ミントブルーのダリア（中央）がいとも涼しさを呈しています
「８０歳を過ぎたら不健康がアタリマエ」
先日胃の調子を悪くしてお医者さんの薬でもなかなか治らず、不快な２週間を過ごしました、若い時でしたら薬を飲めば４～５日で快癒するものが２週間もかかるということは老人性で回復機能が衰えていることを経験
自分の意識は常にこれまでの経験にもとづいていますから、若い時の経験が頭に浮かぶわけです
ところが、おっとどっこい体のすべての器官は古びていて若い時のようにスカッと回復しないのです、ですから小さな病気でも多寡をくくってはいけないのです、そして、つねにどこかが悪いのです
その後胃はいかがですか？偉そうなことを言っていた私も一度冷たい飲み物を我慢できなくて胃が不調に陥りかけましたが、早めに手当てしてなんとか持ち直しました。
50歳を過ぎると不調に陥った後回復に時間がかかり、なかなか元のレベルには戻らないようです。ですから、風邪や胃の不調に陥らないというだけでも老化防止になっている、ということです。
時間軸だけで考えれば、全員今日は昨日より1日老化しているので、昨日と同じ1日を過ごせるということは、もうそれだけで昨日の自分を維持するための力を使っているということなので、何とかして昨日の自分、一昨日の自分を持ちこたえていきたい、なんとか後退せずに皆とついていきたい、とそのような事を元勝負師の色川武大さんが書いておられました。
それが普通のレベルでしょうが、ツモ爺様は本当に精神的にはどんどん進んでおられるように思います。ですからその素晴らしい精神の入れ物である体をどうか大切になさってくださいね。