つくすの折にふれ

旅の思い出などを

古稀を祝ってもらう

2016-12-31 12:59:17 | 生活
 今年自分は古稀を迎えることができました。それを祝って子どもたちがお祝い旅行を企画してくれました。自分には3人の娘がいます。その末っ子が伴侶と巡り合い、11月に結婚式があったばかりでもあります。
 そのおかげで、3組の娘夫婦といまのところ唯一の孫が参加してくれて、総勢8名での金沢への旅となりました。
 12月10日土曜日の天気は、冬の特徴どおりで、こちら側は好天、日本海側はすぐにしぐれて雨が降るという天候でした。大宮駅を9時02分の北陸新幹線に乗ると、長女夫婦と新婚の三女夫婦がいて、ここで5人がそろいました。
自分は、いままで栓を開ける機会を失していた、高級ウィスキー「ジェームス・マーティン20年」を持っていました。それを、この機会に飲もうと思い持って行きました。さっそく開けていただいてみました。まさに芳醇でまろやかな味わいが口いっぱいに広がってとてもおいしく感じました。でもほかの人たちはノーサンキューというので、しばしひとりで楽しみました。
 そして、長野駅で次女夫婦と合流しました。この夫婦には1歳9か月になる娘・雪乃ちゃんがいます。ここで、唯一の孫娘が増えましたので、席が明るくなりました。そのあとは、雪乃ちゃんを中心にした話題があって、行動があってと、楽しく過ごしているうちに金沢駅に11時過ぎに着きました。
 この駅前のJTBのサービスカウンターで大荷物を預けて、まず昼食に向かいます。「いたる」というお店に行くのだそうです。なかなかの人気店で予約してあるとのことです。タクシーが2台に分かれましたので、到着にちょっと時間差ができましたが無事お店で合流できました。人気店らしく、お店の前には何人ものお客さんが順番待ちをしていました。
 そんななか、さっそく席につきました。メニューを見ると富山の人気酒「勝駒」がありますので、酒好きの自分たちはそちらにして、あとは生ビールを頼んで一度目のお祝いの乾杯をしてもらいました。食事は、そのお店の看板メニュー「のどぐろめし」にしました。のどぐろの焼き物を、「ひつまぶし」のように、食べ方を変えていただくことができる料理でした。その料理も勝駒もおいしくてとても楽しめた昼食となりました。
 そして、ジャンボタクシーで市内観光を始めました。ちょうどそのころ雨が強くなっていましたので、「金沢21世紀美術館」に入りました。この日は土曜日、やはり、雨を避けようとする人たちでしょうか、かなりの混雑でした。そこで、「工芸とデザインの境目」という展示を見学しました。ずっと元気に動いていた雪乃ちゃんは、ベビーカーで眠ってしまいました。混雑の中でしたが一通り見学しました。その境目は、自分には分からないものの、様々な道具は、工芸としてみれば工芸であし、デザインとしてみればデザインである、としか言いようがないように感じながら見学しました。
 そして、そこから少し移動して「兼六園」に行きました。雨は、小ぶりになりましたが冷え込みが厳しくなってきていました。ここには、外国人観光客が大勢来ていました。案内してくれるタクシー運転手さんのガイドがのんびりなので、それに合わせて動いていた自分はかなり冷え込んでしまいました。
 そして次に、向かい側の金沢城跡に石川門から入りましたが、時間が閉館間際になっていましたので、建物内部の見学はしないで城跡をあとにしました。そして、お宿へと向かいました。
 金沢郊外の犀川温泉「滝亭」というお宿です。ゆったりとした造りの高級感あふれる温泉割烹旅館でした。ここへ着いたときには、不覚にも、自分は体が冷えて不調になっていました。それて、さっそく温泉に飛び込むように入りました。。そこで、体の内部までじわりと温まるようにじっくり湯に浸かりました。それで大分体調はもどったのでしたが、一方、午前中から昼にかけて飲んだお酒が切れてきて、なんとも調子がもどりませんでした。
