んでいます。

 

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水果

2016-06-07 | 短歌

1年以上も放置していて、さてどうしよう。題詠も結局完走でいなくて情けない限り。

身辺いろいろあるけれど、ほそぼそと歌は詠んではいます。

 

水果

泳げない子どものような表情のあなたの重み、沈められたい

どちらかの落ちる頭を腕で抱く果てなきものは浅ましいこと

南国の果実の名前を教えられ白い部屋には白いカーテン

言いなりになる人がいて真夜中にぼろぼろこぼれるフルグラフルグラ

どの夢も水の匂いに満ちていて身籠る夏にひとりで眠る

(2015年末に文学フリマのフリーペーパーに参加せていただきました。謝謝:稲泉真紀さま)

 

 

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006:婦(津野桂)

2015-02-13 | 題詠blog2015

すり減らす愛情はありや疲れ果て寡婦になりたし許してよ君

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005:中心(津野桂)

2015-02-11 | 題詠blog2015

抱かれたい 光るフォークで貫かれフォンダンショコラの中心は夜

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004:栄(津野桂)

2015-02-09 | 題詠blog2015

その人は二年勤めて栄転しわたしと交わした事も忘れた

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003:要(津野桂)

2015-02-08 | 題詠blog2015

友だちの弟のような人といて要町行きバスに雨降る

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002:急(津野桂)

2015-02-07 | 題詠blog2015

急変のコードブルーを片耳に薄いコーヒーを啜るドトール

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