認可保育園の増設へ！！！！！

ついに、足立区が動きました!

1月20日の区議会で、３つの認可保育園の来年４月開設にむけて、予算を確保することを明らかにしました。
３つとは、北千住、梅田（西新井）、綾瀬です。
増設をもとめる区民の声が、着実に広がってきたことの結果です。みなさんに、ほんとうに感謝です。

12日の区との懇談では、認可をふやす姿勢は、まったくありませんでした。
認可に入れず深夜働くしかないママが、涙ながらに訴えても、です。働くママに冷たい姿勢にふれ、たくさんの方が声をあげました。

たとえば、16日に認証保育所絡協議会がおこなった懇談です。
ことしは1500人も、認可が不承諾になることが判明。各園から集まった40人の父母から、増設の声が噴出しました。

各党の議員さんへ個別にお願いする、勇気あるママたちもいました。
電話で切実な実態をお伝えすると、共感が少しずつ広がりました。
これまで7,000筆近くの署名、多くの切実な声がよせられたことが、無視できなくなったのだと思います。

また、170人から寄せられたアンケートの回答が、待機児問題の深刻な実態と認可保育園増設の強い要求を明らかにして、
区を動かす大きな契機になったと思います。

さまざまなかたちでご協力いただいた皆さんに、ほんとうに感謝です。

ただ、これで待機児童問題が解決したわけではありません！
２月半ばには「不承諾通知」に、涙を流すママがたくさん生まれます。
認可を３つふやしても、とても足りません。私たちが提出した「認可保育園の増設を求める陳情」は、
ふみこんだ議論がされないまま、継続審議になってしまいました。
足立区を子育てしやすい街、子どもが伸び伸び育てられる街にするために、今後もみなさんと一緒に頑張っていきたいと思います。

■はじめて傍聴した感想　　梅田在住のママさんより
今回初めて傍聴しました。鋭く質問する議員がいる一方で、ずいぶんやる気のない様子の議員がいたり、行政側からは答えになってないマニュアル答弁が繰り返されたりと、正直がっかりな内容でした。

しかし、以前から議会を傍聴している方から「ずいぶん発言も多くなって、見違えるようだ」と聞き、驚くと同時に呆れかえりました。「自分が期待しているように行政は動いてくれる」という思い込みが誤りだと気づかされた点は、とてもいい勉強になりました。

平成24年度予算に大規模開発地域における認可保育園新設ための予算が盛りこまれたことは大変意義があると思います。皆さんがおっしゃったとおり、熱意と行動が行政を動かしたんだと思います。しかし、議案は今回も継続審議となりました。委員会には、どのような点が引き続き審議が必要なのか、何が問題だから採択できないのかといった点を具体的かつ明確に示していただきたいと思います。