 そのうちに夕食の時間となりました。最初に、紫のちゃんちゃんこに、帽子を着せられて乾杯してくれました。当然、記念写真を撮ってもらいました。そして、とても上品でおいしい料理が次々に供されました。でも、肝腎の自分は、最初の乾杯のビールを飲み干すのに時間がかかる体たらくで、みんなに心配をかけてしまう始末でした。せっかく、素敵な場をつくってくれた皆さんにはまったく申し訳ないことでした。そのうち、少しずつ調子がもどり始めて、お燗のお酒をお願いするところまでになりました。
 雪乃ちゃんはみんなのところをぐるぐる回って楽しんでいます。けっこう料理も食べています。爺いじのひざも好きなようで、何度も回ってきてはひとしきり座ってくれます。いつも合っているわけではないのにそうしてくれることに、命のつながりが実感できてうれしいものでした。
 この宴席には、亡くなって111か月になる妻の遺影に立ち合ってもらいました。ビールを注いであります。こんな嬉しいひとときを過ごせるのも、こういう娘たちを育ててくれた妻のおかげです。そのことを改めて感謝したときでもありました。
 酒呑みの自分が、この食事ではグラスビール1杯、お銚子2本しか飲めなかったのですから、なんとも情けなく、また申し訳なく感じたのでした。
 この席では、新婚の三女の旦那様から鮮やかな紫色のセーターもいただいてしまいました。ありがたいことです。
 そして、部屋にもどって、二次会です。このころには体調もほぼ回復してかなり飲めるようになりました。それぞれの家庭の様子や、旅行のことなど、いろいろな話が聞けてとても楽しい時間となりました。自販機のアルコールを何度も買いに行ってくれていました。しばらくおつきあいして、少し早めに床につかせてもらいました。
 2日目です。おいしい朝食をいただいて観光に出発です。天気は、曇り空。まず、武家屋敷街の風情ある街並みを散策しました。今朝は大丈夫かと思った天気なのですが、にわかに雨が降り出してあわてて車にもどることになりました。次に、ひがし茶屋街を散策しました。なんともいい雰囲気の町並みです。雪乃ちゃんも積極的に歩いています。次に、近江町市場へ行きました。この日は日曜日、なかなかの人出でにぎわっています。
 そして、昼食ですが、3組の夫婦がそれぞれ別のお店でとるということで、ここで解散することになりました。自分は、特に予定を決めてなかった三女夫婦と一緒に行動することにしました。昨年訪ねたことのあるおでんの有名店の一つ「黒百合」へ行くことにしました。駅ビルの中のお店では、順番待ちになっていました。30分余り待ったでしょうか。3人並んでカウンターに座ることができました。
 それからは、ビールを飲む娘夫婦、燗酒をいただく自分と、いろいろな料理を頼みながらのんびりと楽しみました。そして、帰りの新幹線まですこし時間がありましたので、ふたりと分かれて周辺を散歩しました。そして、カットフルーツがありましたので、車内用にみんなの分を買って、改札口へと進みました。
 すると、もうみんなは中で待っていました。そのとき、雪乃ちゃんも一緒に並んでいたのでしたが、自分の姿が分かったらしく、パッと目を輝かせてくれました。この瞬間、自分の中になんともいえない感動が走りました。
 いよいよ帰りです。なんと「グランクラス」を奢ってくれていました。もちろん初めての経験です。なんともゆったりした快適な座席であり、空間です。アテンダントさんもとてもいいサービスをしてくれます。おいしいお料理と、お酒をいただき優雅な気分を味わいながら帰ることができました。
 なにか自慢話になってしまいました、すみません。でも、古来稀な齢を迎えることで「古稀」なのだそうですが、それを迎えることができたこと、また、それを祝ってくれる家族がいること、この幸運をひたすら感謝しなければと思っています。
 すばらしい記念旅行をさせていただきました。
『国内旅行』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 鹿児島の焼酎はうまかった ② | トップ | JALのどこかにマイルを使って »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

生活」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL