弁護士辻孝司オフィシャルブログ

京都の弁護士辻孝司のブログです
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共謀罪はいらない!2017.4.16円山集会

2017-04-07 09:42:50 | 映画

4月6日に衆議院で審議入りした組織犯罪処罰法改正案

政府は「テロ等準備罪」だと言い張り、オリンピック・テロ対策のため、パレルモ条約締結のために必要と主張しています。

しかし、その実態は、過去に3度も廃案になった「共謀罪」にほかなりません。

テロ対策はすでにいくつも法律はあるし、今回の組織犯罪処罰法の改正ではパレルモ条約締結の要件を満たさないことは過去に政府が認めていたことです。

「テロ対策」とは名ばかり。納得を得やすい「テロ」という言葉でごまかし、盗聴や密告で市民を監視するための法律を作ろうとしています。

こんな法律ができてしまうと、私たちは、共謀したと疑われて捜査対象になるのではないか?と委縮して、自由に考えたり、話したりできなくなってしまいます。

ということで、京都弁護士会では、4月16日(日)、円山公園音楽堂で、共謀罪の制定を阻止する市民集会を開催します。

私も、こっそりと出演する予定です。

ぜひとも、お越しください。

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岐阜刑務所を視察してきました。 2016.12.14

2016-12-16 14:25:19 | 日記

岐阜駅に降り立つと、黄金の織田信長公に出迎えていただきました。

 

昨年の岡山刑務所に続いて、今年は岐阜刑務所に視察に行きました。

なぜ、岐阜刑務所なのか?

岐阜刑務所は、LB指標と言われる受刑者に特化した刑務所です。

LB指標というのは、L(ロング、刑期が10年以上)、B(犯罪傾向が進んでいる)という分類です。

死刑を廃止した場合、死刑に代わる最高刑として仮釈放のない終身刑を導入するべきか否かという議論があります。

現在、懲役刑の中で最も重い無期懲役刑(10年経過すれば仮釈放が認められる期限を定めない懲役刑)は、

その実情は、30年以上経過しなければ仮釈放が認められず、しかも、1800人いる無期刑受刑者のうち年に数人しか仮釈放にはなっておらず、

事実上、終身刑化してしまっていると言われています。

そこで、死刑廃止後の最高刑を考えるためには、現在の無期懲役刑の実情を知る必要があると考え、昨年は岡山刑務所、今年は岐阜刑務所に視察に行きました。

 

岐阜刑務所の収容定員は890名、

平成19年ころは定員を超える1000名以上の受刑者を収容していたそうですが、

その後、犯罪発生件数の減少に比例して、現在は648名しか収容者はいないということです。

そのうち、170名(26.2%)が無期懲役受刑者ということです。

入所者の最高齢は87歳! 収容している意味がどこにあるのかよくわかりません。

 

刑務所の方に、「仮釈放のない終身刑が導入されたら、処遇はどうなりますか?」という質問をしたところ、

「それで希望が見えますか?希望がないとやっていけない、処遇はとても困難になります。」というお返事が返ってきました。

確かに、絶対に釈放されることはないということになれば、改善・更生に向けて努力したり、反省したりする必要もありません。

終身刑を導入する場合、たとえわずかであっても希望の残る制度にする必要がありますね。

 

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11月はイベント・講演の月でした。

2016-12-01 10:03:57 | 日記・エッセイ・コラム

今年も早くも12月...

11月上旬に、3週間続いた裁判員裁判が終わったと思ったら、

その後は立て続けにイベントへの参加や講演が続き、紅葉を見に行くどころか、事務所で席を温める暇もなく、あっという間に過ぎてしまいました。

 

11月11日は、ハラスメントに関する講演

これまでにもあちこちで何度もハラスメントをテーマとした講演はさせていただいているのですが、企業や団体によって抱える問題は様々です。

事前に担当の方と打ち合わせをして、できるだけ講演先の実情に合わせた内容でお話をさせていただいています。

 

翌12日は、京都弁護士会の共謀罪を考える市民集会「あなたも犯罪集団の一員に!?」に参加。

ゲストに、テレビ朝日の「モーニングショー」やTBS「サンデーモーニング」のコメンテーターでおなじみの青木理さん(ジャーナリスト)をお招きしてのシンポジウム。

終了後には、青木さんにもご参加いただき、京都駅ビルでゆば料理の懇親会、京都駅ビルには早くもクリスマスツリーが立っていました。

 

