エネルギー・社会・経済の変化と対応

変化を見極め、対応を考える

エネ政策:対談と誤解懸念

2017-11-12 14:26:44 | 日記

◇"エネルギーの未来":電気事業連合会の広告

 2017年11月12日読売新聞の1面を使って、大学院教授と女優・

 タレントによる対談方式の記事を載せていた。そには、我が国

 の原発比率が2030年度に20~22%になるよ国民にアピー

         

           出典:政府の計画

 狙いがあるようだ。論旨には、誤解されそうな点があると

 著者は受け止め、主なものを取り上げ、記述する;

 1)日本のエネルギー自給率:日本の経済活動に必要なエネルギー

  を国内で賄っている比率は7%のみ(2015年)と対談では云う。

  当方は、発電量に占める自然エネルギの比率(2016年度)に着目

  ・・16%にもなる(資源エネルギー庁電力調査統計2017.6.30)。

    諸々の経済活動用エネルギーに話しを広げず、対談の趣旨に合

  うよう"発電量"に的を当てるべきだろう。

 2)風力発電や太陽光発電:対談で云うには・・環境に良いが、安定

  的に電力供給できるか?の課題がある。例えば、太陽光発電は夜

  間、発電できない。再生エネ発電賦課金を標準家庭で年間8,000

  円程度払わねばならない(著者付記:何故、月々で云わぬのか?)。

  当方の意見・・風力・太陽光発電は、天候や日夜による発電量が

         

         米倉山太陽光発電所 出力10,000kW

            出典:ja.wikipedia.org/

  変動する特性がある(例:上図)。これは自明のものだ。その特性

  を補うのが、火力発電の役目だ。賦課金について・・我が家(東

  電管内)における月々の電気金をチェックして見たところ、20

  17年1~10月までの10ヶ月だが、合計4,924円(月々の平均:約

  492円)となり、上述の数値より低くなる

 3)火力発電はCO2を排出:現状、火力発電の比率が高く、我が国の

  CO2排出量が増えていると、対談は云う。当方の意見・・確かに

  火力発電はCO2を排出する。これを削減する工夫がなされている。

  a)火力発電の熱効率を上げて燃料消費を減らしたり、ボイラでは

    石炭炊きを減じ、LNG焚きを増やしCO2を減らす(例・・下図)。

        

       川崎火力発電所 世界最新鋭 熱効率61%、LNG

             出典:東京電力 

   上図にある熱効率61%について・・通常、火力発電所の熱効

   率は40%台だ。電力会社とメーカーとが技術開発したお陰で

   、日本の火力発電は世界最先端を行くようになった。

  b)風力発電や太陽光発電を増やす事で、電力需要量ピーク時の

   火力発電量(CO2排出量)を減らす。つまり、自然エネルギー

   による発電をもっと増やして火力発電への依存度を減らして

   行く事が肝要だ。

   

  

  

  

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