雨曇子日記

エイティライフの数々です

南千住から北千住へ

2018-02-06 22:03:00 | 東京散歩

 

荒川区 JR 南千住駅前に建つ芭蕉像から散策を始めました。

まず向かったのは、南千住 7 丁目「山王清兵衛の祠・日枝神社」です。

 

 

国道 4 号(日光街道)沿いの素盞雄(すさのお)神社に来ました。

境内に文政 3 年( 1820 )に千住宿の文人によって建てられた芭蕉句碑があります。

 

            ( 千寿といふ所より船をあがれば・・・・・行く春や鳥啼き魚の目は泪)

            (刻まれた文字や線画は平成になって復刻されました)

 

神社の北側にある、「あらかわふるさと文化館」入口には、平成 27 年に建てられた、俳人 金子兜太氏の句碑があります。

 

                   ( 荒川千住 芭蕉主従に 春の花  兜太 )

 

「ふるさと文化館」の近く、スーパー「ライフ」の敷地内に千住製絨所の煉瓦塀が残っていました。

明治 12 年( 1879 )芦原だった当地に、主に軍服のラシャ地を作る官営工場ができ、明治 21 年には陸軍省の管轄(かんかつ)となって工場は拡大されました。

戦後は民間企業大和毛織に売却され、幾変遷があって、昭和 37 ~ 47 年は大毎オリオンズ(現ロッテ)のホームグランド“東京スタジアム”になりました。

 

 

 

隅田川に架かる千住大橋に来ました。最初に架けられたのは文禄 3 年( 1594 )で、当初は今より 300 m ほど上流だったようです。

現在の橋は昭和 2 年( 1927 )で「プレースドリップ・タイドアーチ橋の最後の例 」と説明板にありました。

 

 

橋を渡れば足立区です。

 

 


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