翌13日は、人権擁護委員として、京都ヒューマンフェスタ2016に参加して人権相談

 

週が明けて16日は、京都府警の若手刑事さんたちを対象として「弁護人から見た警察捜査」と題して講演

京都府警の警察学校で講演をするようになって、もう何年になるだろう。

時々、「辻先生の講演を聞いたことがあります!」という警察の方がおられて、ちょっと嬉しくなります。

 

翌週21日は、日弁連(東京)で死刑廃止検討委員会に出席

新聞でも大きく報道されましたが、今年、日弁連の人権大会(福井)で、日弁連としては初めて「死刑廃止」を宣言することができました。

これからは、一日も早い死刑廃止の実現に向けて運動していくことになります。

  

25日は講演が二つ

一つ目は、人権擁護委員の先生方を対象とした「講師養成研修」

中学生を対象とした人権教室をどのように運営していけばいいのか?

インストラクションの技術について講義し、参加者の皆さんにも実演していただきました。

これは弁護士の仕事か?

そして、夕方からは、再び「ハラスメント」に関する講演

講演するのはとてもエネルギーを使います。

一つだけでも終わるとフラフラになのに、連続だとすべて使い果たした感じです。

一日に何コマも授業をしている大学の先生って本当にスゴイ!!

  

そして、26日は、京都やんちゃフェスタ(みやこめっせ)というイベントに参加して人権啓発活動

いやあ、とても大勢の子どもたちでにぎわっていました。

ということで、一つ一つ記事を書いている余裕がなかったので、一か月を振り返ってまとめて投稿してしまいました。

今年もあっという間に終わってしまいそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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京都薬科大学で講演しました 2016.7.4

2016-07-27 16:23:16 | ブログ

京都薬科大学で、「大学におけるハラスメント」について講演してきました。

  

6月に、大分大学で元講師によるアカハラ(アカデミックハラスメント)のために、学生が自殺したという報道もありました。

企業だけでなく、大学などの学校でもハラスメントは問題となります。

 

いくつかの事例を紹介し、

法的にどのような問題があるのか、

発生原因はどこにあるのか、

防止のためにどうすればいいのか、

発生した場合の対処などについて話をさせていただきました。

 

ハラスメントは、どこでも、誰でも、起こしてしまう恐れがあります。

退職や自殺、犯罪になってしまうような事例も、その端緒は小さなところにあります。

その段階で正しく対処することで、被害者も、加害者も、組織も助かります。

 

今回の講演では、大勢の教職員の方に参加していただき、熱心に多くの質問もしていただきました。

 

夏バージョンで、プロフィール写真とはまったく違う髪型になっていますが、間違いなく私です (>_<)

 

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ハーモニー~心をつなぐ歌 京都弁護士会「死刑を考える日」のご案内

2016-01-27 20:37:22 | 社会・経済

  

毎年、京都弁護士会では「死刑を考える日」と題して、死刑廃止について市民に問題提起をするシンポジウムを開催しています。

今年も、2月6日(土)午後1時30分から、京都商工会議所で開催します。

今年の内容は、韓国映画「ハーモニー 心をつなぐ歌」を上映した後、

杉浦正健さん(自民党)、平岡秀夫さん(民主党)というお二人の元法務大臣をゲストにお招きして、

死刑執行を指揮するにあたっての法務大臣の職責と苦悩、死刑制度の実情と今後について語っていただきます。

  

映画は、私も見たことがないのですが、女子刑務所での実話をもとにした映画です。

とても感動的な映画で、評価も高いようです。(大スクリーンで無料で見れます!)

映画について詳しくはこちらからどうぞ。

  

元法務大臣お二人からも、ベールに包まれた日本の死刑制度の実情、政治家と死刑についてのぶっちゃけ話が伺えることと期待しています。

当日は、私もスタッフとして参加していますので、ぜひともお越しください。

予約不要、入場無料です!

詳しくは、こちらから京都弁護士会のHPをご覧ください。

  

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