エネルギー・社会・経済の変化と対応

変化を見極め、対応を考える

脱炭素:石炭焚き削減

2017-11-18 09:08:44 | 日記

◇COP23 in Germany:2017年11月16日から開催中

 英国とカナダが、石炭火力からClean Energyへの移行を促

 す国家連合を立ち上げたと発表。20カ国(仏国、イタリアな

 ど)が参加、プラス米国のワイントン州とオレゴン州が参加

 する(日本は、何故か枠の外)。ただし、CO2回収設備(CCS)

 を備えた石炭火力は認可対象となる。

◇石炭焚き設備から出るCO2:欧米での状況

 米国は、産業保護の為、石炭炊きを増やす一方、石炭輸出も

 推進し始めた。欧州では、EU連合全体で石炭炊きを減らす方

       

     出典:(社)環境金融研究機構 工場からの煙(例)

 針を打ち出した。2017年11月16日のテレビ報道を視た・・

 石炭焚き設備の削減に対して、ポーランドなどが反対。

 では、石炭が主要な燃料となっていて、米国からを輸入

  するなど石炭に依存している由。

◇石炭炊き設備のCO2削減:

 石炭は世界CO2排出の約40%を占め、CO2削減は世界の課題

 だ。対応策は、どうか? 2つの柱がある。1つはCO2を回収

 (CCS)する事、他の一つは熱効率を上げ燃料消費を減らす事だ。

 1)CCS技術は、研究から実用の段階に入っている。排煙からC

        

        CO2分離・回収設備(苫小牧Project)

           出典:tenbou.nies.go.jp/

 O2を分離・回収して地底の1000m位の層に貯留する。その設備

 にかかるコストが問題だ(技術は確立しているが)。各国の政府や

 会社が本腰を入れて取り組むかにかかっている。

2)石炭焚き設備の熱効率を上げて、燃料消費量を減らす:

 完全に実用の段階にある。例・・石炭火力発電所の場合、ボイラ

 で発生させる蒸気を超高圧・高温に上げて、石炭消費量を大幅に

        

        出典:東京電力 石炭火力発電所

 減らす。我が国では、効果を上げている。コストは上がるが、負

 担するに値する。付記:日本の石炭火力の熱効率は世界最高水準

 にある(下図)。このグラフは2008年までのもの。中国やインドは

         出典:総合エネルギー調査会 

 30%前半にあるのに対して、日本や欧州(一部)では40%を超えて

 いる。上述の東電・石炭火力では、45.2%もの水準に達している。

 

 

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