終には覚むる夢の世の中 part2

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横恣2

2017-05-15 00:45:17 | 世界の過誤

サウジは高額兵器で欲望を実現しようとし、ネオコンは核戦争の脅しで中露を屈服させようとする

http://ameblo.jp/kazukttk/entry-12274113414.html

 

サウジは高額兵器で欲望を実現しようとし、ネオコンは核戦争の脅しで中露を屈服させようとする 

 

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201705090000/

 

2017.05.10

 

1970年代終盤にズビグネフ・ブレジンスキーがサラフィ主義者/ワッハーブ派やムスリム同胞団を中心にして戦闘集団を組織して以来、戦闘員を雇い、戦費を提供してきたサウジアラビアだが、その傭兵集団による侵略がシリアで躓き、イエメンへの侵攻も失敗して苦しい状況に陥っている。しかも自らが仕掛けた原油相場の下落で財政赤字が深刻化、体制は揺らいでいる。

  

そのサウジアラビアで最も強く傭兵集団と結びついていると言われている人物が副皇太子で国防相でもあるモハンマド・ビン・サルマンだが、そのサルマンがイランとの軍事衝突が起こる場合はイランが戦場になると発言、つまりイランに対する先制攻撃を52日に示唆した。それに対してイランは7日、サウジアラビアが「おろかなこと」をした場合、メッカとメディナを除く地域を破壊すると警告している。 

 

サルマンは傭兵を送り込むか、アメリカから購入した「高額兵器」を使って目障りな国々を制圧するつもりだったようだが、相手のことも自分のことも理解できず、腕力を過信した結果その目論見は外れている。 

 

この思考回路はネオコンに似ている。199112月にソ連が消滅してアメリカが唯一の超大国になったと考え、922月に国防総省内でDPGの草案という形で世界制覇のプランを作成したのだ。 

 

その当時のロシアに大統領として君臨していたボリス・エリツィンはソ連を消滅させる上で中心的な役割を果たした西側巨大資本の傀儡で、その娘は今でも西側がロシアに張り巡らせたネットワークの中心的な存在。エリツィン時代のロシアは西側支配層とその手先(オリガルヒ)に略奪され、弱体化していた。 

 

しかし、21世紀に入ってウラジミル・プーチンが実権を握ると状況は一変、急速に国力を回復させるのだが、ネオコンはソ連消滅時の勝利感から今でも抜け出せていない。CFR/外交問題評議会が発行しているフォーリン・アフェアーズ誌の200634月号に掲載されたキール・リーバーとダリル・プレスの論文では、アメリカ軍の先制第1撃でロシアと中国の長距離核兵器を破壊できる日は近いと主張していた。  

 

ヨーロッパでロシアの周辺に配備しているミサイル(報復攻撃に備えるだけでなく、先制核攻撃に使われると見られている)や韓国に配備しつつあるTHAAD(終末高高度地域防衛)ミサイル・システムは先制核攻撃の準備だろう。アメリカは1950年代から先制核攻撃の準備を進め、攻撃のチャンスをうかがってきたことは本ブログでも繰り返し、書いてきた。今は射程500キロメートルでもすぐに1000キロメートルへ伸ばすことができ、2400キロメートルの攻撃的なミサイルへ切り替えることができるのだ。 

 

リーバーとプレスの論文が発表された2年後、ジョージア(グルジア)は南オセチアを奇襲攻撃する。当時のジョージア政府はイスラエルの強い影響下にあり、国防大臣と領土統合大臣は流暢にヘブライ語を操ることができた。しかもイスラエルはジョージアへ武器を提供し、将兵を訓練していた。奇襲作戦を立案したのはイスラエルの軍人だという推測もある。 

 

もうひとつ注目されているのは、攻撃の1カ月前、つまり2008710日にアメリカの国務長官だったコンドリーサ・ライスがジョージアを訪れ、攻撃の直後にも再度訪問した事実。南オセチアへの奇襲攻撃は大統領だったミハエル・サーカシビリが計画したとジョージアの元大臣が語っているが、その背後にイスラエルとアメリカがいたことは間違いない。  

 

 調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュによると、その前年までにアメリカ、サウジアラビア、イスラエルはシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラをターゲットにした秘密工作を始めている。その手先になるのがサラフィ主義者/ワッハーブ派やムスリム同胞団である。この計画もロシアや中国は出てこないという前提で進められていたのだろう。 

 

しかし、2015930日にネオコンの世界制覇プランは破綻してしまう。リビアと同じように、アメリカ/NATOとアル・カイダ系武装集団(つまりサウジアラビアが雇った傭兵)の連携でシリアのバシャール・アル・アサド体制を倒そうとしたのだが、侵略勢力の偽情報はことごとく露見、930日にはロシア軍がシリア政府の要請で空爆を開始したのだ。すでに戦闘機でアメリカはロシアの後塵を拝しているが、カスピ海の艦船から巡航ミサイルで正確にシリアのターゲットへ命中させて西側を驚かせた。マッハ6から7で飛行、西側の防空システムは対応できないと考えられている弾道ミサイルのイスカンダルも脅威だ。

  

また、201511月には新型魚雷の存在がリークされている。これは潜水艦から発射され、遠隔操作が可能で、海底1万メートルを時速185キロメートルで進み、射程距離は1万キロに達する。先制第1撃でロシアや中国を壊滅させられるということが幻想に過ぎないことを示し、核戦争でアメリカは勝てないことを知らせようとしている。

 

 しかし、自分たちは世界の支配者になり、何をしても許されると信じて破壊と殺戮を繰り広げてきたのがネオコンであり、その宣伝部門が西側の有力メディア。1992年に始めた世界制覇プランが失敗に終わった場合、責任を問われるかもしれないと彼らは恐怖している可能性がある。


転載以上

 

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