以前西宮エリアブログを書いていた下駄さんの紹介で繕いの依頼がありました。
電話でお話しすると、阪南市にお住いのすごい陶芸家のようです。
大阪工芸会の副会長だった方で、今でも陶芸部門の審査員をされています。
「今年の私の立杭の登り窯の入選作を覚えておられますか」なんて聞いてしまいましたね。
その後、こんなものが届きました。水差しか何かの部品の蓋の部分に大きな亀裂が。
それにしてもきれいな釉薬の発色ですね。
さすがですね。
ベースは漆ではなくいつものアラルダイトで。
亀裂の入った部分が少し凹んでいますが、盛り上げる必要はないでしょう。
次の段階です。
黒艶漆を塗って。
金の丸粉(2号)をたっぷりと使って蒔いていきます。
ムロの中での漆の乾燥後、粉固めの工程を入れました。
生漆をテレピンで薄めたものを塗って、金粉を固めます。
その漆も乾燥させた後、最後の仕上げです。
木綿でしっかりと磨いて。
そして、鯛の牙で磨きます。
ピカッと蒔いた金が光り出します。
仕上がりです。
早速お送りしました。
追加で依頼したい作品があるというお話で、次は直接来られるとのことでしたが、いつなんでしょうかね。
電話でお話しすると、阪南市にお住いのすごい陶芸家のようです。
大阪工芸会の副会長だった方で、今でも陶芸部門の審査員をされています。
「今年の私の立杭の登り窯の入選作を覚えておられますか」なんて聞いてしまいましたね。
その後、こんなものが届きました。水差しか何かの部品の蓋の部分に大きな亀裂が。
それにしてもきれいな釉薬の発色ですね。
さすがですね。
ベースは漆ではなくいつものアラルダイトで。
亀裂の入った部分が少し凹んでいますが、盛り上げる必要はないでしょう。
次の段階です。
黒艶漆を塗って。
金の丸粉(2号)をたっぷりと使って蒔いていきます。
ムロの中での漆の乾燥後、粉固めの工程を入れました。
生漆をテレピンで薄めたものを塗って、金粉を固めます。
その漆も乾燥させた後、最後の仕上げです。
木綿でしっかりと磨いて。
そして、鯛の牙で磨きます。
ピカッと蒔いた金が光り出します。
仕上がりです。
早速お送りしました。
追加で依頼したい作品があるというお話で、次は直接来られるとのことでしたが、いつなんでしょうかね。